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キング・レッドオーガ遭遇戦2


「、、、ハハッ。おい木偶の坊、お前のその身体はただの飾りか?」



振り抜いた刀を握りしめ、正眼の構えと直しながら、大鬼を挑発する。




「、、、グォ」




俺の言葉に反応したのか、大鬼は ガキィンッ と火花と共に両拳をぶつける。


いや普通ゴツッとかじゃないんだね、、、さすが異世界(?)だわぁ、、、



鼓舞的な何かか儀式と思っていたら、その拳が発火し、肘までが燃えた。



ハ?熱くないの?エ?なんで燃えるわけ?




そのまま大鬼は、所謂クラウチングになって、、、あ、察し。



大鬼選手、見事にスタートダッシュ決めました!!!?



まって大鬼知能高すぎない!?え!?、、、はぁ!?



脳内がパニックになる俺の元へ、大鬼が瞬きもしない間に辿り着き、、



「グオォオォオオ!!」



振り下ろし。



すぐさま刀の腹で叩き、軌道を逸らす。



そのまま大鬼の首を狩らんと振り上げようとして、









ビキッ









「ッ!?」




バックステップで距離を開ける。



大鬼は距離を詰めようとしない。むしろ愉しそうにクシャッと嗤う。



刀身にヒビが出来てた、、、。



ウソだろ、、、幾らナマクラでも、、、えぇぇ、、、。



あと一回でも受けに使えば確実に折れるだろう。攻めで斬り付けても、、、二回持つかどうか、、。



「、、、ハッ!いいハンデじゃねぇかよ」



自らを鼓舞する為、後ろの奴らを安心させるように、強情に振舞う。



、、、ったく、転生してすぐ窮地に追い込むとか、、ついてないだけなのか、神の悪戯か、、、。



スラッシュを放つにしても、大鬼のすぐそばで上段振り下ろしは最悪手の一つだし、、

強突も、、空撃放っても、あの威力じゃぁ大鬼の拳で相殺される、、。


、、マジか、ペースがはえぇよ、、、順取りと言うか何というか、、、。



「「「伏せろ!!」」」



背後からの必死の声と、前方の殺意に反応し、しゃがむと、一瞬前に俺の頭があったところに炎が通り過ぎた。



「近づく気配なんて感じ、、ッ!?」



前を確認すれば、両腕を覆ってた炎が伸びてた。


、、え?(ムチ)



「脳筋みてぇな見た目のくせに、、、器用だなぁ!?」



近距離でもヤバいのに、中距離もできるとかチートだろチート!!



「、、、ック」



両腕から伸びる二つの炎鞭を躱す、躱す、躱すッ。


本能的に刀で斬りつけたら終わると感じ、ひたすら捌く。


正面振り下ろし、右に一歩。


右側から炎、しゃがむ。


背後から気配、スラッシュの風圧で無理やり軌道上から逃れる。



「クッソッ、、、腹括るかぁあああ!!」



ああぁあもう!!()()しかねぇのかよぉおおお!?





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(大鬼)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





面白いやつに会った。



どっかの雑魚が俺の睡眠を邪魔しやがってと音の発生地に向かえば、旨そうな、中々引き締まってる

ニンゲンがいた。



炙って食ってやろうとして一匹殺した。



()()から人を殺すな言われたが、最優先事項は森の守護。



森の中心部に穴を開けるようなクソくらい、つまみ食いしても構わないと思った。



そして、の頃の三匹をいい感じに焼こうとしたら、もう一匹に人間が邪魔をしてきた。



流石に俺の《炎魔法:朱蕾》を手加減(普通に撃ったら灰色の砂になっちまうからな)したとはいえ斬られたのには驚いた。



まず炎は斬れるものなのかと感心した。



久しぶりの玩具足りうる存在に歓喜し、守護の仕事を忘れて炎をぶちこんだ。



俺の拳を流したのにゃ天晴れだがな?武器にヒビができた。



分かったか?お前は俺を殺しうる存在じゃぁない、そこらの雑魚と同じ、、、多少輝きがあるだけの被捕食者であり、俺が捕食者だ。



俺が最強だ!!




そして拳に纏う炎を伸ばして離れたザコを追い詰める。


俺の炎は特別だ。ただ燃えるだけじゃぁ、、ねぇゾォ?



暫くの間伸ばした炎で雑魚を踊らせる。


なんか叫んでるが、人語はよくわからん。


必死に踊り回っている様を面白がってたが、だんだん飽きてきた。



さぁ、、、さっさと俺の糧になりやがれ!!!



さっきまで長さ以外は変わらなかった炎二つをさらに分裂させて四つにし、更に肥大化させる。



突然の変化で混乱させて殺す。



こういうのはセンニュウカン?の塊の人間には効くって主人が言ってた。



まさにその通りだ。多少強かろうとこの不意打ちを破る奴なんていなかった。



そしてそれは今回もだろう。



あー、たまらねぇ、滾る。こんな言葉じゃ足りねえくれぇワクワクがとまらねぇんだ。



目の前のコイツが、今までの雑魚と同じように慄き、絶望し、死を受け入れるあの悲壮な顔を、、、今!今、イマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマイマァアアアアアアアアア、、、、、、



   ア“?



何で、オレの片腕が、、ネェンダ?





はいみんにゃ!!こーんばーんにゃぁああああ!!!



好きな事はコメントを読む事!!


好きな食べ物は評価☆!!


猫神じゃーいぃいい!!



今回は称号《人外剣士》についての紹介にゅ!


スキル詳細は、


《人外剣士》

・神による人外認定された剣士にのみ贈られる。

 基準としては、枯れた枝でエクス◯リバーを放つ等等、、、。


効果

剣士スキル超域強化 身体能力二倍 自動回復強化



となってるにゃ。


、、、あー、、名称だけ決めたらヤバい感じになってるニャァ、、、泣

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