新しい朝が来た
昨夜はドタバタした後、リビングのソファにカッパのキューを寝かしつけて、僕も何かあるといけないからと、リビングで就寝する事にした。
カッパはキューと名前を付けられて、とても喜んでくれた。
それが嬉しくて大はしゃぎし、満腹になった事もあってか、すんなり寝てしまい、何事もなく朝を迎えた。
僕が起きた時間は5時半過ぎ。
凰哦さんは重役出勤が出来るのだけれど、健康の為とか言って、6時過ぎに起きてくる。
その前に、朝食の用意をする為に、僕は先に起きて、朝食後に2度寝が、毎日の習慣。
でもこれからは、キューが家族になったので、2度寝は出来なくなりそうだね…。
そんな事を思いながら、キューの寝姿を拝見してみる。
僕の想像では、甲羅の中に潜って、寝るのかと思い描いてたけど、全く違っていたんだよ。
甲羅を下にして、仰向けで寝て、甲羅のカーブで、揺り籠のようにユラユラしてるかと思えば、“ウェッ”っと揺れで吐きそうな声を出したり、うつ伏せになったり、泳いでいる夢でも見ているのか、手足をパタパタさせてたり、寝言で“うまうま…美味しい…”とか、コロコロ変わるのが、何とも愛らしいのですよ。
さっきまで見てた夢が、いつ食べ物の夢になったんだ?と、クスクス笑いながらいたら、後ろからもクククッと笑う声が聞こえて振り返ると、凰哦さんがいつの間にか、僕の後ろでキューを見ていた。
僕はキューを起こさないように、小声で
「ビックリした〜、おはよう…って凰哦さんいつからいたの!?えっもしかしてもぅ6時?」
蓮輝の質問に、凰哦も小声で
「おはよ!いやまだ6時にはなってないよ。今5時50分くらいだ」
「あっそうなんだ、6時前なのにもぅ起きてきたんだ?」
「あぁ、キューの事が気になってな…でもそのおかげで、キューの寝姿見れて良かったよ。可愛いもんだなぁ〜、ちょっと寝相は悪いけど、面白い夢でも見てるみたいだし、観察してて飽きないな!」
「だよね〜!見てて飽きないから、起きてからずっと見てたよ…って5時50分!?えっ20分も経ってる?そんなに見てたの僕?ごめん、今直ぐ朝食作るから!」
慌ててキッチンに向かおうとするけど、凰哦さんが
「いや今日はゆっくりすればいいさ、俺も仕事休むから、キューが起きそうになってから作ればいいぞ」
「あっそうなんだ、珍しく仕事休むんだね?いつもは熱が出ても行くのに、どうして?」
「流石にこの状況で仕事する気になれないさ、キューの事色々考えて、仕事が手につかないって!それに蓮輝、お前1人にキューの必要な物揃えるのは大変だろ?だから後2、3日は、仕事休むつもりだ」
そんな風に、真面目な事言いながら、親バカなデレデレ顔になっている凰哦を見て
(いやただ単に、キューの事が可愛くて、離れたくないだけじゃん!部下とか普段の凰哦さんを知ってる人に、そのデレ顔してるの見られたら、絶対驚かれるって事分かってないよね…)
そんな事を思うのだが、ポンコツのままいてくれれば、面白い事が起こりそうなのになぁと思った。
「ポンコツじゃないぞ!」
小声で、蓮輝の心の声にツッコむ凰哦。
やめてよね!人の心読み当てるの!心臓が止まるかと思ったよ…。
「声にも出さないとは、フッ驚いて心臓止まりかけたか?」
だからやめてってば!朝から怖いよ本当…。
「無理だから諦めろ!既に長年の習慣だ」
…はい!そうします!…
少しでも心読まれないように、朝食の用意しよっと…
「取り敢えず、僕朝食作るね…その間に顔を洗うなりしてきなよ!分かった?」
少しの反抗を加えて、強気で凰哦に言うのだが、凰哦は、幼い頃から蓮輝の事を見てきてたので
(本当、子供の頃から変わらないなぁ、そういうところは…)
何時迄も変わらない蓮輝に、感慨深くなり笑みをこぼす。
「あぁ分かったよ、それじゃ顔を洗ってくるよ」
そう言って洗面所に向かう。
僕は、いつものようにテキパキと、朝食の用意をするのだったが、昨夜の事を思い出し
(そう言えば、キュー…僕達と同じ物食べても大丈夫なのかな?また昨日みたいに、お腹痛くなったりしないかな…)
そう思うと、手が止まって考え込んでしまう。
取り敢えず、今有る食材のチェックする為、冷蔵庫を開けて吟味する。
う〜〜ん、どうしようかなぁ〜と悩んでたら
「何だ?まだ作って無いのか?冷蔵庫も開けっ放しで、何悩んでる?」
凰哦が、不思議そうに聞いてきた。
「いやあのさぁ、キューの事なんだけどね、僕達と同じ物食べても大丈夫かな?って、また昨日みたいにならないかな?…と、悩んでたんだよね〜…」
蓮輝の言った事に、確かに!と
「そうだったな、確かにそれは悩むな…でもしょうがない、今しばらくは、ある物で済ませるしかないな…」
「だよね…見当もつかないから、サラダとか野菜をメインにしてみるよ。イメージ的に、キュウリ食べてるのしか、思い浮かばないもんね〜」
「正にそれっ!俺もそう思ったよ。だから、蕎麦とかケーキ食べるなんて、結構衝撃的だったな。後はキューに聞いたり、カッパについて調べてみるか…」
そう話がまとまった事で、いつものパンとベーコンエッグに、カットフルーツと多めのサラダを用意した。
う〜ん、もう一品なにかニクニクしいもの無いかなぁ〜、朝からガッツリお肉とは思わないけどね〜、な〜んかちょっと肉気がね…欲しいね…。
あっそうだ!冷凍のナゲットあったんだ、それ出して食べよ〜。
本当はフライヤーで揚げたかったけど、今日はレンチンでいいっしょ!
よし出来た!さて運ぶか〜!とリビングを見ると、カッパのキューを満悦至極…違う、満悦至福そ〜〜〜うに、人に見せられない程のデレ顔で“あぁ〜可愛いよなぁ〜”と呟く凰哦がいたんですわ。
人がテキパキ朝食作ってる間、ずっとこの状態だったのかと思うと、堅物だと思われているあの凰哦さんをダメにする、キューのキュートさが恐ろしい…。
ダメ、キュート! 危険キュート! キュートは人を骨抜きにします!
そんなキャッチコピーのポスターが、頭の中で出来てしまいました。
「…凰哦さん、その姿写真に残そうか?そして部下に見せようか?…いつまでそうしてるつもり?朝食出来たんだけど…」
脅してでも、さっさと通常の凰哦さんに戻ってもらわないと、この先が思いやられるよ…。
「ちょっちょっと待ってくれよ蓮輝!やめてくれ!その脅し!ちゃんとするから!…頼むからな…お願いだよ…」
「あっそう…それじゃ運ぶの手伝ってよね。その間にコーヒー淹れるから、あ〜キューはアップルジュースでいいかな?…迷うなぁ…」
キューの飲む物にも、気を遣わないとね。
コーヒーを淹れてる間に、凰哦さんが全て運び終えたので、そろそろキューを起こしてもらおうかな?
「凰哦さん、キューを起こしてよ!寝姿可愛くてまだ見てたいけど、ご飯も出来ちゃったし、起こしちゃってよ。お願いね!」
「…もぅ起こしちゃうのか…?」
「写真…」
「はい了解!直ぐ起こすから!」
「起こした後、キューも顔を洗わせてきてね、よろしく頼むよ!」
「はいはい了解!…蓮輝…何だか今のお前、お母さんみたいになってるな〜」
「要らない事言わなくていいから!ほら早く!」
「ハハハッやっぱりお母さん化してるぞ!ハハハッ」
まさか凰哦さんに揶揄われるなんて、思いもしなかったよ。
凰哦さんは、笑いながらキューを優しく起こして
「おはようキュー、まだ眠いだろうけど、そろそろ起きようか?朝ごはんも蓮輝が用意してくれたぞ。それともまだ寝てたいか?」
寝ぼけ眼でまだ頭が回ってないのに、ご飯の一言で一気に目が覚めるキュー。
「ご飯たべるー!僕起きる!ご飯〜」
キューの食べ物に対する、がっつく程の情熱は、最早執念にも思えるのは僕だけじゃないよね?
本当、犬の様だと思っちゃうよ。
凰哦さんも、笑いながら呆れているみたい。
「それじゃキュー、ご飯食べる前に、顔を洗いに行こうか?」
「顔を洗うのぉ?」
「そうだよ、朝目が覚めたら、顔を洗って眠気を覚ますんだ。それからご飯を食べるんだよ」
「…そうなのねぇ、キューご飯食べるからぁ、顔洗っちゃうん」
「よぉし!それじゃ洗いに行くか!」
キューは凰哦と一緒に、洗面所へと向かう。
流石凰哦さん、長年僕の父親してくれたからか、キューに対しても、しっかり父親してるなぁ〜。
まだお母さん達が生きてた頃、まだ幼い3歳頃の僕にもそうやって、優しく教えてくれたっけ。
あの頃の僕は、凰哦さんをどんな感じで、名前を呼んでいたんだっけ?
叔父さんって言い始めたのは、確か…引き取ってくれた辺りだった気がする…。
今度それとなく聞いてみよ〜、また1つ聞く事が出来たね。
よし、コーヒーも淹れ終えたから、僕も顔を洗いに行ってこよう。
「ごっはん!ごっはん!ごっはごはん〜!(×2)」
キューが歌いながら戻って来た。
「凰哦さん、これどうしたの?何処か聞き覚えのある歌なんだけど…?」
「ハハハッいやなに、お前が幼い頃に、よく口ずさんでいた歌を教えたんだ。幼い頃のお前は、何処で覚えたのか、自分で作ったのか分からないが、朝食前とかには、必ず歌ってたんだぞ」
「そうだったっけ?覚えてないや…でもその歌を今度はキューが歌ってくれるんだね、なんか嬉しいなぁ」
「顔洗いに行くんだろ?コーヒー運んでおくから」
「あっありがとう!それじゃヨロシク〜」
ごっはん!ごっはん!ごっはごはん〜かぁ、本当懐かしいなぁ〜、あの続き確か…
「きょおは〜どんな〜ごっはんかなぁ〜、昨日と同じ〜◯◯だ〜…だったかな?前の日のメニューを◯◯に入れてたんだっけ?まぁいいかぁ」
リビングから、歌ってないで早く顔を洗ってこいよーと、凰哦さんの声がするが、取り敢えず無視!
鼻歌交じりで顔を洗い、リビングにもどり
「お待たせ、それじゃ食べようか」
「さぁキュー、食べる前の挨拶、覚えてるか?」
凰哦さんが、ちゃんと出来るか聞いてみる。
「うん!できるよ〜ぅ!いたたそうます!」
ブハァッ!
偉いぞキュー!ちゃんと笑いのツボ、分かってるじゃぁないの!
やっぱり間違えて覚えているんだね〜。
凰哦さんも、必死に笑いを堪えながらって笑ってるけど、真面目に話す為にキューを真っすぐ見て
「違う違う、ちょっと間違えてるぞ、い・た・だ・き・ま・す…だ。もう1度言ってみなさい、い・た・だ・き・ま・す」
「い・た・だ・き・ま・す」
「そうだ!よく出来たな!偉いぞ〜」
凰哦は、思わずキューの頭を撫でてしまう。
それを見た僕は咄嗟に
「カッパの頭って、水が入った大切な皿でしょ!!触ったらキュー嫌がるんじゃ?」
少し大きめの声で撫でる凰哦さんを止めて、凰哦さんも“あっ!”ってなってキューを見たらさぁ
「ケヘッケヘッ、良い子良い子されたぁ〜、ケヘヘヘヘ〜ェ」
と、嬉しそうに喜んでいます!
何故か凰哦さんも、あっ!てなってたのに、ナデナデが止まらないみたい。
しかも、あぁ〜極楽〜みたいな顔をして、幸せそうなのですよ。
はい分かりました、そのまま天に召されて下さい。
向こうで、お母さん達にヨロシク言っといてね〜
「写真…」
その一言にビクッとなり、やっとこの世にお戻りになりました。
「マジでやめてくれ、いややめて下さい!お願いします!…でもこいつの頭、メチャクチャ触り心地が良いんだよ〜、皿でも無いし、水も無いんだよ…」
へぇ〜そうなんだ〜、僕も後で触らせて貰おっと。
「まぁもういいからさ、早く食べよ?…それじゃキュー、練習がてらに言ってみようか?いただきますを」
「うん!い・た・だ・き・ま・す」
2人は、教えられたままを覚えて言うキューに、クスクスっと笑いながら
「よく出来たね!」
「よし!今度からキュー、お前がご飯の挨拶をしてから食べる事にしよう!分かったかな?」
凰哦さんの突然作った決まり事に、キューは
「うん分かったよぉ〜!」
と、笑顔で答えたんだ。
「それじゃキュー、挨拶お願いね!では〜キュー!」
「い・た・だ・き・ま・す!」
僕達も
「「い・た・だ・き・ま・す」」
このやり取りで、既に30分は過ぎてたけれど、こんなに楽しい朝食は、今迄無かった気がする。
僕が幼い子供の時に、両親はどう思ったのかな?
今の僕みたいに、楽しいと思ってくれてたのかな?
子供時分の僕は、キューみたいに両親を笑わせてたのかな?
凰哦さんと暮らし始めて、毎日普通に楽しいと思ってるけど、本当に無垢な子供の様なキューに、まだ2日だけなのに、こんなに沢山笑わせてくれる幸せ、ハラハラする幸せ、キュンキュンさせてくれる幸せ、いろんな幸せ、沢山の幸福感を味合わせてくれるなんて、本当に出会えて良かった。
だから尚更、亡くなった両親も同じ気持ちでいてくれてたのかと、ちょっと感傷にふけっちゃった…。
元気にパクパク食べるキュー。
今のところ、昨夜みたいになってないから、キューに合わない物は無かったのかな?
よし、ちょっと探りを入れてみよう。
「ねぇキュー、色々聞きたい事有るんだけれど、聞いても良いかな?ご飯食べ終わってからでもいいから、キューの事、聞かせてくれる?」
キューはパクモグパクモグさせながら
「ゔぃいやぉ〜…」
食べながら喋るから、ニュアンスしか分からなかったが、いいよと言ってくれたみたい。
でも、鷲掴みで食べるわ、喋って口の中の物飛ばすわで
「キュー、食べながら話するのはやめておこう。それと、お前も手で食べるんじゃなくて、箸は無理でも、せめてスプーンで食べれる様にならないとな」
凰哦お父さんが発動しました。
スプーンって何?と言おうとしてたので、直ぐさま
「今回はいいから、先ずしっかり食べなさい。食べ終えたらご馳走様して、手を洗いに行こうな」
また喋って口から飛ばすのを阻止し、キューもコクンと頷いて、嬉しそうに食事に専念する。
さぁ僕達も、早く朝食食べ終えよう。
楽しい朝食は、何だかんだと、あっという間に終わっちゃった。
凰哦お父さんが、キューを洗面所に連れて行き、手と食べカスで汚れた顔を洗ってくれた。
その間に食器を洗い片付けて、タバコを手にして庭に出る。
一服しながら、キューに聞く事のリストを考えてみると、結構アレやコレやと浮かんでくる。
まぁ最初に聞くのは食べ物の事なんだけどね。
タバコを吸い終わり、リビングに戻って座るなり、キューに話し掛ける。
「ねぇキュー、さっき聞きたかった事、今聞いてもいい?」
凰哦お父さんの膝の上で、凰哦さんと遊んでいたキューが、無言で“うん”と頷いたので
「ねぇキュー、今度から凰哦さんの事、凰哦パパと呼んであげてくれる?」
凰哦は、キューに聞く内容は食べ物の事だと思っていたので、突然蓮輝が全く違う内容を言うので、度肝を抜かれてしまう。
「おっおい、蓮輝!ななっ何突然、違う事聞いてるんだ!?」
「えーーーーぇっ、何今更言ってんの?もう既にお父さんしてんじゃん!別にいいんじゃんよ〜、凰哦さんもそう呼ばれてみたいでしょ?ねぇキューぅ…」
「おおぉおま、お前…おっ俺はべっ別に、そっそそそんな…」
「凰哦パパァ?うん!分かったー!凰哦パパ!」
ズダダダズキューン!!
キューに心撃ち抜かれた凰哦さんは、予想通りにパパの響きを頭の中でリピートさせて、至福過ぎて昇天しそうになっていた。
ただ予想外だったのは、余りにも嬉しすぎたのか、上を見ながらツーっと涙を流していた事。
面白いものが見れるかと思ったけど、ここ迄になった凰哦さんを見た僕は、ちょっと引いてしまいました。
「それでねキュー、別の事聞くけど、キューはどんな食べ物が食べられて、ダメな食べ物は何か、分かるのなら教えて欲しいんだけど、教えてくれるかなぁ?」
キューは、ポンコツパパの膝の上で、僕の質問を理解して、一生懸命に考えてくれている。
ちゃんと考えてくれてるキュー。
そのキューが大事な事を話してくれそうなのに、未だポンコツパパの凰哦さんに、正気に戻って貰うため
カシャッ!…カシャシャシャシャシャシャシャシャーー!
写真を連写で撮影してあげました。
それに気付いた凰哦さんは
「ハッ!れ…蓮輝!やめてくれーー!マジでーー!」
青ざめ驚愕しながら、懇願するけど
カシャシャシャシャシャシャシャシャーー!
「蓮輝ーー!お願いだー!撮らないでー……」
膝にキューを乗せてるから動く事が出来ず、弱っていく姿を哀れんで
「ったく、これからキューが大事な事を話してくれるのに、いちいちポンコツ化しないで貰える?」
「…はい…分かりました…以後気を付けます…」
シュンとする凰哦さんに
「写真は消しとくから、取り敢えずキューの話聞くよ!」
「はい…」
このやり取りを見てたキューが
「凰哦パパどぉったのぉ?大丈夫ぅ?」
と凰哦さんを見上げ、心配してくれて
「なんでも無いぞ、パパ大丈夫!ありがとう…」
心癒される凰哦さんだが、自らパパ呼びするとは、相当気に入ったみたいだね、その呼び方。
ふーっ、沢山の事があり過ぎて、朝から慌しかった〜。
まぁ楽しいから良しとしとこっと!
話の続きは、もう少し凰哦さんの落ち着きが戻ったら、再開しよう。
ポンコツパパが、今回お気に入りの部分です。
キューが歌う、ごっはごはん〜は、僕が子供の頃に歌っていた記憶があります。
それを使いました。
では次話も、楽しめる様な内容のお話にするので、しばらくお待ち下さい。