キューの日記
僕の名前はねぇ、キューって言うの〜。
この名前ってねぇ〜、蓮輝お兄ちゃんと凰哦パパが付けてくれたんだよ〜。
良いでしょ〜!ケヘヘッ!
でもね、僕達のね、神様にお願いとかをして呼ぶ時にね、キューって言ってお願いするの〜。
だからねぇ〜、初めはね、その名前で呼ばれてもねぇ、大丈夫なのかってねぇ、考えちゃった〜。
でもでもでもねぇ〜、何故かねぇ、2人にそう呼ばれるとねぇ、とても嬉しくってねぇ〜、僕の名前にしちゃった〜ん。
2人に会う迄ね…とても寂しくってねぇ、力も出なくてねぇ…ちんじゃいそうになってたの…。
でもねぇ、2人に会ってからねぇ、毎日が楽しくてねぇ〜、暖かくってねぇ〜、とても嬉しいのぉ〜!
僕、ずっとお山に少ない仲間とね、沢山の春と冬を過ごしたの。
だからねぇ、お山の木が沢山燃えて、スッゴく汚いモノが溢れてね、住めなくなっちゃったからね、勇気を出してお山とバイバイしたの。
最初は違うお山に行ったけどね、ずっと其処に居た皆んなに凄く怒られたり、こあいお化けに痛い痛いされて逃げちゃった…。
気が付いたらね、見た事の無い建物とかね、沢山の人とか、車って言うんだっけ?それがいっぱいで、驚いちゃった。
でも良い匂いがして来てね、それに付いて行ったらね、真っ暗になって凄く揺れてこあかったけど、キューにお願いしてたらね、凄く良い匂いの綺麗なお家が有ったの。
其処でね、た〜くさんの美味しそうな食べ物、た〜くさんの人が美味しそうに食べてたの。
僕も勝手に食べちゃった〜。
でもそれがいけなかったみたい…。
オジさん凄く怒ったの…僕が勝手に食べちゃったから…。
だから僕をね、助けてくれる人居ないかなぁって、なが〜い布におまじないしたの。
そうしたらね、其処に蓮輝お兄ちゃんと凰哦パパがやって来てね、やっと助けてくれる人見付けた〜って、嬉しくなっちゃった〜。
でもね、最初蓮輝お兄ちゃん、気付いて無かったみたいでね、とても悲しくてちんじゃいそうになったの…。
本当に悲しかったけどね、その後にね、蓮輝お兄ちゃんが僕にやっと気付いてね、た〜くさん美味しいの食べさせてくれたの〜!
凄く嬉しかった〜ん!
お腹がね、いっぱいいっぱいになった時にね、僕とずっと一緒に暮らそうってね、言ってくれたのも嬉しかった〜ん♪
優しい蓮輝お兄ちゃんと凰哦パパと一緒にね、これからずっと居られるの嬉しいの〜♡
其れから毎日が楽しくてね〜、嬉しくてね〜、ケラケラなのよね〜ん。
お山に居た時より、ずっとケラケラ楽しい〜!
だってね、僕の知らない事をね、いっぱいい〜っぱい教えてくれるからね、楽しくってたまらないのん〜。
特にねぇ、僕の知らない美味しい食べ物〜、た〜くさん有っってね、僕もっともっと食べたくてねぇ、いっつもお代わりしちゃうん!…ケヘッ!
毎日蓮輝お兄ちゃんが作ってくれるご飯、どれも凄くウマウマで美味しいの〜。
其れでね、1度も同じご飯続いた事無いの。
だからん、蓮輝お兄ちゃんの作るご飯、とても楽しみなの。
だけど凰哦パパが作るご飯、美味しく無くてね、無い無いして欲しいと思ったの。
これ内緒〜。
其の凰哦パパがね、僕がもっと良い子になる為にって、僕にご飯の食べ方とかね、挨拶が大切な事とかをね、色々と教えてくれてね、ちゃんと出来たら、良い子良い子して褒めてくれるの〜♪
凰哦パパのおっきな手でね、良い子良い子されるとね、とても嬉しくてね、気持ちい〜の!
凰哦パパの手、おっきくてあったかくてだ〜い好き♡
凰哦パパって、お日様の匂いがしてだ〜い好き♡
ケヘケヘケヘ〜。
其れに、た〜くさん遊んでくれるから、凰哦パパの事大好きなの〜ん。
蓮輝お兄ちゃんにもね、お絵描きとね、字を教えて貰ったの。
お絵描き楽し〜!
字もた〜くさん覚えたからね、この日記っていうの?これも書いてるの。
凄いでしょ〜。
蓮輝お兄ちゃんとねぇ、よくお買い物するの。
た〜くさんのねぇ、食べ物とか飲み物がねぇ、有る所にお出掛けするのね。
何時も蓮輝お兄ちゃんがねぇ、僕にどれが良いのか聞いてくれるの。
僕が食べられる物だけ選ぶって言ってたの。
其れも凄く嬉しいのん、アキャキャッ!
僕、蓮輝お兄ちゃんと凰哦パパに出会ってからね、嬉しいが続いてね、毎日が楽しい!
でもある日にね、悲しい事が有ったの…。
蓮輝お兄ちゃん、お寝んねしてね、お起無くなっちゃったの…。
蓮輝お兄ちゃんからね、痛い痛いこあいのが出ててね、其れで起き無くなったの…。
とても悲しかったの…。
でも2日したらね、起きてご飯作っていたからね、僕凄く嬉しくてね、良かったのん〜てね、ギュッて抱きついたの〜。
蓮輝お兄ちゃんもね、嬉しそうだったの〜!
其の次の日にね、僕のお寝んねするベッドっての、作ってくれたの。
其れからね、僕のお布団をね、買うからってお出掛け。
其の時にね、僕に文字が書ける様にってね、練習の本を買ってくれたの。
だからいっぱい練習してね、いっぱい文字書ける様になったのね。
其の後にね、僕と蓮輝お兄ちゃんに凰哦パパとね、会った美味しいお蕎麦の家に行ったの。
また美味しいお蕎麦食べられるけど、怒られないかちょっとドキドキ…。
でもね、お家が…
「キュー、其れお家じゃ無くてお店だよ」
「お店?…お店…ハ〜イ覚えた〜!ありがとう蓮輝お兄ちゃん〜」
お店がね、痛い痛いされてね、やらなくなっちゃうんだって…。
でもねぇ、凰哦パパがね、正樹お爺ちゃんと美砂お婆ちゃんをね、やめないで〜って言ってね、やめないでくれたの〜。
其の時に正樹お爺ちゃんが作ってくれたお蕎麦とね、天ぷらがウマウマでゲヘゲヘだったの〜!
其れから少し日が過ぎてね、正樹お爺ちゃんと美砂お婆ちゃんにね、僕の姿をね見て貰うってね、蓮輝お兄ちゃんにお願いされちゃったからん、僕張り切っちゃった〜。
僕の姿見てね、ビックリしてたけどね、正樹お爺ちゃんと美砂お婆ちゃんがね、僕と蓮輝お兄ちゃんのお爺ちゃんお婆ちゃんになってね、凰哦パパのお父さんお母さんになったの。
僕嬉しい〜。
其れから蓮輝お兄ちゃんと一緒にね、正樹お爺ちゃんと美砂お婆ちゃんにね、よく会いに行ったのねん。
お外は寒くなって来てね、僕ネムネムになったりしたけど、会えるの嬉しくて、頑張って起きてたの。
そんな時にね、サムサムだったからなのかな?蓮輝お兄ちゃんがね、またネンネしちゃってね、起き無くなったの…。
ずっと起き無いからね、僕こあくなって悲しくなったの…。
何で蓮輝お兄ちゃん…起き無いんだろう…。
こあくてこあくて泣いちゃった…。
キュー、キューにお願いしたの。
早く起こしてって…。
そうしたらね、力をあげなさいって聞こえたからね、蓮輝お兄ちゃんに飛び乗ってね、力あげたの〜。
其うしたらね、蓮輝お兄ちゃん起きてくれたの〜!
良かった〜!ケヘケヘッ!
「いやいや…其の前に起きてたんだけれど…」
「ケヘケヘッ!」
其の後にね、蓮輝お兄ちゃんにお友達?恋人?お婿さん?良く分から無いけれど優しい人がね、蓮輝お兄ちゃんの大切な人になったんだって。
「友達だからね?其処間違っちゃダメ!…分かった?」
「?」
「おぉぉい!…キュー…お友達だからね…」
「?」
「キュ〜…覚えてよ〜…」
でね、良く分から無いお祝いがあってね、ご馳走がい〜ぱい有ってね、僕嬉しかった〜ん。
凰哦パパがね、ご飯美味しく作れる様になってね、僕凰哦パパの作るご飯、ぜ〜んぶだ〜い好き♡
でもね、蓮輝お兄ちゃんの作ったご飯も食べたいの…。
ずっと作ってくれ無いからね、本当は寂しいの…。
また作って欲しいなぁ〜。
「…キュー…ごめんね…作ってあげられなくて…」
其れからはね、僕ネムネムしててね、ご飯の時だけ起きて、後はずっとネンネしてたの。
其うしたらね、気が付いたらね、何だか嫌な所に来てたの。
お山の下に在ったね、大きなお家からね、変な叔父さんと叔母さんが出て来てね、僕…スッゴくこあくてね、一緒に居たく無かったの…。
出してくれたお芋、僕が食べたらちんじゃう感じがしたの…。
蓮輝お兄ちゃん達だったら、ちぬ事無いかも知れないけどね、でもね、とても汚くて汚れてたからね、コッソリ教えたの。
其の後にね、蓮輝お兄ちゃんがね、物凄い大きな声でね、怒ったの。
僕ビックリして、凄く驚いてね、こあかったの…。
でもね、蓮輝お兄ちゃんだけじゃ無くてね、凰哦パパも、正樹お爺ちゃんも、美砂お婆ちゃんもね、スッゴく怒っててね、哀しそうだったの…。
だから僕ね、皆んなのね、哀しいとかをナイナイする様にね、キューにお願いしたの。
でも直ぐにはお願い、キューにね、届かなかったみたい…。
僕の力が足りなかったのかなぁ…。
ごめんね…僕の力が足りなかったから、皆んなの哀しいの、ナイナイ出来なくて…。
でもね、悪い人をね、蓮輝お兄ちゃん達がやっつけたらね、イヤイヤがちょっとナイナイしたみたいでね、少し安心しちゃった〜。
其の後蓮輝お兄ちゃん達がね、この家に居たた〜くさんの子供にね、た〜くさんのご飯作ってあげたの。
僕も一緒に食べちゃった〜ん。
た〜くさんの子供とね、た〜くさんのご飯を一緒に食べたらね、楽しくってね、美味しかったの〜。
ご飯食べた後でね、皆んなと遊んだの。
楽しかった〜ん♪
其れからね、この家にね、蓮輝お兄ちゃんと正樹お爺ちゃんがね、ちょっとの間だけ此処でお泊まりしてね、皆んなとね一緒に居るんだって。
蓮輝お兄ちゃんが僕にね、家でお留守番しててって言ったからね、ちょっとの間ならね、一緒に居られなくてもね、寂しいの我慢出来ると思ってね、お留守番する事にしたの。
でもね、ちょっとじゃ無かったの…。
寂しいと凰哦パパに言ったらね、ちょっとちぃちゃいTVにね、蓮輝お兄ちゃんと正樹お爺ちゃんに皆んなが居てね、楽しくお話し出来たの〜。
おっきぃTVで何時もね、“良い子の皆んな〜、一緒に体操しよう!”って言ってたからね、僕も体操してたの。
だけどね、このちぃちゃいTV、お話し出来て不思議なの。
だからね、其の後にね、おっきぃTVにお話ししたのに、お話しちゃんと出来なくてね、僕の力が足り無いのかなぁ?って思ったの。
何で出来無いのかな?不思議…。
たまにね、蓮輝お兄ちゃんが帰って来たけどね、また直ぐに正樹お爺ちゃんと皆んなの所にね、戻っちゃうからね、凄くね寂しくなったけど、ちぃちゃいTVでお話し出来たから、寂しいのがナイナイ!
でもね、ちぃちゃいTVが消えちゃうとね、また寂しくなっちゃう…。
毎日其れをね、繰り返してたの〜。
でもね、僕とっても眠くてね、お話し出来無い日も有ったのね…。
そろそろ僕ね、ポカポカさんがやって来る迄ね、おネンネしてると思うの。
本当はね、もっと早くからおネンネしてたけどね、大好きな蓮輝お兄ちゃん、凰哦パパ、正樹お爺ちゃん、美砂お婆ちゃんとね、た〜くさん一緒に居たくて、ず〜と一緒に居たくてね、頑張って起きてたの〜。
其れにね、甲羅におネンネする為のね、蓄えって言うの?其れが未だちゃんと溜まって無かったからね、ちゃんと溜まる迄待ってたの〜。
其れもいっぱいいっぱいになったからね、そろそろちゃんとおネンネしようと思うの。
春のポカポカさんがやって来たらね、きっと凄くね、お腹空いてると思うのね。
おネンネから起きたら〜、た〜くさん美味しいご飯がね、有ったら嬉しいなぁ〜なのね。
美味しいご飯た〜くさん食べてね、元気い〜ぱいになったらね、また蓮輝お兄ちゃんと、凰哦パパと、正樹お爺ちゃんと、美砂お婆ちゃんと、仲良くなったた〜くさんの子供と、蓮輝お兄ちゃんの友達?恋人?お婿さん?良く分からないけどね、皆んなと楽しく遊びたいの〜。
「ねぇキュー…お願いだから、隆志さんは友達だと覚えてくれるかな?」
「?」
「?…じゃなくってね、と・も・だ・ち。友達だと覚えて欲しいんだよね…」
「えっ?でもね、僕が聞いたのってね、蓮輝お兄ちゃんとね、隆志お兄ちゃんが付き合うとか、結婚するの〜んって聞いたよ?…。僕其の付き合うとかね、分からなかったからね、何の事なのかを聞いたらね、教えてくれたのってね、付き合うのは恋人でぇ〜、結婚はね、お婿さんお嫁さんだ〜ってね、蓮輝お兄ちゃんと凰哦パパがそう教えてくれたの。違った?」
「あちゃ〜…あの時のキューって、おネムさんだったもんね…。寝呆けてて、ちゃんと理解してなかったみたいだね…」
「?…やっぱり違ったの〜?」
「其れは間違いじゃないけれどね、隆志さんと付き合うっていうのはね、友達としてって事でさ、恋人とか結婚相手とはまた別なんだよね…。多分良く理解出来ないだろうけれどね、何となくでも良いから、そう思ってくれたら嬉しいなぁ〜」
「良く分かんないけど分かった〜!ケヘケヘケヘ〜!」
「ハハ…分かってくれてありがと…」
「其れじゃ〜日記の続き〜ん…あれぇ?何だっけ?…う〜ん、何を書くのか忘れちゃた〜ん…」
「ちゃんと今日迄の分書けてるから、続きはまた今度で大丈夫だよ?」
「そうなの?其れじゃ日記おしま〜い!楽しかった〜ん」
「其れは良かったね〜。でも1度に沢山書いたから、とても眠いんじゃない?お目目がネムネムしているよ?」
「そうなの〜…僕ネムネムだったけどね、日記書くの楽しいからね、頑張って起きてたの…」
「そうなんだね…其れじゃ今日はもぅ寝ちゃえば良いよ。温ぬくお布団でグッスリとね」
「うんそうするねぇ〜。其れじゃおやつみ〜」
「うんお休み…」
我が家の天使さん、何処迄も僕達を明るくしてくれる。
本当は眠くてしょうがないのに、春迄起きてこないキューを起きる迄待ち続ける僕達の為に、寂しく無い様にこうやって日記を残してくれたんだと、僕はそう思った。
「フフッ…これはキューの絵日記だね…。所々に絵も描いて有るよ…」
キューの書いた絵日記を読みながら、僕はやりたい事が1つ出来た。
「ただいま〜、ん?何だ其れは…?」
「お帰り凰哦さん。これ、キューが書いた絵日記。とても良く書けてるんだよ」
「へぇ〜そうなのか?キューが絵日記をねぇ〜。なぁ俺にも見せてくれよ」
「僕は別に構わないけれど、途中心エグられる所が有るけどさ、ちゃんと最後迄読んでよね?」
「うっ…そんな事言われたら、読むの躊躇ってしまう…」
「大丈夫だよ、最後迄読めば嬉しくなる筈だからさ」
「そ、そうか?其れなら…ってキューは?キューは如何したんだ?」
「キューなら寝たよ、多分春迄起きてこないと思うよ…」
「…そっか、遂に其の時が来たのか…其れじゃ心して読ませて貰おうか」
キューの絵日記を隅々迄しっかりと読んだ凰哦さん。
やはりエグられたのだが、其の後は優しい穏やかな顔で、最後迄読み終えたんだ。
「なぁ蓮輝、ちょっと怖い文章が有るんだが…お前は気付いたのか?」
「あっ其れね…やっぱり凰哦さんも気になる?」
「メチャクチャ気になるに決まってるだろ!?」
「だよね〜、最初の方の沢山の春と冬を過ごしたって所でしょ?…」
「ああ其れ!キューって本当は何歳何だ!?…其れと甲羅…」
「やっぱり其れも気になるよね〜。前言ってたウンチしないってのもしかしたらさ、食べた物全て甲羅に栄養として蓄えられてるのかな?」
「お前もそう思うか?そうだとすると、妙に納得してしまうよなぁ…」
「本当不思議だよね…キューって…」
「だな…」
「まぁこの絵日記のおかけでちょっと謎も解けたし、僕もやりたい事1つ出来たからね」
「やりたい事?其れは何だ?何をやりたいんだ?」
「まぁ大体は分かるでしょ?凰哦さんなら…」
「…何となくはな…」
「まぁそう言う事!」
きっと誰もが皆んな、分かってると思うよ…。
キューが残した絵日記に触発された、売れない絵本作家がやりたい事ってさ、大体お決まりだもんね。
キューが起きる春が来る迄、少しでも多く、日記を残しておこう。
キューが起きた時に、こんな事が有ったんだよと教えて上げる為にもね…。
如何してもイラストを入れたくて、イラスト完成してから書き上げました。
こんな感じの今話です。
では次話をお待ち下さい。




