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手招き  作者: キミノ
3/3

成功


 快晴にめぐまれトラブルもなく

 充実したツーリングの帰りでした。

 渋滞の時間にはまだ早く

 車はスムーズに流れ

 めずらしく日が沈まないうちに

 無事帰宅できるはずでした・・・。




 バイクツーリング

 それは

 ボクの唯一の趣味。

 これで体験したことを

 あなただけにお話します

 いつかあなたも

 同じ体験をするかもしれません。





 横断歩道の左側で信号待ちをしていた

 赤いTシャツの女の子には

 交差点に入る前から気づいていました。


 小学校3年生ぐらいでしょうか

 歌でも口ずさんでいるのか

 体を左右にゆらしています。


 青信号を再確認し速度を落とさず

 交差点に進入しました。

 すると

 何を思ったのか女の子がいきなり

 横断歩道に飛び出しました。


 フルブレーキをかけました。

 後輪がロックしバイクはやや左に流れ停止しました。


 両手で顔を覆いしゃがみ込んだ女の子が前輪の直前にいました。

 ケガがないか慌ててバイクから降りようとすると

 突然、女の子が両手をどけてボクを見上げました。


 その顔は

 あの首吊り女性の顔でした。

 前回同様、目をむいてキャハハハと声を上げて笑いました。


 気味の悪い笑い声を聞いて悟りました。

 今回は、車のほとんど通らない山中の道ではなく

 ひとケタの国道で流通の大動脈です。

 前回のように転倒して軽い打撲で終わるはずがありません。


 さっきから

 自分の悲鳴だと思っていたのは

 トラックのブレーキ音でした。

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