魔法戦士
戦闘シーンがうまくかけないので意見がありましたらお願いします
ギエルたち雷神の一撃とパーティーを組んだ翌日、俺達はギルドに向かっている途中だった。
「波だー!!魔物が来たぞ!!!!」
門の付近を監視していた兵が叫んでいた。
「冒険者は至急門の前に来てくれ!」
招集がかかったみたいだ。
「なぁミュウ?速すぎないか?」
会議によるとまだ猶予はあったはずだとおもうが
「だね!でも行かなきゃ!」
「そうだな行くか」
ミュウと共に、ホクトを呼びに行きそれから急いで門に向った。
ホクトとミュウを連れもんにつくと、
「フェンリルだと!?早く倒すんだ!」
「もうおしまいだ……」
と言ってる奴らがいるが
「よく見ろ、従魔の首輪がされているぞ!あいつが噂の魔獣使いか……」
という奴らもいるみたいだな。ギエルたちを探していると、
「これがフェンリルかぁ~!強そうだな、リュート!」
ギエルが豪快な声で話しかけてきた。雷神の一撃の到着だ。
エナが話しかけてきた。
「リュート話は聞いてる?」
「何のだ?」
何のことについてだろうか?ランクSでも出たのだろうか。
「群れの中にランクAが2匹いるらしいのよ、それで2匹とも私たちが担当するんだけど分け方をどうするか相談したいのよ」
なるほどそういうことか。ギエル達はランクAパーティーだからリーダーを倒すのは当たり前的なやつだが俺達は違うということを気にかけてくれているんだ。
「分かった。頼みがある。俺は1人の方がやりやすいから、ミュウを預かってくれないか?」
「そんな!私もリュートさんと…」
ミュウが抗議してくるが、
「ギエルたちのところで勉強してこい」
俺が言うと、
「リュートさん気を付けて下さいね!後で褒めてくださいね?」
「分かった、頑張ったら一つだけ願いを聞くよ。ギエル達もいいかな?」
「いいぜ!ただし無理して死ぬなよ?」
言ってくれる。まだこんな所で死ぬつもりもない。女神の頼みもあるし。
「当たり前だな。死ぬ気なんてこれっぽっちもない」
「じゃあ行くか」
俺達は魔物狩りに出た。
ミュウ達と別れた俺はホクトにまたがった。
「いいかホクト、雑魚を飛び越えて無視して一気にランクAのとこまで向かってくれいいな?」
「ワォン!」
「それと俺が戦う時に雑魚を近寄らせないために片付けて置いてくれ」
「ワォン!」
ホクトが返事をすると、俺はホクトの胴体を軽く叩いて、ホクトに命令した
「行くぞ!」
「ワオーーーーン!」
ホクトが高く吠えて戦場を駆けた。
一瞬で魔物の前に到着したホクトはランクAがいるてあろうところに雑魚を飛び越えて向った。
「いたぞ!ホクト止まってくれ!」
駆けるホクトに命令して止まらせる。止まったホクトから降りて敵を確認する。
三つの顔を持ち口から火を出している。どう見ても、
「ケルベロスだろーーー!」
地獄の番犬とは、驚いた。
「ホクト雑魚は頼んだぞ」
だからこそ戦ってみたいと思った。
ホクトを雑魚に向かわせて、俺はケルベロスと対峙した。「ガルルガッ!」と唸り飛び掛ってきたが素早く避けて、後ろに回る。
「レッドベアーの時はホクトの瞬殺だったから楽しませろよ?」
俺はそういいながら、腰にささった【七星の剣】を抜いて、唱えた。
「【流水剣】、火にはやっぱり水だろ」
形状を刀にしたセブンズ・ソードに水を纏わせて構える。
「行くぜ!」
刀を横に垂れ下げた状態で踏み込み逆右袈裟に降って右の首を狙うがバックでかわされ、首から火の玉を飛ばしてくる。一つは避けて2つは流水剣を横に一閃する。
「【飛水剣】!」
水の斬撃を飛ばして火の玉を迎え撃つ。斬撃は二つの火の玉を切り裂きさらにケルベロスに向かう。
「グルっ!?」
まさか火の玉を避けられた上に反撃されるとは思ってなかったのだろう驚いて一瞬動きを止めた。
「そこだ!」
今度は十字に水の斬撃を飛ばす。が、持ち前の瞬発力で避けて、距離を詰めて前足の一撃を放ってきた。「グッ!」とっさに刀でガードするが思ったより重く後方に飛ばされてしまう。
「チッ!速いし、火の玉が面倒いな……動きを止めて高威力の技で止めをさすか」
集中して魔力を集める。そしてイメージする。相手に降り注ぐ水の矢を。
「【水矢雨】!」
合計50本にも及ぶ水の矢がケルベロスに襲いかかるが、その素早さで回避する。しかし、
「かかったな、【水圧封鎖】!」
ケルベロスに高密度の水でできた鎖が絡み動きを封じる。
「犬は鎖につながれてろ!そしてこれで終わりだ!」
手に持つ刀にアクアスラッシュと比べて多い過ぎる魔力を流し大きな水の刃をつくる。それを上段に構え、
「うをぉー!【流水斬撃波】!」
一気に振り下ろす。ザァンと音がして水のレーザーかと間違えるほどのエネルゲーが放たれる。地面がまるで粘土に刃が入ったように、切れていた。勿論その途中にいたケルベロスは真っ二つだ。
「ふう疲れたぁ~」
魔力を多く使ったリュートはその場に座り込んだ。すると、
「ワォン!」
ホクトが迎えに来ていた。
「さて向こうはどうなったかな?」
ホクトによっかかり、ミュウ達の方に思考を向けた。