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プラトニック  作者: 島 尚夏
第一部
1/3

一話

読んでいただけると嬉しいです。

第一話

 みんながそわそわしていることは、教室の前の方に座っている俺にさえ伝わってきた。地面を擦る上履きの音、止むことのない話し声。

 それも無理はない。

 明日から、ゴールデンウィークが始まる。

 担任の谷松先生も、それを知ってか知らずか、なにやら失笑していた。

「うーんとまあ、明日からゴールデンウィークが始まるが、羽目を外しすぎないようにな。遊ぶなとは言わんが、もう君たちも、高二だ。大学受験をすると決めた人は勉強をする、部活がある人は部活を頑張る。それぞれこの猶予時間を有意義に使うように」

 それでもサッカー部の連中が私語をやめなかったから、先生は注意する。

「ほれ坂本、俺今なんて言ったんだ」

「す、すみません!」

 やべっ、という顔をしながら、答えにならぬ答えを彼は返した。

「……ったく。そんな調子だと、彼女できないぞ〜」

「先生、オレ彼女います!」

「えぇえええええ!」

 クラスメイトの半分くらいが大声を上げたので、教室が揺れた。サッカー部の女子マネが一人、耳を真っ赤にしている。

「っかぁー。そういうところだけは、ちゃんとしてるんだからなぁ。まあいい、連休明け、またみんなが元気な顔を見せてくれたら先生はそれでいい。じゃ、号令」

「起立!」

 委員長が、凛然とした声で号令をかける。

 終礼が終わった後も、連休前の気持ちのはやりと、クラスメイトのゴシップで、教室は異様にざわついていた。


 特段いじめられているわけでも、はぶりにされているわけでもない。ただ、部活に入っていないというそれだけの理由で、俺には一緒に帰る友達がいなかった。

 今から直帰しても、なにもやることはないので、図書室でぐーたら時間を潰すことにした。読書は時間を忘れさせてくれる。

 図書室は三階にある。透明なガラスで隔離された自習スペースでは、高校三年生とおぼしき学生たちが熱心に勉強を始めていた。中には、真面目で有名な同級生も混じっている。よくそんなことができるなぁと感心してしまった。

 我が高校の図書室は広くも狭くもなく、非常に居心地がいい。もちろん、詰め込み勉強界隈が殺到する、テスト期間を除いて。

 推理小説のコーナーへ。今読んでいる小説は、全六巻で、最後の二巻をゴールデンウィークに読もうと、手に取ってみた。これから謎解きパートに入るらしく、さすがに心が躍る。

 カウンターに向かうと、パソコンをいじくる図書委員に対して、何やら言い寄っている女子生徒がいた。

「くるみちゃん、だめ?私、どうしてもGW中に読みたい本があるの」

「だめです、本仮屋先輩。私も十冊ぐらい本読みますし、他人の学生証で借りるなんて」

「えー、ほんとにだめ?」

「だめです」

「ほんとに、だめ?」

「だめだっていってんだろがぁぁぁぁ」

 キレのあるツッコミが、図書室にこだまする。静かな図書室はどこへやら。

 おそらく、なんらかの理由で本を借りることができない女子生徒が駄々を捏ねているのだろう。くるみと言われている方は見たことのある顔だから、もう一人は三年生かな。

 見るからに関わらないほうが良さそうな匂いがぷんぷんとしたので、回れ右をして、おとなしく本を読むことにした。のだが。

「あれ、きみは黒原てつやま……くんだよね、そうだよね」

 駄々を捏ねていた女子がこちらに声をかけてきた。

 面倒ごとに巻き込まれたくない気持ちは、確かにある。

しかし、不完全にとはいえ、どうして俺の名前を覚えているのかという好奇心が勝り、返答してしまった。

「はい、僕は黒原鉄山(てっせん)です。読みにくい名前ですみません」

「あーやっぱりそうじゃん、私のこと、知ってる?」

 名前を間違えたことにはノータッチか。

 もう一度顔をよく見てみると、すぐに思い当たった。

「あ、図書委員の人ですね」

「そう!正解。私は図書委員の、本仮屋茉莉(もとかりやまり)

 図書委員だから、よく本を借りる俺の名前を、知っていたのだ。正確には名前の漢字を。

 にしても、自分の肩書きに委員会を使う人は珍しい気がする。

「今の私の状況を説明してもいいかな」

「……はい」

「私は、本を返す期限を、一日過ぎてしまいました」

「はい」

「よって、後一日、私は本を借りることができません」

「はい」

「でもGWにたくさんの本を読みたいです」

「なるほど」

「そして」

 本仮屋先輩は、図書館のPC内で俺の名前を検索し、俺が残り何冊借りられるか確かめたようだった。さすが図書委員、慣れた手つきだ。

「君は今、ゼロ冊借りている状態で、これから手に持っているその二冊を借りるだろうから、上限の十から二を引いてあと八冊のキャパがあるというわけなのです」

「そうですね」

「うん。じゃあ、君が、この誠真学園随一の漢だと見込んで、一つ、お願いがあります」

「なんでしょうか」

 おおよそ検討はつくが、念のため聞いてみる。

本仮屋先輩は、なぜか自信満々、余裕綽々の表情でこう言った。

「私に学生証を借してくれない?」



「私の苗字の『もと』はね、本って字を書くの。本好きの私にぴったりだと思わない?いやもしかしたら、苗字がそうだったから、私が本を好きになったのかもしれないんだけど。でも、読み方は『もと』なの。なにかこの、ニアミス感もたまらなくいいんだ」

「暇なんですね、先輩は」

「失礼ね、こう見えても高校三年生、れっきとした受験生なんだぞ」

「説得力がない、なさすぎる」

 俺の同級生のくるみちゃん(ほとんど喋ったことない)は、大層あきれた様子で、貸し出しの手続きをしてくれた。そして経緯は何であれ、俺の学生証で無事に本を借りられた先輩は、「少年、ジュースを奢ってやろう」と言ってきた。それで着いていって、ジュース(実際にはカフェオレを奢ってもらった)をもらって解散の流れかと思いきや、いつのまにか同じ場所で本を読む流れになっている。

 つまり先輩は、勉強ではなく読書をしている。なんなら今は俺とおしゃべりしている。

「ちょっとしたリフレッシュだよ。あーんな狭い箱の中で勉強していたら、息ができなくなりそう。飲食も禁止だし」

 確かに先輩の前にはいちごミルクが置いてある——

 屋上庭園は、食堂の上にある。上、というのは二階という意味ではなく、食堂の建物の平らな屋根がそのまま一つのスペースとなっているのだ。吹奏楽部の練習、軽音部の少し気取った練習、飲食、イチャイチャ、もはやそこはなんでも許される場所だった。真ん中にはそれなりの木が一本植えられていて、その周りに、どこか現代建築を思わせるような木製の机と椅子が、一定の間隔で設置されている。

『屋上庭園』と初めて聞いたときは、天空に佇む神々の楽園をイメージしたものだが、現実味のあるこの屋上庭園は、嫌いじゃない。学校のHPの宣伝材料になっていることもあり、よく整備されているのもポイント。

 机に、本とそれぞれの飲み物をおいて、俺と先輩は並んで座っていた。まだ湿気のない風が、時々顔を触っていくのが気持ちいい。カフェオレも美味しい。

「ていうか君、名前がものすごくめずらしいね。てっせん、だっけ。よく間違えられるんじゃない」

 靡く髪を抑えながら、先輩は言った。

「そうですね、せいぜい、「てつのやま」とか。今まで一番迫ったのは「てっさん」ですね」

「じゃあ私が初めて一発で読んだ人間か」

「あなたは、超あるあるの読み間違いをしてましたよ」

「そうだったかな」

「……はい。それを言うなら、先輩の苗字も、かなり珍しいですよね」

「まあそうかも。私の地元では、結構多いみたい」

「地元……って、先輩は出身、別の県なんですか」

「うん。高校入学のタイミングで、こっちに引っ越してきたんだ」

「あ、そうだったんですね。どうですか我らが誠真学園は」

「我らが誠真学園は、とってもいい学校だと思うよ」

「僕もそう思います」

「二月のマラソン大会で山走らされるのだけは、嫌すぎるけど」

「かーわかりますそれ。あれ普通に十二キロぐらいあるらしいですよ全部で」

 周りに平坦で安全な田舎道があると言うのに、どうして山を走らせるのか。

「あ、やっぱ長いね。でもテニス部とかバドミントン部の人、めっちゃ早いよね」

「そうですね、監督がノルマ設定してるらしいです」

「だから血眼になって走ってるのか」

「はは、確かにそんな感じですね。まあでも、その甲斐あってかテニス部とかは全国大会常連ですからね」

「あー確かに、表彰されてるね。あ、表彰といえば、毎回作文コンクールで表彰されてる生徒の名前を覚えてる?」

「……覚えてないです」

「そっかー覚えてないよね。あれはね、私なの。みんな総体やらインターハイやらウィンターカップやらに夢中で、私のほれぼれするような作文の凄さになんて、目も向けてくれないんだからさ」

 言い終えた後にいちごミルクを一気飲みしたところをみると、相当気にしているようだ。……ストローの一気飲みだったので、二十秒ほど間の悪い間を味わったけど。

「す、すごいですね。文章書くの上手いんだ」

「まあ人権作文とか俳句とかがほとんどで、長い文章を書いたことはないんだけどね」

「でも現代文とか得意そうですね」

「まあ得な方ではあるかな」

「ちなみに、本仮屋先輩の成績ってどんな感じなんですか」

「そうだね、どんな感じだと思う?」

「成績は一旦置いといて、質問に質問で返すタイプの女子だってことはわかりました」

「さっき読んでた本に出てくる女の子がそうしてたからさ」

「その女の子のキャラどんなんでした?」

「なんちゃって天然あざと系女子」

「ヘイトの温床すぎる!」

 そういうキャラの素顔が明かされるエピソードとかが、案外アツかったりする。

「まあでも、成績は良い方だよ」

「なるほど」

「下から数えた方が遅いかな」

「上から数えた方が早い、ですね。それだとあんまり賢そうに聞こえないっす」

「あそっかそっか」

 たまにボケてくれるから、こちらとしては話していて楽しい。

 先輩は、ピースサインをみせるみたいな笑顔で、指を三本出した。

「三番なんですか⁉︎」

「三十番くらい」

「……ぜ、絶対三番の流れだったのに、案外控えめ順位が味を出している!」

 学年全体で百五十人はいるから、三十番でもなかなかすごいのはそうなんだけど。

「黒原くん、顔に『微妙』って書いてあるよ」

「そ、そんなことないですよ!めちゃすごいです!」

「ありがとう、じゃあ今度は、黒原くんの成績を聞かせてもらってもいい?」

 それを聞かれると、俺としてはお手上げだ。

「えーっと、その、あ、そうですね、上から数えた方が遅いです」

「どうしたの、ワースト十番常連みたいな髪の毛をしているけど、何かあったの」

「髪の毛で成績なんてわからないでしょ!でもワースト十番常連は合ってますよ……」

「やっぱりねー。まあ、そう気を落とすことでもないと思うけどね。高校二年生の成績なんて、なんのあてにもならないから。私だって去年の成績は……そんなに……うん……まあ普通ぐらいだったし」

「無理やりのフォローが一番効くんですよ!」

 俺とて、このままではお先真っ暗なことくらい、自覚している。

 だがしかし、勉強は好きになれない。

「いやでもさ」

 先輩は少し先を見ていた。

「べつに、勉強なんてしなくていいと思うな」

「……え」

「勉強なんてしなくていい。部活だってしなくていい。もちろん、してもいいけど。何かをやるにしたって、頑張ってもいいし頑張らなくてもいい。努力しただけ、たしかに成果がついてくる。成績も上がるかも。でもそれがないからってなんにも悪いことじゃない」

 表彰、という成果を出している先輩が言うからこその説得力か。

「結局、『学生時代なんて一瞬だから、時間を大切にしなきゃ』っていうのはね、学生時代に後悔を残した大人のエゴだと、私は思う。別に、時間を無駄にするのも、いい思い出じゃない?友達とフードコートで一生喋るとか、自転車で回り道しまくって帰るころには日付変わってるとかさ。そういう無駄な時間でしかできない会話もあれば、経験もある。そういう思い出が、人生にとってかけがえのないものになるかもしれないから」

 自分に言い聞かせているようにも聞こえた。

「一番大事なのは、後悔しないこと」

 きっと俺は、このままじゃ後悔すると直感した。

 夢を追う、という言葉が、自分にとっては言い訳や逃げ場所になっている気がした。

 何か変えないと。

 そう思って考えを巡らせていても、何も思いつかない。カフェオレの成分表示をみることしかできなくなっているところで、先輩がひょいと持ち上げた。

「空じゃん。じゃ、これ捨ててくるね」

「あ……どもっす」

 先輩は、自販機近くのゴミ箱へ向かったようだ。

 手前に見るべきものがなくなり、だからといって本を読む気にもなれず。目線を上げざるを得なくなり、そして映ったのは、嘘のようなパノラマだった。

 我が高校、私立誠真学園は、わりかし標高の高いところに位置している。チャリ通の俺は、雨の日を除き、行き道には汗をだくだくと流しながら、通称「心臓破りの坂」を駆け上るのだ。そのご褒美として、帰りはその坂を、ノーブレーキで駆け下がる。

 そんな、高台にある学校の、屋上庭園からみる街並みは、ともすればそれをミニチュアと見間違えてしまうくらいに、無機質だった。あそこに見える、ビルの間を這うようにして進む車が、実は大きなエンジン音を掻き鳴らして道路を滑走してるとは、到底考えられない。

 しかし、そのもう少し上に目線を滑らせれば、馬鹿みたいな顔で馬鹿みたいなことを考えている俺なぞ、からきし眼中にもないと言った具合に、山々がそびえたっている。それらは秋になれば、赤黄に紅葉し、冬には一度、裸になる。変容する。街並みとは打って変わって、文化的かつ観念的な要素を併せ持つ自然に、俺の心は酩酊し──

「どぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 首に鋭い刺激が走った。

戻ってきた先輩が、冷たい飲料を俺の首筋に当てたのだった。

 背後からの痛恨の一撃に驚きを禁じ得なかった俺は、その拍子に、膝を強く打った。そして俺の膝は、「がぱきゃ」という聞いたこともない音を立てたのだった。

 膝をさする俺を前に、先輩は笑いを噛み殺している。

「な、なにするんですかいきなり……びっくりしたっすよ……ぃてて」

「ごめんごめん、どこか打った?んー、大丈夫、胸を張りたまえ。男の傷は、男で癒せという格言もあるから」

「もうそれ何のフォローにもなってないですよねぇそれ!」

「あー間違えた、なんだ、男の傷は勲章……だったっけ。まあいいや。はい、これ」

 そう言って先輩は、両手に持っている新しい紙パックのうち、片方を俺に渡した。

 さっき俺が飲んでいたカフェオレを、もう一度買ってくれたようだ。

「これ……またくれるんですか」

「そうだよ、私いま、気分がいいから。それに、こんなに天気もいいし、読書のお供にソフトドリンクでもあった方がいいと思って」

「ほぉ……う、あ、ありがとうございます。ごちです」

「たまには先輩面させてもらっても、ばちはあたらないよね」

「今日知り合ったばっかですけど、そうですね」

「今日知り合った──ね」

 先輩がため息混じりに、そしてあからさまに含みを持たせた言い方をしたので、あえてフル無視することにした。

「いや、ほんとに聞こえないぐらいの音量で言わせてもらうと、どうせいただけるのなら別の飲み物の方がテンションが上がったんですけどね」

「そうだね、とても聞き取りやすい声量で話してくれてありがとう。いらないなら、返してくれても全然いいよ。私いま、喉乾いてるから」

「もちろん嘘ですありがたくいただきます」

「それか、これと交換でもいいけど」

 先輩は、いちごミルクのストローを咥えながら器用にしゃべった。くちびるのピンクが、とても綺麗だと思ってしまったことについては、もちろん言えるわけがない。

 ちなみに俺は不器用だから、よくストローを水没させている。

「いや……それは申し訳ないというか何というか……」

「黒原くん、君は何か、勘違いをしているようだけど、ストローは交換しないよ。パックを交換するだけ。もしかして、私との間接キスができるって思ったりはしてないよね?」

 図星。

「ま、まさかそんなことはないですよ、はい。まあとりあえず、これをありがたく頂戴します」

「ふーん」

 本仮屋先輩はそう言うと、おもむろに本を開き、そして読書を始めた。私はもう本を読むのでしゃべりかけないでくださいというオーラを纏っていた。

 そもそも、屋上庭園に来たのは、お互いに読みたい本を読むためだったことを思い出し、俺も、推理小説の謎解きパートを読み進めることにした。


「じゃ、私はそろそろ帰るよ」

 十八時に迫ろうというとき、先輩は、パタンと本を閉じた。

「あ、わかりました。僕はもう少し、ここで本を読んでいきますね」

「ほう、黒原くんも、つくづく本が好きなんだね。ちゃんと勉強すれば、成績はあがるよ、読書は勉強に有利だからね」

「お世辞だと思って、受け流しておきます」

「私はあまり、お世辞を言うタイプじゃないよ、まあ、またいつか会えたら、その時は今日のお礼に、君の家庭教師になってあげてもいいから」

「僕の部屋、汚いですよ」

「家庭教師は比喩表現というか、勉強を教えるっていう意味……なんだけど」

「え」

「前言撤回、もっと本を読みなさい」

「……わかりました。てか、帰るの早いですね、今日の最終下校、いつもと同じで十九時ですよね?」

 若干、先輩はためた。

「今日は金曜日だよね。最近のテレビ番組はコンプラやら何やらで随分おとなしくなったけど、金曜日の今日だけは、みたいテレビ番組があるんだ。私の人生は、その番組にかかってると言ってもいい」

「そ、そうですか」

 早口と気迫に、俺は一瞬、気圧された。

 先輩は、スクールバッグを肩に下げる。

「またらいせ」

「??……またらいせ?」

 最後に何かの呪文のような言葉を残し、先輩は出口の向こうに消えていった。

 先輩の姿が視界から消えた後、まるで嵐が過ぎ去ったかのような感覚になり、それが消えた後、俺は再び、本を開いた。


 そして、家に帰ってから気づく。

 学生証、返してもらってねえじゃないか。


  *


ここまで読んでくださってありがとうございます。

続きもどんどん上げていきます。

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