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異世界転移

当方処女作となります

初めてなので文章が死んでたり誤字もあると思いますが暖かく見守ってくださいね

「どうしてこうなった」

そんなクラスメイトの発言が届かなかったのか

目の前の明らかにこの世界ではありえない雰囲気を漂わせた者達はコチラを観察するように構えている。


「あなた達にはこの国ウルカーノ帝国を護って貰いたく勇者召喚によりこの世界に召喚させて頂きました。」

王女らしき人は開口一番クラスメイトがどよめく中そんなことを言った。

【10分前】

教室でテストを終えた俺はHR中何時もの日課なろうの小説を読み漁っていた。

クラスではほとんどが先生の言葉など気にせずにある者は友達と話したり、またある者はスマホゲームに勤しんだりしていた。

「もぅ、皆さん話を聞いて下さい!明日からは普通授業に戻りますから授業の準備をきちんとしてきてくださいねー?」


先生が声をあげて最後に挨拶をして帰るかと思われた時、それは起こった…

教室の真ん中から光が登ったと思った瞬間…

床に教室に広がるように魔法陣?が展開した


「な、なんなんだこれはっ!」

「ウッヒョォォォオ、デュフ遂に来たでふ、これは…」

クラスメイトが騒ぐが光は収まらず目の前が真っ白になった…

そして現在俺のクラスごとこうして訳の分からない場所に連れてこられたわけだ。

その後王女はある程度の説明をした。

説明の内容としてはこうだ。


~この国は魔物に脅かされている~

~勇者召喚された者は強いスキルを取得している~

~勇者はここで暫くは訓練を行うことになる~

~召喚はしたけど帰る方法は今のところは無い~


という事だった

これに対してクラスメイトはそれぞれの反応を見せた

帰れないと泣く者、クラスをまとめる為に皆を落ち着かせようとする者、独り怪しく笑う者

そんな中俺はこの状況で何ができるか探っていた。


「皆さん!今からスキルの鑑定を行います!順番に並んで水晶に手を当ててください。」

そうやって王女が皆のことを呼びかけた。

俺はラノベ展開によくある奴じゃね?と思いながら列に並び続けた。

やはりクラスのイケメン御門一輝は勇者適正があり皆とは一線を引くほどのステータスとスキルだった。


名前

御門一輝


職業

勇者


ステータス

体力 500

魔力 900

攻撃 1200

防御 700

速さ 300


スキル

剣術Lv1

光魔法Lv1

身体強化Lv1

限界突破Lv1


とまぁこんな感じになっていた。

なぜ俺が他の人のステータスを見れるのかと言うと俺のスキルに鑑定ってのがあるからっぽい。

先程皆が鑑定を行っている時に確認した俺のステータスは絶望しか無かった。


名前

八雲優


職業

クリエイター


ステータス

体力 20

魔力 500

攻撃 30

防御 20

速さ 50


スキル

創造魔法Lv1

鑑定Lv1

無限収納Lv1


ステータスは魔力以外は期待できないし皆は平均

300のステータスはある。俺は日頃から体育の授業はサボっていたからそれが今に響いているのかもしれない。

そんなことを考えながら水晶に手を触れた。

……

「あ〜クリエイターですか…これは…」

王女は露骨に嫌な顔をしながらそう呟いた。

「クリエイターだと何かあるんですか?」

「当たり前でしょう?クリエイターはどこにでも居る下位職なんですよ?魔法使いや戦士ならともかく非戦闘職が勇者と共に戦えるはずがないんです!」

王女はクリエイターは下位職なのだということを非戦闘職は使えないのだとそう罵った。

それを聞いたクラスメイト達はただ何も言わずクスクスと嗤っていた。

「アイツ何時も教室の隅でネット小説ばっか読んでるやつじゃない?」

「あぁ、それに体育の授業はサボってばかりらしいしな」

クラスメイトが口々にそんなことを言う中一人のクラスメイトが声をあげた。イケメンの御門だ。


「皆!そうやって八雲を役立たずみたいに言うなよ!同じクラスメイトじゃないか!それに何も強くなれないことは無いだろ!この世界にはクリエイター職の人は多数いるはずだ戦えないにしても生きて行くことも出来るだろ?」

御門はそう言いながら王女の方を向いた

王女はニヤリと笑いながら一つの案があると言った。

「では、ユウ様には一つの迷宮に挑んで貰います。

そこで貴方はレベルをあげるのです。そうすればある程度ステータスも上がり皆さんと戦えるようになるでしょう。どうしますか?迷宮に挑みますか?」

王女はそう言って一つの小袋と剣を持って来た。

「分かりましたそうさせてもらいます。」

俺はこの空間に居たくなかったのと他にできる事がないと判断し提案に乗ることにした。


「では明日の朝ユウ様は出発して頂きます。」


そうしてこの場での話し合いは終わり皆がそれぞれ部屋を割り振られそこで明日の朝まで休むこととなった。


コメントとか貰えるとありがたいです。

よろしくお願いします。

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