転生初っ端からハードモードです
「貴様、何者だ!!」
「いや、そう言われても、、、」
今俺、赤松氏真は、異世界の騎士団に包囲されてる。
「貴様が人間でないことは分かってるのだ!!」
「いや、俺普通に人間」
「「「「普通の人間が龍流圏から落下して両足着地で無事なわけあるかぁ!!!?」」」」
「いやまぁ仰る通りなのはわからんでもないんだが!!?」
なぜ包囲されてるかって?
それは、神猫から転移?転生?された直後にまで遡る。
****
「は?」
気が付くと、俺は大空を翔んでいた。
翔んでいた?
いや違う。
跳ばされた。
「グッ、、、、おおおおぉぉおおぉおおおおおおお!!!?」
当然、落ちる。
「あんのっ、ブサネコぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!?」
発狂しながら落ちて行く俺。
そんな時間無駄にするようなことしていいのかだと?
気が付いたら空にいるんだ。
状況改善思考以前に文句を言いたくなるのは当然だろう。
もう言ったがな!!!(泣)
「グッっガァああああ!!!」
周知の事実だが、どこの世界だろうと、強かれ弱かれ、重力は存在する。
まぁ落ちているのだから当たり前だが、Gが俺の身にかかるせいで、十分な身動きができずにいる。
何かないか!?パラシュートとかなんか!!
所持品
なまくら刀
竹製水筒
以上(`・ω・´)キリッ
「あんのぉぉぉおおおっ、クッソブサイクがぁぁぁあああああ!!?」
『うるっせぇぇぇぇぇぇ!!!にゃ』
突如、脳内からこの現状を作り出したクソ猫の声が聴こえる。(あと取ってつけたような猫語も)
「これは、どういう状況だっ!!?」
『あーこれかにゃ?無闇にこの世界の民にワシの声聞かせちゃいけねぇんで、念話させてもろちょるぅだけがや?」
「んなのどーでもいいわぁぁあ!!なんで、目覚めたらいきなり死にそうな状況なってんだ俺はぁぁあああ!?」
『んあー…跳んだ後の今に念話で話しかける予定じゃったけどの?ワシぐらいの神様の念話にゃるとどーーーーにも無差別対象に伝えてしまうから、ちょいっと危ねぇんでだぁれもいねぇ大空にとんでもらったがや。ほれほれ、綺麗な青空じゃのおおお?(ニチャア)』
「てめっ、こ、、、ころxおxおxオスウゥウうぅ!?」
『ちゃんと人語はなせや野蛮人、、、ちゃぁんと助けてやるからよぅ、はよステータス叫びんさい、にゃ』
「は!!?」
『死にたく無けりゃはよせい』
「す、ステータスううう!!!」
必死になって叫ぶ俺の目の前に、変なスクリーン?画面が浮かび上がる。
ーーー
name: ヤマト
job:剣士I
称号 猫神の加護 人外剣士 武芸百般
技能 スラッシュI
強突I
スキル 《東神之剣技》ー《ロック》《ロック》《ロック》《ロック》《ロック》
《ロック》《ロック》《ロック》
状態 願望不足※スキル保持者の強気願望にてスキルは産まれる
《アイテムボックス》
中身ーーー(無)
ーーー
「これがなんだ!!?」
『これはのう、、、って、もうすぐ地面にぶつかるの?(ニチャア)』
「どうしろってんだよぉぉぉおおお!!?」
『だまらっしゃいっ。今ワシが最低限の知識送り込むから、お前さんで何とかせい、にゅ』
他人事にようにいうんじゃねぇ、、、そう言おうとしたら、突如脳内にナニカがオクラレエレレレッッッッr!?
「いってぇえええ!?」
『んじゃま、わしゃここまでじゃて、んまぁ、後は頑張りんしゃい』
「クッソがああああ!!!」
取り敢えず、脳内に無理やり(半ば物理的な気がした)植え付けられた情報だとこのスキル、《東神之剣技》の項目のロックを解除させればいい。
説明にある強き願望、それはどんな技をどんな動きでどのように繰り出すか、又、それは東洋神話のどの神に由来するかを強くイメージする事だと思う。
いや、ブサ猫の記憶送信に誤差がなければだがな!!!
取り敢えず、どんな技を繰り出すにも、体勢が必要。
だが、今の状況下、マトモに動くことはオレでも至難、、、。
ならっ!!!
イメージしろ。誇り高く、力強く、神々しく。
どんな敵をも地獄の果て、その先までも喰らい尽くす、畏怖の象徴!!!
ーーーー⦅スキル《東神之剣技》第一項開放しました。⦆ーーーー
「、、、喰らい付けッ《天龍》!!!!」
ーーーー⦅《天龍》、開放されました。⦆ーーーー
無機質なアナウンスと共に、抜刀したナマクラ刀と俺の身体を覆う様に、薄く、だが力強さを感じる金色のオーラが出現。
続いて、技能の方のッ
「《スラあぁぁぁああッシュ》!!!」
着弾。
インパクト。
やぁみんにゃ!こんばんにゃ!!
猫神様の、ショート オブ ラディオ!!はっじまっるよぉぉぉおおおお!!!
今回は初回って事で、タイトルにあるスキル名《東神之剣技》について話すにゃ!!
まぁ赤松、、、異世界だからちょい洋風にヤマトって名前にしたんだけどもッ、
ヤマトのステータス通り、ロックが八つあるのにゃ。
これがどういう意味か、、、ムフフ、わかるっかにゃ?わっかるっかにゃ?(煽
(^猫( ○ー(*´他神`*)○ ズッドオオオオオンッ!!!
、、、イキってごめんなさい(泣
まぁこの事は、いつか話すにゃ。
今回は天龍と、技能について話すにゃ。
天龍 敵対者を決して逃す事のない絶対者。どんなに体勢を崩されようと、
かの攻撃は決して衰えない。
ー環境ダメージ無効ー ー武身統一ー
スラッシュ 上段からの振り下ろしに補正がかかる。
※称号〜人外剣士〜により補正値1〜@¥*#倍
強突 刺突攻撃に補正
※称号〜人外剣士〜により補正値1〜@¥*#倍
絶対貫通付与 空弾効果付与
ふぇ?(ネタのつもりで人外剣士組み込んだバカ猫)