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願い事 その2

今日は、厚い灰色の雲に覆われ、今にも雪が降りそうな感じの天気。

だけど風は無さそうだから、屋上に出ても、暖かい格好をしていれば、部屋に篭りっぱなしより、気持ちは良いよね。

昨日、院内の食堂の前で、偶然バッタリ出会った人がいたんだ。

その人は、僕を思い続けて4年経って、初めて告白したんだけど、付き合って下さいをすっ飛ばし、結婚を申し出た人でした。

僕は、名前も知らない人に、かなり不愉快な言動をして断って、その後勝手にストーカーだよね?と、決めつけて、バカにしてたんだ。

何故あの時僕は、ちゃんとした大人として、断らなかったのかをずっと後悔してたんだ…。

どちらにしろ、相手を傷付ける事になるんだけどね…。

それでも、僕の事好きだって勇気を出してくれたんだから、その想いに敬意を持って断るべきだったと、キューと出会ってから、いろんな人達と知り合い、そして大切だと思える人が増えて来て、段々とその事が頭から離れなくなってて、ずっと後悔してたんだ…。

でも人生って分からないモノだよね!

もう会える事は無いだろうし、探してもそうそう見付けられるとは思えなかったのに、まさか僕が入院しているこの病院で、バッタリ再会出来るなんて、人生って本当、突然と思える事が多く有るみたい。

昨日、今日の午後に会う約束をして別れたのだけれど、ちゃんと来てくれるかな?

ストーカー(仮)改め、宮津隆志さんに、あの時の僕が取った失礼な行為を謝罪したいってそう思うのは、僕の自己満足だし、そう思われて来ないかも知れないけれど、来ると信じて待ち合わせの場所に行こう。

それにしても、隆志さんの声…何だろう?…聞き覚えが有る様な気がするんだよね〜…。

告白された時に聞いたから、そう思っただけかも知れないけど、それ以外でも聞いた気がするんだよね…。

よく思い出せないなぁ……まぁいっか!

気にしてても、何の足しにもならないもんね〜。

そろそろ、この点滴も終わりそうだから、仲上さんを呼んで、食堂迄付いて来て貰わないとね。

ナースコール!はいポチッ!ピッ…

「如何されました〜?」

ベッドの上に有るスピーカーから、他の看護師さんが尋ねる声が聞こえてきたので

「点滴終わりました〜!それと、仲上さんに食堂迄付き添いお願いしたいんですけど〜」

「は〜い、分かりました…。仲上に直ぐ向かって貰いますね〜」

「了解、ありがとう〜」

ピッ………

よし!僕は準備万端!寒さ対策の、防寒装備もバッチリしてるし、屋上で少し長く話してても、何とかいけるでしょ!

程なくして、仲上さんが車椅子を持ってやって来た。

「お待たせ、それじゃ行きましょうか?」

「あれ?有無も言わずに車椅子を用意してきたの?」

「そうよ、だって今日も屋上に行くつもりなんでしょ?」

「うん、隆志さんが屋上でも良いって言うなら、そのつもりだよ〜」

「だったなら尚更よ、これが有れば荷物置きにもなるから、便利でしょ?」

「そっかぁ〜、そうだね!それじゃ付き添いお願いします」

「はい、じゃ行きましょう」

「は〜い!」

ちょっとだけ、隆志さんが来てくれるか不安になりながら、待ち合わせの食堂前に向かう僕達。

食堂に着くと、そこには既に隆志さんが待っていた。

「あっ、隆志さん!約束通りに来てくれたんだ!それも約束の時間前に…」

「こんにちは、ハハッ約束は守りますよ!」

「ありがとう!…ごめんね、待たせてしまって〜」

「いえ大丈夫です、僕も今着いたばかりなんで…」

「本当に〜?それなら良いけれど、今度は僕の方が早く待つ様にしますね〜。僕、人を待つの結構好きなんで〜。待ってる間、通り過ぎる人観察するの楽しいからね」

隆志は、蓮輝が自分がまた来てくれると思っているのだと知り、少し赤くなりながら、嬉しく思えたのだった。

「それなら次は、少し遅らせて伺いますね」

「あっごめんなさい、気を遣わせるつもりは無いんで、隆志さんの都合の良い様にしてくれれば…」

「えぇ分かりましたよ、都合の良い様に遅れて来ます」

「アハハッ!それ面白い!アハハハハ〜!」

僕が笑ったら

「ハハハハハッ、確かに…ハハッ、ヘンテコな事言いましたね僕…アハハッ」

そう笑う隆志さん。

「ウフフッ…昨日知り合いになったばかりなのに、相性良さそうね…。直ぐ仲良くなるなんてね」

仲上さんが優しく言う。

「そうみたいだね〜!ねぇ隆志さん!」

僕が笑いながら聞くと、真っ赤になった隆志さんは

「そそ、その様ですね…」

とだけ言って、顔を背けるのでした。

「?」

となった僕だったけど、何かを察した仲上さんが

「ねぇ宮津さん、悪いけれどお願いしても良いかしら?」

「えっ、僕にお願い?…な、なんでしょう?」

「私、今日とても忙しくて、実はそろそろ戻らないといけないのよね…。だから、蓮輝さんの事見ていてくれないかしら?私も手が空き次第、直ぐに迎えに来るから、それ迄お願い出来ませんか?」

そのお願いに、戸惑う隆志。

「へっ!?僕がですか?…そんな、僕が見てるより、看護師さんの貴方が居た方が、何か有った時対処し易いのじゃ…」

「確かにそうなんだけれど、今日も蓮輝さんのバイタルは良さそうだし、蓮輝さんも、毎日顔を合わせてる私より、宮津さんと居る方が、気分転換になりそうだからね。ねぇそうでしょ?蓮輝さん?」

「良いの?それなら僕は、そうしてくれたら嬉しい!」

「だって!…で、お願い出来る?」

蓮輝が承諾して、仲上さんが隆志さんに聞くと

「…河橋さんが良ければ、僕は構いません…」

「隆志さん良いの?それならそれで決まり!って事で仲上さん、2人で屋上に行くよ」

「分かったわ〜、宜しくお願いしますねぇ宮津さん。じゃ私は病棟に戻るから…」

「は〜い、それじゃ後でねぇ」

「何か有ったら、直ぐ連絡してね〜!」

そう言って、病棟に戻る仲上さん。

「って事で隆志さん、何飲みます?」

「……あぁ…ぼ、僕は河橋さんと同じ物で…」

「了解!で、ケーキとかは?」

「いえ、飲み物だけで結構ですよ」

「そう…じゃあ買って来ますね〜」

「いやいや、僕が買って来ますから!河橋さんは此処で待ってて下さい!」

「あっそれ!」

「えっ?」

「僕の名前呼ぶ時、河橋は止めて欲しいんですよね…。せっかく知人になれたのに、出来れば蓮輝って呼んでくれたら嬉しいのだけれど…嫌ですかね?」

「いえそんな事は無いですが…本当に良いのでしたら、そうさせて貰いますけど…」

「本当に良いですよ〜!それと、敬語とかも無しでなら、僕も話し易いんで、助かるのですけれど…」

「ハハハ…それも分かりましたよ。それじゃ、これからは敬語も無しでいきましょう」

「良かった!じゃ、買って来るね〜隆志さん」

「あっだから、僕が買うって…」

「ダメダメ!今日は僕がお願いして来て貰ったんだから、今回は僕が出すよ。次回はお願いするからその時宜しくね!」

「それならお言葉に甘えて、次回に支払わせて貰いますよ」

「うん、宜しく〜」

そう言って直ぐにテイクアウトの注文をする僕。

「店員さん、ホットココア甘々で1番量の多いの2つと、そのマフィンも2つ宜しく〜!」

「はい、しばらくお待ち下さい」

注文した物が用意され、その後会計を済ませ

「お待たせ!それじゃ屋上にレッツレッツ!」

(GOは省くんだ…)

そう思う隆志。

「行きましょうか…」

車椅子にココアとマフィンを乗せ、屋上に向かう。

屋上に出ると、結構ヒンヤリしてて寒いけど、雲間から太陽の光がさしてて、暖かく思えた。

「そこのベンチに座って話しましょ〜」

「そうだね、れ…れ…蓮輝…君」

「あっ!やっと名前呼びしてくれた!やっぱり名前呼びは、良いね〜!」

嬉しそうに言う蓮輝に、また顔を赤くする隆志。

ベンチに座り、ココアとマフィンを取り出して、一息付く。

「…今日は、僕の我儘に付き合ってくれて、ごめんね…」

「…それは気にしないで良いですよ…。僕も仕事休みだったから、暇を持て余してたんで…」

「そう言ってくれて助かります、ありがとうね」

「…いえ…で、僕に話とは?」

「あの時僕が取った、隆志さんに対しての言動を謝りたかった事…です…」

「…でしたら、それは終わった事だから、別に良いって言ったじゃないですか…。なのにまた何故?」

「話せば長くなるけど、それでも良ければ、聞いてくれると嬉しいんだけどね…」

「良いですよ、聞きましょう…」

「ありがとう、隆志さん!」

これから僕が、隆志さんに対して、何故謝りたかったのかを説明する少し前…。

「蓮輝、調子はどうだ?」

と、凰哦さん達がお見舞いにやって来た。

「あれ?部屋に居ないわね?」

美砂お婆ちゃんが言うと

「トイレではないよな…何処かに行ってるのかな?」

正樹お爺ちゃんが、個室のトイレを確認しながら言う。

「ちょっとナースステーションで聞いて来ます。キューを見てて下さい」

と、ナースステーションに向かう凰哦。

「済いません、河橋蓮輝は今何処に行っているか、何方かご存知ですか?」

「あっ篠瀬さん、蓮輝さんなら今知人と屋上に居ますよ」

そう答えたのは仲上さん。

「屋上!?知人?」

「ええ、昨日から調子も良くて、先生が気晴らしになるなら、院内限定で少し出歩く許可を出したので、外の空気を味わいに行ってます。それと、ちょっと訳有りそうな知人が出来たみたいでして、その方とお話しする為に、屋上に行ってますよ」

「そうですか、分かりました。ありがとうございます」

(気晴らしは良いとして、知人だって?取り敢えず、皆んなで屋上に向かうか…)

その事を正樹達に伝え、皆んなで屋上に向かうのだった。

屋上に着いた凰哦たちが、扉を開け屋上に出ると、屋上の真ん中辺りに設置されているベンチに、蓮輝と見覚えの有る人物が、少し楽しそうに話をしていた。

(蓮輝の隣の奴、何処かで見た様な…。あっ!結婚してくれって言ったチキン野郎じゃないか!何故あいつが!?)

と不思議に思っていたら、蓮輝がその者に頭を下げるのを見て、今話し掛けてはいけない気がした凰哦だった。

キューが“蓮輝お兄ちゃん”と言いそうになったのを止め、青柳夫妻にも小声で

「済みませんが、今しばらく話し掛けるの待ってくれませんか?何やら蓮輝があの方に、話さなければいけない事が、有るみたいなのです…」

「そういう事なら、しばらく待ってよう…」

「そうね、そういう事だから、大人しくしてましょうねキューちゃん?」

美砂がキューにそう言うと、黙って頷くキューだった。

そして2人の会話を聞く3人とキュー。

「隆志さん、僕本当に、心から謝罪したいんだ…」

「蓮輝君…それはもう良いって、何度も言ってるじゃないか…」

「ダメだよ!…まぁ僕の自己満足ってだけなんだけどね、やっぱりちゃんと謝らなくちゃいけないって、思ったんだ…」

「分かった、でも何故?」

「だって…あの時隆志さんをかなり辛辣な言葉で侮辱して、勇気のいる事なのに、その想いや心に傷つけたでしょ?」

「…確かにあれはキツかった…。立ち直れそうにない程だったね…。何せ気持ち悪い変態って言われたからね…」

「本当ごめんなさい!…僕、ずっと他人嫌いだったから、平気で人を傷付ける言葉をよく使っちゃうんだよね…」

「他人嫌い!?」

「うん…あの日迄は、本気で他人の事好きになれなくて、大嫌いだったんだ…。子供の頃からずっと続いた虐めや嫌がらせで…他人嫌いになってたんだ…」

「虐め!?何故蓮輝君がそんな目に!?こんなに容姿が良いのに、モテはしても虐めや嫌がらせなんて…」

「その容姿が原因なんだよね〜、へへっ…」

「へへって、笑い事じゃないだろ?でも、それでも信じられない…」

「モテはしたよ?でもね、好きでも無いのに付き合えないって言うと、何故か可哀想だろ?付き合うのが当たり前だろって、その後から嫌がらせが始まってね、中には女扱いしたりとか、カマ野郎とか罵られたりも有ったし、1番最悪だったのは高校の時にさ、僕……クラスに居た、悪い奴らと付き合ってるバカに拉致られてね……意味も無くボコボコにされたと思ったらさ、知らない何処かの誰かに、たった3万円で、別に死んでも構わないから、好きな様にしても良いって、売られたんだよね…」

そんな過去を持ってるとは知らない隆志と、離れて聞いていた青柳夫妻は、言葉を失うのだった。

「……そ…そんな…そんな苦しい過去を僕に…話しても良かったのか!?…」

何とか振り絞って出た言葉だった。

「…うん、過去は変えられないからね…。それに、隆志さんなら良いかとも思ったんだ…」

「………」

「でもね、あの時は叔父の凰哦さんが、連絡の取れなくなった僕を探し出してくれて、ボコボコにされただけで、それ以外は何もされなかったんだ…。叔父の凰哦さんには、感謝したよ…」

「そうだっんだ…叔父さんが見付けてくれて助かったんだ…そいつらは、その後如何なったの?…」

「勿論逮捕されたよ、知らない誰かさんは、多分今も刑務所なんじゃ無い?」

「そっか…」

「うん、だけどその後、僕の命って…たった3万何だと思ってさ、安っす!僕の命の価値は、たった3万の値打ちしか無いんだって思っちゃってね、何度もね…何度も何度も死のうとしちゃった…」

その内容に、掛ける言葉が無かった隆志。

「だけどその度、叔父の凰哦さんが俺を残して勝手に死ぬなって、メッチャ怒って泣いてくれたんだ…。それでも死ぬ事止め様としない僕にね、それじゃ一緒に死ぬかぁって、僕の目の前でお腹に包丁を刺したんだ…」

それを聞いた正樹と美砂は、同時に凰哦を見る

「凰君…」

「凰哦さん…」

「………」

無言で済まなさそうに、笑って返す凰哦。

蓮輝の話は続き

「でね…その時僕は、何て事したんだ!?今迄していたんだ!?って初めて思ってね、泣きながら救急車呼んで、謝り続けたんだ…。だからその後は、死ぬ事考え無くなったけど、今でも罪の意識は残ってる。それから何だよね、無理矢理明るく振る舞って、ポジティブになる様に心掛けて…。おかげで今は、それが普通にはなったんだけど、相変わらず他人嫌いが治らなくて、こいつも僕を傷付けるんじゃないかって、バカにする態度が身に付いちゃったんだ〜。…そんな感じ…。本当にごめんなさい…」

隆志は、これ程辛い過去を蓮輝が経験していたとは夢にも思ってはなく、だから告白したあの時、自分に対しての言動だったのだと理解し、未だ癒えぬ、深い心の傷を持っているのだとも、理解するのだった。

何も言えない…。

何を言えば良いかも分からない…。

慰めの言葉を言っても、ただ取り繕っただけにしか聞こえないだろう…。

そう思うと、蓮輝に何も言えない隆志だった。

無言の時間(とき)が過ぎる…。

何時しかホットココアは冷め、手を温めるには至らなくなっていた。

無言が続く2人の後ろから、咽び泣く声が聞こえて、振り返る2人。

そこには、口に手を押さえて泣く美砂と、その美砂を抱き寄せて泣く正樹。

そして目を潤ませて優しく微笑む凰哦が居た。

「凰哦さん!?…それに正樹お爺ちゃんと美砂お婆ちゃん迄どうしたの?何時からそこに居たの?」

「済まない…お前が頭を下げた辺りから、ずっと此処で話を聞いていたんだ…」

「えっ!?マジ!?〜〜もお〜最悪〜!恥ずかしい所見られた〜〜!!…でも良いや、お爺ちゃんお婆ちゃんにも、何時かは話そうと思ってたから、手間が省けたって思う事にするよ…」

「そうか?それなら良いがな…」

辛そうな顔をしながらも、笑顔で答える凰哦。

「蓮ちゃん…ううぅ…」

「済まないね、勝手に蓮君の辛い過去を聞いてしまって…」

ただ泣く美砂に、許しを乞う正樹。

「そんなの全然気にしないで、大切な人には聞いて欲しいと思ってたからさ、聞いて貰えて逆に良かったよ!」

とても嬉しそうに笑って答える蓮輝に

「蓮君…」

「蓮ちゃん…」

「「ありがとう…」」

と、2人は返すのだった。

その時

「蓮輝お兄ちゃん!」

と、蓮輝に抱きつくキュー。

「キュー!?お前迄此処に来てたの?…あれっ?セーターとか防寒着は如何したの?」

「此処の中ねぇ、あったかいからねぇ、凰哦パパがゆいぐるみも変だからってね、脱がせてくれたの〜」

「ゆいぐるみじゃ無くて、縫いぐるみっね!…ね?覚えたかな?」

「縫いぐるみ…うん!覚えた!」

「良かった……って、ああ!キューの事…」

(隆志さん見えないのに、今変な独り言喋ってる、頭おかしな奴に見られてるかも…。如何しよう…)

そう思って隆志を見ると、何故かキューをしっかり見ているのであった。

「この子は、キューって言う名前のカッパなんですか?」

驚く事も、怪しむ事も無く、ただ平然と聞く隆志。

「「「「!!!!」」」」

それに驚いてしまう一同。

「えっ…隆志さん…キューの事見える?…の?…」

「えっ?えぇ…見えますよ…」

「「「「えええええーーー!!!」」」」

また、声を揃えて驚く一同なのだった。

何だかキューが来てから、驚く事も増えた気がする…。

その分、充実している毎日を過ごせてはいるけれどねぇ。

気になったキューの事が見える、隆志さんの事をもっと聞きたいけど、冷たい風が吹いて来たから、今は話を一旦置いといて、続きは部屋に戻ってからにしようか…。

如何でしたか?

蓮輝の暗い過去が明かされた話になりました。

暗い過去は、元々決まってましたが、若干内容を変更して、読み易くしたつもりです。

次話で隆志さんの事に的を当てて、書いていくつもりです。

それにしても、凰哦の行動力、真似出来ません…。

真似しちゃダメですよ?

僕は絶対しません…。

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