表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RATE  作者: 恵奏々香
3章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/46

3-4.再会

「大丈夫か?」




誰かが目の前で鉄球を受け止めている。




「あっちゃん!」




ハジメが先に気付いた。目の前には元クラスメイトの「栗田くりた あつし」が居た。




アツシは去年、関西へ転校してから連絡を取ってはいないが、以前はよく一緒に遊んでいた。




『アツシ何やってんだ?』




「そんな事より、これ何とかするの手伝ってくれへん?」




小柄なアツシ1人じゃさすがに厳しそうだ。




「僕も手伝うよ!」




何とか3人で鉄球を押し退けた。しかし、すでに巨人兵の間合いに入っていた。




「りっくん!後ろ!」




巨人兵は足を大きく上げた。そこにできた影は、俺たち3人を覆っていた。




バババババッ!




アツシはサブマシンガンを持ち、巨人兵を撃つ。




『ハジメも何かないのか?』




俺は役に立ちそうな武器もないので、指示を出すのが精いっぱい。




「うん。わかったよ」




ハジメは扇子を取り出し軽く仰いだ。




すると突風が起こり、巨人兵は後ろへ倒れた。




『よし、いまだ!』




俺たち3人は出口のほうへ走った。




「ハジメ…めっちゃ良いのもってるやん。なんで最初からださへんの?」




「いや、これ初めて使ったんだよ。武器って感じでもなかったから…」




出口に到着したが、先ほどの鉄球のせいで瓦礫まみれだ。出口も完全に塞がれている。




『ハジメ、扇子で何とかならないか?』




「やってみる」




ハジメは扇子で瓦礫を扇いだ。少し動くだけで、出口は相変わらず通れない。




「やっぱりだめだね。瓦礫は攻撃対象にならないから、あまり効果が出ないみたい」




ウェポンだから当然か。するとアツシが自身に満ちた表情で言った。




「しゃーない。まかせとき」




アツシがスキルを発動した。




「これは3分しか持たへんから、一気にいくで!」




【ビーストハンター ザック】


<スキル:ビースト・ホールド>


<発動すると両手が猛獣なみに強化される。効果は3分。クールタイム10分>




アツシは次々と瓦礫を投げ飛ばす。




「どんどんいくでー!ちゃんとついてこなー!」




俺とハジメもダッシュでついていく。




あっというまに瓦礫を通り越し、出口にたどり着いたが、目の前には巨大な扉。




アツシはもうスキルが使えない。




「クールタイムやわ」




『あぁ、ありがと。あとはこの扉をどうするかだな』




俺たちは何度も扉を押してみるが、びくともしない。




「ん?なんやこれ?」




アツシがスイッチらしきものを押した。




ゴゴゴゴー ゴゴゴゴー ゴゴゴゴー




扉がゆっくりと開いていく。




すると奥に分岐した道がある。




「なんやこれ、道が二手にわかれとるやん」




どちらに進むべきか。




『分かれるか、一緒に行くか』




「どっちにしろ出られる保証はないから、3人でいた方がよくない?」




「そやな。どっち安全とか限らんなら、二手に分かれる意味ないわ」




今は一緒に行動するのが吉だな。




『わかった。右と左、どっちがいい?』




「そんなら右いこか」




しばらく歩くとまた道が分岐している。




「左はどないや」




左の通路を選ぶ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

▼現在のランキングを確認する▼

ランキング

面白いと思ったら、下の【☆☆☆☆☆】から評価をお願いします!

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ