創造魔法で剣改造
少し短めです。
俺は部屋に戻ってから明日の準備を始めた。
「やっぱり役立たずみたいな感じで消されるんだろうな…」
まぁ、明日の朝からは皆とは別行動になる訳だが別にあのクラスにはいい思い出もなければ友達もいなかったからそこは問題ない。
ところでこのまま明日から迷宮送りな訳だがイマイチ戦える気がしないな…
「取り敢えず…鑑定」
俺はステータスを確認してみた。
…
創造魔法ね…
これは何が作れるのだろうか…
取り敢えず鑑定で創造魔法を鑑定してみよ…
創造魔法
自身のイメージしたモノを作る
スキルレベルが上がるにつれ色々なモノが作れるようになる。
材料があるとスキルレベルが低くても作れるモノの幅は広がる。
ほぅ、イメージしたモノか…そういえば小袋には何が入ってるんだろ…
小袋には灰色の宝石のようなものが幾つかと少しの食糧、この世界でのお金らしきものが入っていた。
「この石はなんだ…取り敢えず鑑定…」
空っぽの魔石
レア度 中級
魔力が溜まっていない空っぽの魔石。
魔力を溜めることが出来る。
これは魔力さえ溜めれば使えるかもしれないな。
取り敢えず溜めてみるか…
俺は魔石に全魔力を注いだ。魔石は淡く光を放つようになった。俺は魔力が空になったせいが眠気に襲われそのまま眠ってしまった。
「うっ、頭が痛いな…これは魔力切れの症状か?」
どうやら魔力切れを起こして酔って寝てしまったらいし。俺は魔石に魔力が溜まっているのか鑑定してみた。
魔石
レア度 中級
そこそこの魔力が溜まった魔石。
魔道具の作成に使うとこが出来る。
「これなら使えるかもだな…」
俺は魔石と剣を使って創造魔法を使った。
出来た剣には柄と刃の間にに魔石がハマったものだった。俺は鑑定を使って剣の性能を調べた。
魔力剣
レア度 中級
スキル
魔力操作Lv1
魔石に溜まった魔力を増幅し魔力を剣にまとうことが出来る剣。
ん?結構いい感じのが出来たぞ?
これで明日からはなんとかなるかもだな…
明日の朝まで寝直すか…俺はもう一度寝ることにした。
王女SIDE------------------
「明日ですわね。あの無能が勇者なんてことをこの国の民に知られる訳にわいきませんわ…私が失敗したみたいになってしまわれる訳にはいきませんもの…」
「そうだな…勇者は強くあり民の希望にならなければいけないその辺の生産職とは訳が違うからな。」
国王は王女の言葉を聞いて同意した…
「流石はお父様ですわ!やはりあの勇者はあの迷宮に捨てましょう…あそこなら間違いなく死にますわ。後は他の勇者を育成した後に民にお披露目にしましょう。」
「でわ、明日から勇者を頼むぞミリア」
「お任せくださいお父様」
そう言って王女は不敵に微笑むのだった。
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