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元の元で元々…

「やぁ久しぶりだね蓮輝君」

「あっお久しぶりです…片平さん…」

「何だい?久々に会えたのに、嬉しくは無いのかい?」

「いや、そんな事は無いですよ!…ただ思いもしなかったメンバーが此処に居るから…戸惑いと驚きで、頭の中に妖精さんがいっぱい現れて、イタズラパニック起こしてます…」

「アッハッハァ〜!流石絵本作家!他人とは違う表現をするモノだね〜!妖精がイタズラしてパニックだなんて〜」

目に涙を溜めて、大笑いしてくれる片平さん。

あれ?この人、笑いのツボって何かズレてない?

其れにこんな笑う人だったの?

「アヒャアヒャアヒャ…ヴゥ!ゲホゲホゲホ…。笑い過ぎて咽せたしまったよ……咽せちゃったよ…フフッ…フハハッ…アッハッハハハハァー!…ゲホゲホゲホ…」

ありゃ?もしかして天然さん?

自分の笑いに咽せて、咽せた事に更に笑って咽せてるよ…。

こんな人が組長さんしてたの?

やっぱり未だに信じられないよね…。

其れに笑いの沸点、高いのか低いのかも分からない感じだしね…。

「ねぇ凰哦さん、聞きたい事分かってるとは思うけれど、一応聞くね〜?」

「其の通り、こんな感じの人だ!」

「ちょっと!ちゃんと質問する前に、答えないでよ!」

「お前の言いたい事は分かるから良いのだ!」

「えっ?其うなの?」

「当たり前じゃないか」

「其う何だ〜。仲上さんと付き合ってるのかと聞こうかと思ったんだけれどね〜…」

「!?なっ!バ…バカヤロウ!突然何言い出すんだ!」

「だって僕の言いたい事、分かるって言うんでしょ?」

「〜〜〜!お前〜〜!」

「残念だったね。天邪ッキーさんはね、違う事したがる習性なのですよ。だからね、ダ・メ・だ・よ?天邪ッキーを敵にしたらさ?」

このやり取りでとばっちりを受けた仲上。

凰哦と付き合ってると思われているのだと、赤面してしまうのだった。

そして赤面しながら米印を額に数多く貼り付け

「蓮輝君?貴方良い根性してるわね〜…。決めたわ、今後貴方に対して鬼の仲上さんとして振る舞うから、其のつもりでいて頂戴!」

ゲッ!マジ!?

ヤバい、凰哦さんに一泡吹かせたいだけで出た適当な言葉に、今とても後悔しております!

「ごめんなさい!許して〜!お願いだから〜ん」

「ダメ!」

「…チッケチ…。で、実の所は如何なの?」

「舌打ちした上にケチって!蓮輝君貴方!何時迄言うつもり!?悪いけれど、篠瀬さんとは付き合っていません!私には既に相手が居るのだから!」

「!!えっ!?其うなの!?」

「其うよ!」

「其れって誰なの?」

「其れは…って、何故其処迄言わないといけないのよ!」

「ブーッブーッ!至って普通の会話の流れじゃん!其れに隠す必要は無いとは思うけど?…えっ何?…もしかして、聞かれちゃ不味い人と付き合ってるの?もしそうなら僕は許しません!弟として断固反対です!断固拒否します!」

「何勝手に弟になってるのよ!そもそも何時私の弟になったのよ!?其れに、聞かれちゃ不味い人とは付き合ってませんからね!」

「なら尚更、教えてくれても良いじゃんよ〜…ね?」

「……本当懲りないわね…」

「エヘッ♡褒められちゃった〜♪」

「「褒めて無いから!」」

仲上さんと凰哦さんが同時に言う。

「……2人…息ぴったりじゃん…」

真っ赤になる凰哦さんと、更に真っ赤な仲上さん。

ただ凰哦さんは、何時もの様にツッコミを入れただけなんだけれどね、まさか同時に言うとは思わなかったからさ、つい其う言っちゃったよ。

其うしたらね

()()()、其処迄にして教えて上げたら良いよ」

と、片平さんが仲上さんの下の名前で言う。

「………えっ?えええっ?ええーーっ!?も、もしかしてさ、お、お付き合いの方って…」

「…其う…」

皆さーん!この人、モジモジしながら肯定しよりましたよ!

しかもさっきより顔を赤くして、恥じらう乙女感バリ出し何ですけど!?

ちょっと其処の貴方、このさっきとは違う変わり様を如何思います?

しかも、な、何と!仲上さんのお相手は、片平さんでした!

マ〜ジかぁーー!!

今なら驚いた勢いで、軽く銀河を一っ走り出来そう…。

さらば!地球!

目指せアンドロメダへ!

「戻って来い!」

「アブシッ!」

またもやデコピン強制帰還です…。

「ねぇマジ止めてくれる?…僕…折角賢いのにさ、コレだけ痛い事されたらバカになるんだけれど…」

「さっきも言ったが、コレ以外の帰還方法がお前には無いからな!諦めろ!」

ったく、折角地球の平和を守る為、身を犠牲にして上げようとしてたのにね!

波○砲撃ち込むよ?

「未だ帰還して無いみたいだな…」

凰哦さんのポキポキ指を鳴らす仕草で

「ただいま帰還したで有ります!サーッ!」

ビシッと敬礼!

フゥ〜危ない危ない…。

敵は強力で有ります。

「ブッ……アヒャーハハッ!アーハハハハハハッ!アーハハハハハハッ…ゲホゲホゲホッ…」

………ねぇこの人…また咽せる迄笑ってるよ……。

笑って貰えるのは嬉しいけれど…此処迄の笑い上戸なの?

片平さんって、こんな人だったんだ…意外…。

この僕が引くぐらいに笑うとは…恐るべし片平さん…。

「蓮輝君、このままだと収拾が付かなくなりそうだからさ、取り敢えず子供達を中に入れようよ」

「あっ隆志さん…其うだね…。其処の変わり種の方は、誰かさんが責任を持って取り扱って貰うとして、僕達は子供達を中に入れますか…」

片平さん=変異種として、僕の中での位置付けとなりました。

誇って良いからね!片平さん!

其う言う方、ウェルカムでございますから〜。

「ちょっと!努さんを変異種とか言わないでくれる!?」

ありゃ…僕の癖が出てましたか…。

「へ、変異種〜!ブハハッ!アッハハハハハッ!其れ…アハッ其れ良いなぁ〜!アヒアヒアヒ…ゲホゲホゲホッ…」

「………何か、反論有る?…」

「〜〜〜!何努さん迄認めてるのよ!もお〜〜知らない!」

「アッハハハハハ〜!ゲホゲホゲホ…」

世の中平和ですなぁ〜。

「さっ皆んな、早く中に入ろっか」

「「……うん…」」

だよねぇ〜。

そりゃ子供達も引きますわ〜。

立派な大人がコレじゃ〜ねぇ〜。

今迄見て来た大人は、スペースデブリ共以外はしっかりした人達ばかりだったものね。

僕を含めてねぇ〜。

「蓮輝君、其処迄にして置いた方が良いと思うよ…。ほら後ろ!君の叔父さんが睨んでるよ…」

「エッ!?僕、また呟癖してた…?」

「うんしてたよ…。でも一体如何したんだい?久々に会った今日、何時もに増して呟いてるけど…」

「エエェーッ!マジ〜!?」

「うんマジ…」

ありゃ如何しよう…。

多分驚き過ぎて、マジで妖精さんがイタズラしてるみたいだよね…。

其れ〜消えて無くなれ〜!

グッバ〜イ妖精さん!

「呟いてる呟いてる…」

「…諦めましょ…。コントロール無理そうだしねぇ〜…」

「其れじゃ呟き始めたら、僕が止めて上げるよ」

「本当に!?其れ嬉しい!宜しくね〜!隆志さん!」

「あぁOK〜!其れじゃ皆んな、入ろうか?」

其う言葉を掛けたけど、僕達のやり取りに飽きた子供達は、既に孤児院の中に入っていました…。

そんな…天使ちゃん達が…僕達を放っておくだなんて…。

まぁ良いかぁ〜、僕も飽きて来てた所だったしね〜。

さて、中の作りは如何なってるのかな?

………。

右を見ても左を見ても、料亭のりょの字も見当たりません。

はて、本当に此処って…元料亭?

「ねぇ凰哦さん…此処迄来るとさ、既に新築だよね?」

「其うか?」

「其うだよ!何が其うか?だよ!前に1度此処に来た時、木の廊下に石壁と襖とか有ってさ、ザ・日本家屋だったじゃ無い!其れが今じゃ、其の面影何て何処にも見当たらないんだけれど!?」

「火災や地震、防犯の事を考えるとな、コレが1番何だよ。其れにな、本当に1から造るなら新築扱いになるが、基盤や前の建物の1部でも使えばリフォーム扱いとなって補助金とか出たり、其の他色々と免除されたりと、とても良い事尽くめなんだぞ?」

「えっ?其うなの?」

「あぁだから建物の基盤は其のまま、後要となる柱とか梁何かは、前の料亭の物を使っているんだ」

「へぇ〜其う何だ〜。其れを聞いてからだとさ、此処迄見違える施設を造り上げた凰哦さんの社員さん達、本当に凄いんだね!設計から施工迄完璧なんだもの…」

「其うだろ〜!何せ俺の社員だからな!」

僕の一言が、とても嬉しかったみたい。

スッゴく嬉しそうに自慢してる凰哦さん、今迄見た事無かったかもね…。

僕は其の後、施設の中を隅々迄探索しながら誰にも気付かれぬ様、簡単な仕掛けを設置して行きました〜。

其の仕掛けに引っ掛かるの、多分本当に不審者だけだと思うよ。

「あ痛!」

早速不審者が引っ掛かった?

でもこの声、正樹お爺ちゃんだよね…。

…………ヤバい!

ウーウーウー…緊急事態発生です!

正樹お爺ちゃんが、僕の仕掛けた罠に嵌っての事だったら、即病院監禁確定しちゃうよ!

取り敢えずはコッソリと、正樹お爺ちゃんの様子を観に行かなくっちゃ…。

ソロリソロリ…ジィーーー…。

「あ痛た…」

「大丈夫なの貴方、派手に足の小指をぶつけていたみたいだけれど…」

「いやぁ〜心配させて済まないねぇ…。荷物を持って周りをよく見てなかったものだから、まさかこんな所に木の箱が有るとは思わなかったよ…い痛つつつ…」

あっ其れ、僕の仕掛けたのじゃ無かったみたい…。

良かった〜、コレで一安心ですわ。

「正樹お爺ちゃん大丈夫なの?結構大きな声だったから、何事かと慌てて来たよ…」

心苦しいけれど、今はコレが1番無難だと思う。

「心配掛けさせちゃって悪いねぇ…。でも何なんだろう…この箱は…」

「本当何だろ?」

「あっ…す、済みません…。其れ、私が置いた物です…」

少し青褪めた顔をした凰哦さんがやって来た。

「大丈夫でしたか、正樹父さん…?」

「いや、大丈夫だよ。未だ痛いけど、周りをよく見なかった私の不注意なのだからね」

「其うですか…其れでも本当に済みません…」

ん?…其処迄罰が悪そうな顔をしてるの、僕は見逃しませんよ?

「凰哦さん、この箱の中身って何?」

「ウッ…べ…別に」

「美砂お婆ちゃん、中開けて見てくれる?」

「あっ!ちょっと、ちょっと待ってくれ〜!」

「…ほら、やっぱり何か怪しい感じだよね…。お婆ちゃん、早く開けて上げて〜!」

蓮輝に言われるまま、困った顔をしながら蓋を開ける美砂。

「あっ!あああ…」

箱の中に有ったのは、スイッチと電気が流れるとビリッとくる細い銅線が、幾つか入ってました。

「……おいオッさん、あんたコレ如何するつもりだったのさ…。まさか僕にダメって言いながら、コレ…取り付けるつもりでいたんじゃないだろうね?えっ?ん?」

「オッさんって酷いな!」

「オッさんで充分!早くサッサと答えんかい!答えた内容によっては、今後オッさんで通すからね!」

「うぅ…」

「蓮ちゃん…其れはちょっと可哀想だよ…」

「其うよ?流石にオッさんはねぇ…」

「2人共お口にチャック!」

「「はい!」」

「で、如何なのよ?」

「あ…いや…あの…其れはだな…えっと…だな…」

「ハッキリと言う!」

「其れくらいにして上げてくれる?」

其う言って来たのは、仲上さんだった。

「えぇ〜?仲上さん、凰哦さんの肩を持つの〜?」

「許して上げてくれたら、今後鬼の仲上はしないで上げるから、だからね?お願いするわ…」

「許す条件はとても魅力的だけどさ、如何してなの?何か理由でも有るの?」

「実はね、其れを用意して貰っていてね、其のお願いしたのは努さんなのよ」

「えっ!?片平さんが凰哦さんに頼んだって言うの!?」

「其う…。だから許して上げてくれない?」

「其れは良いけど、でも何で?何でこんなのを片平さんが頼んだの?」

「其れはね、元刑事だったからよ」

「元刑事!?ハァ!?ウソ…組長さんじゃ……ってアッ!」

驚いて、思わずポロッと片平さんの職業を口にしてしまいました…。

如何しよう…凰哦さんと僕以外知らない事なのに、僕のせいでバレちゃったよ…。

其う思ってたらさ

「ああ其の事ね、知ってるわよ?」

「ハアァ!?」

「此処に居る全員が知ってるわ、子供達も含めてね♪」

「ハアァ!?…更にもう1回、ハアァ!?」

如何やら僕だけ知らなかったみたい。

「ねぇ正樹お爺ちゃん、美砂お婆ちゃんと隆志さんも、子供達も皆んな、全員其の事知ってたの!?」

全員を見渡ししてみると、其うだと頷くんだよね…。

「僕はね、今聞いた所だよ?」

ただ1人、隆志さんだけが聞いていない。

「えっ?何故隆志さんと僕だけ知らないの…?」

「だって貴方は、ずっと自宅待機してたでしょ?」

「うん…」

「宮津さんはね、此処の職員じゃ無いもの。だからね、知らないのよ」

「ん?あれ?今日此処に居る人は、職員だって言ってなかったっけ?」

「其うだけれどね、宮津さんはヘルプで来てくれてるの」

「僕はね、今日休暇を貰ってさ、皆んなの手伝いをしに来たんだ。何かと人手が要るだろうと思ったからね」

「あっ其うなの?…僕てっきり、今の仕事辞めて此処で働くのかと思ってたよ…。だって、仲上さんに病院で挨拶しようと思ってたらさ、引き抜きで辞めたって聞かされてたから、辞めちゃったんだ〜って思ってたらさ、此処の職員だと言うじゃん…。だから隆志さんも其うなのかと思ったよ…」

「今の仕事は未だもう少し、春が来る迄は辞めないよ。春が来たら、此処でお世話になる事にはなってるけれどね」

「えっ其れマジなの?」

「うんマジだよ。だって君のお願い、叶えないといけないからね」

フワッと優しく笑う隆志さんを見て、胸がギュッとなった。

だって、病室でお願いした事を叶える為に、大切な仕事を辞めると笑って言うんだもの…。

「…隆志さん、其れで良いの?本当に後悔しない?…」

「僕にとって、大切な人はやっぱり君だからね。其の人に何かをして上げられると思うと、全く後悔してないよ。寧ろ嬉しいと思ってるから…」

あぁ…隆志さんと知り合えて、友達じゃ無く、心からの親友になってって言ってた事を思い出したよ…。

僕は隆志さんにとって、心からの親友になれたんだと思ったら、胸が痛い程に嬉しくなった。

お礼に何もして上げられない事が、とても痛いよ…。

だけど凄く嬉しいんだ…。

だから痛くて嬉しい…。

「ありがとう隆志さん…。其れとごめん…僕の我儘に付き合わせてしまったのに、何もお返し出来ないや…」

「何言ってるんだよ、既にいっぱい貰ってるんだから。其れにね、コレは僕のしたい事でも有るんだから、気にして付き合い悪くなったら嫌だよ?良い?」

「…うん、本当にありがとうね!」

ハハハッと笑い合う僕達。

でも…

「シミジミタイムは此処迄!…で、何故僕と隆志さんだけ知らなかったのさ!凰哦さんと正樹お爺ちゃんに、美砂お婆ちゃんは僕のお仕置きの怖さを知ってるから、後で問い詰めるとして、仲上さん!片平さん!其れに子供達全員!僕のお仕置き確定だからね!覚悟は良い!?」

僕の言葉で震え上がる3人と、内容を知っている子供達もビビリまくるのです。

其れを見た仲上さんと片平さんは

「え…お仕置き…?…えっ?ちょっと皆んな、そんなに震えて如何したの!?」

「おやお仕置きとは、心穏やかじゃ無いなぁ…。うん?何、何だい篠瀬君。…逃げろ…逃げろって…ヒヤッ!…な、何だこの寒気は…」

僕から発する冷たい視線で、背筋が凍り付いて行く2人。

「マジ、覚悟しといてよ?僕の本気を…。多分ニュースでも流れてたから知ってると思うけど、あのスペースデブリが精神崩壊直前迄いって、有る事全て吐いた事を。其う仕向けたの僕だからね…」

僕が嘘を言っていないと、凰哦さん達がひたすら頷いて肯定しているのを見た2人は、怒らせてはいけない者を怒らせたのかもと、段々と恐怖心が芽生えてくるのでした。

「ご、ごめんなさい!黙ってるつもりも騙すつもりも全く無いのよ!」

「ほ、本当に其う何だよ…。ただ物凄く慌ただしい日々が続いたのと、蓮輝君が自宅謹慎されてるから、話すにも話せなかったんだよ!」

とまぁ、こんな感じでお仕置き前に、お仕置き完了しちゃいました。

種は蒔いておくものだね〜、こう言う時に便利だから〜。

正直、今の僕の体力では、お仕置き何て無理!な訳で、初めからするつもりは無かったけどね〜。

今後の為にも、また種を蒔けたからヨシとしましょ!

で、隆志さん以外を正座させて話を聞いたらね、片平さんは元々と言うか、ついこの前迄、本当に警察官だったって事。

潜入捜査でヤッちゃんの組に入ってね、元組長さんが幼い娘さんを残して他界してさ、その子を引き取ったらしく、其の後元々いた組員さんもね、1人1人とお亡くなりになった様でして、捜査の目処が立たないからとね、また警官を潜入補充して行き、気付けばヤッちゃんのお家の者全員がさ、警察官のみになってしまった様なのね…。

そんな事有る〜?

正直、其れが僕の感想。

凰哦さんが助けた時は、未だ数人の本物さんが居たらしいけれど、今は0!!

でね、潜入捜査内容はさ、教えてはいけないけれどと言ってましたが、如何やらスペースデブリ関係だったみたい。

ヤッちゃん達を陰から操っていた人物、其れを探し出すのが片平さんの指令だったみたい。

で、スペースデブリが捕まって、僕が奴等に仕向けた恐怖により、全てを吐き出した内容で無事解決、全てが完了!

他に在るヤッちゃんのお家にも、警官だから!って伝えておいて、今後命を狙う必要は無いよ?と優しく取り潰したんだって。

で、長年組長してたから、スパッと警官辞めたんだって。

上からの指示に従うのが、これ以上は嫌だもん!と、其処も優しく言ったら即OK〜!だったみたい。

一応言っておきます。

このおチャラけた話し方、片平さんの話し方だからね?

本当変異種ですよ…。

そんな感じで、片平さんが組長では無く、実は国家公務員の取り締まり屋さんだった事が判明したのです。

だからか…何で組長さんしてるのか不思議に思ってたんだけれど、コレで納得しましたわ…。

後は〜ふったりの成〜り染〜めと〜、凰哦さんを尋問ですなぁ…。

いやぁ〜本当、楽しくなって来たよね〜!

挿絵(By みてみん)

一応、タイトル通りの内容になってますよね?

今回は、片平さんを的に絞った内容にしました。

今後もちょこちょこと、出して行くつもりです。

では次話を待っていて下さいませ。

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