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手招き  作者: キミノ
2/3

失敗


 朝、目覚めると目の前に

 ブラブラ揺れる女性の首吊り死体が・・・なんて夢もみなくなり

 日々の生活の連続で

 あの忌まわしい光景も

 記憶のゴミ箱においやられたころ

 それはまた・・・。



 バイクツーリング

 それは

 ボクの唯一の趣味。

 これで体験したことを

 あなただけにお話します。

 いつかあなたも

 同じ体験をするかもしれません。





 気がつくとそこにいました。

 右サイドミラーに女性の顔が写ってます。

 思わず後ろを確認しましたが寝袋などの荷物がのっているだけです。


 うつむいたその顔色は青白く、長い黒髪は逆立ってます。

 

 停まってバイクを離れ、様子をみようと思いましたが

 戻ってもまだミラーの中にいたら、いくら愛車でも

 再びまたがる度胸はありません。

 それにまだ日が高いとはいえ

 交通量もなく携帯も圏外っぽい山中で

 幽霊がミラーから抜け出してきたら・・・。


 とにかく走り続けるしかないようです。

 しかも

 さっきからミラーの角度を変えようとするのですが

 スロットルから右手、今は左手も恐怖のせいか固まって動かなくなりました。

 もしかして

 人を驚かし事故をおこさせる霊かもしれません。


 運転に集中しようとして唐突に

 顔の正体がわかりました。


 と同じに


 ミラーの中の

 あのバス停の首吊り女性の顔が

 目をむいて

 キャハハハと声をあげて笑いました。

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