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シナリオプロット

シーン1 シーンプレイヤー:PC1

あなたは瑞穂と共にジャームと戦っていた。

彼は錬金術師によるアーマークリエイトの装甲を持ち、

並みのジャームであれば傷一つ付けられない。

だが今回のジャームは動きが速く(もしくは装甲無視を持っていて)彼は思わぬダメージを受けてしまう。

リザレクトした彼だったが疲労が蓄積していたためか、『自分のことを女性と思い込む』衝動を発現。

それだけでなく彼は元より女性と見紛う外見であったが、胸が膨らんでいたりより女性的な外見となっていた。


シーン2 シーンプレイヤー:PC4

あなたはUGNのジャーム処理班から瑞穂の異変を知らされる。

幸いジャーム化してはいないものの、予断を許さない状況である。

とりあえずあなたは、瑞穂を自らの所属するUGNの支部で検査することを決めたのだった。


シーン3 シーンプレイヤー:PC2

あなたはPC4が、ジャーム化するかも知れない状況の瑞穂の検査をすると聞かされる。

(PC4不在であればジャーム処理班から直接聞かされたことにしよう)

それにより少しばかり彼の疲弊に気付けなかった責任を感じ、

瑞穂がジャーム化しないよう手伝うことを決めるのだった。


シーン4 シーンプレイヤー:PC3

あなたは瑞穂がジャームと戦い、衝動を発現していたところを目撃していた。

ジャームには興味がなかったのか、それとも処理班だから待機していたのかともかく静観していたあなた。

だが彼の様子が可笑しくジャーム化しそうな状況だと知るといてもたってもいられず、

彼のジャーム化を阻止すべく動くことにしたのであった。


シーン5 シーンプレイヤー:全員

UGN支部に集まったあなた達は瑞穂の状況を知らされる。

彼はEロイス『ファイトクラブ』と『妄念の姿』を発現しており、

自分が女であるという妄想に飲まれかけているのだ。

そして『彼女』はPC1に恋をしており、

この恋愛感情は男性として彼が持っていた好意が転じた物であることも知らされる。

なので瑞穂の衝動を抑えるにはPC1が『彼』を男性もしくは女性のどちらとして扱うか決め、

説得した上で一度戦闘不能にする必要がある(『ファイトクラブ』の効果)。

そしてそれは彼の将来を決めることであり、良く考えてから決めるべきだと告げられる。

(これはできればPC1に他PCがいった方がベターだが、

誰もいいださないならNPCからいって構わない)

ともかくオーヴァードにとって日常からの隔離はストレスなので、

とりあえず『彼』を学校に通わせ続けるべきだろう。

(反対した場合、オーヴァードにとってロイスという繋がりが重要であると念押しすること。

これもNPCがいうより反対したPCに他PCがいった方がベターである)


シーン6 シーンプレイヤー:全員

学校で瑞穂は精神的不調により性自認が揺らいでいる、と説明した上で『彼』の学園生活は再開する。

他愛のない話をしていると、瑞穂はPC1をカフェに誘う。

『彼』は元々甘い物がそこそこ好きで、カフェに誘われたからといって女子よりという判定はかなり難しい。

なので実際『彼』の様子を見るべく、PC1は瑞穂の誘いを承諾する。

なおその際他のPCが来ていいかと問いかけると一応男性としての側面があるため友達を誘う感覚か、

他のPCが来ても構わないといった趣旨の返答をする。


シーン7 シーンプレイヤー:PC1

あなたはカフェで瑞穂の様子を見つつ、『彼』の体調が悪いことに気付く。

何故『彼』の様子が悪いのか、レネゲイド情報を元に推察することにした。


瑞穂の体調不良について 情報:《UGN》《FH》10

『妄念の姿』が半端に発動しているのが原因

完全に発動してからもしばらくは理性を保っていられるだろうが

もしそうなったとしたら余裕がないことは肝に免じておく必要がある。

(苦しんでるということは半端な女性化のせいで細胞の拒絶反応が起こっており、

まだ理性もあるし余裕もあるということである)


シーン8 シーンプレイヤー:PC1

情報を整理していたら、瑞穂が体調を崩してしまう。

レネゲイドの迸りが、彼の身体を刺激して内蔵も女性のそれへと急速に変化しているからだ。

急速な肉体の変化による身体への負荷はレネゲイドによる回復が必要となるが、

そのせいで衝動に飲まれるという悪循環を起こしている。

このままUGN支部に連れて行った方が良いだろう。

そういうわけでPC1慌てて『彼』を支部まで運ぶものの、そのせいで『彼』は精神も女性へと寄ってしまう。

(他の人に運んで貰おうにも、瑞穂はPC1に運んで欲しいと頼み込む)

そんな『彼』は身体が赤くなる。

性器が完全に変化したことで女性としての恋心が急速に刺激されたのだ。

だが瑞穂の身体はまだ完全に女性化しているわけではなかった。

内蔵は完全に変わったが骨格はまだ男性のそれだったのだ。

しかしそのせいで身体が軋み、立ち上がれない。

瑞穂は語る。

『僕の衝動は僕自身……理解している』

『だから衝動が発現した僕はきっと、君に女の子として見てもらいたい』

『分かる……わよね?』、と。

男性としての意識と女性としての意識は混合している。

しかし、男性である彼の意識が薄々理解していたのもまた事実だ。

故に、この問いは男性である瑞穂の物と思ってくれていい。

その問いかけに答えると、彼は自分の更なる心中を語る。

自分の周りには魅力的な女性も居たが、積極的に恋をしようとは思えなかったこと。

だから、『一人の恋する女の子の思いは叶えてあげた方がいいんじゃないか』と考えていること。

それに、『僕は男として過ごしてきてはっきりいって男としての振る舞いになじめていない』こと。

瑞穂は少食で、甘い物好きで……はっきりいってしまえば『女性的』なのである。

彼の衝動が『自分の身体を女性と思い込む』ものであるのも、

偏に彼の女性的な性質が影響しているのかもしれない。

つまり自分を女性として受け入れてくれる相手が居るなら、

あるいは女性として生きるのも悪くないかもしれない、そう思っているのかもしれない。

とはいえ彼は男性として生きることが苦痛な所謂『性同一性障害』というほどではなく、

あくまでも彼は『女性寄りの男性』であるといえるだろう。

話をしていてよく考えたら、彼は身体がきしんでいるはずである。

それが流暢に喋れるようになってきたということは、

身体の女性化も最終段階だったということである。


シーン9 シーンプレイヤー:PC1

まだ完全にジャーム化したわけではない瑞穂だが、

衝動を抑えていた反動で女性としての気持ちが全面的に表面化した。

彼女はまだ理性は保っており、PC1へ告白する。

PC1は決めなければならない。

瑞穂を男性として扱うか、女性として扱うか。

どちらを選ぶにしてもその責任は重い。

ちなみに男性として扱う場合は最後にせめてもの行為として、

女性として扱う場合はその言葉が偽りでない証拠として。

どちらの場合でも『彼女』はキスを要求してくる。

(※キスしなかった場合は説得失敗、としてもいいかもしれない)


PC10 シーンプレイヤー:全員

あなた達を公園に誘いワーディングを展開したところで、

もはや完全に衝動が勝ってしまった瑞穂。

しかしあなた達は知っている、まだ『彼女』に微かな理性が残っていることを。

そんな瑞穂を救うために全力を尽くす……その思いを胸に、あなた達は決意を抱いた。

(※瑞穂の説得に成功している前提)


クライマックスボス

荒川瑞穂

Dロイス《錬金術師》

Eロイス《ファイトクラブ》《妄念の姿》

http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuPuqwwIM


シーン11 シーンプレイヤー:全員

瑞穂をどちらかとして扱うかで結末が微妙に変わる。

男性として扱う場合はしばらくすれば身体が男性に戻るが、

女性として扱う場合は身体は女性のまま戻らない。


シーン11(説得失敗ルート) シーンプレイヤー:全員

瑞穂は受け入れられなかったショックでジャーム化してしまっていた。

そんな『彼女』を止めるため、あなた達は泣く泣く殺害せざるを得ないのだった……

(バッドエンド)


(※以降は説得成功ルートのみです)

シーン12 シーンプレイヤー:PC3

瑞穂がジャーム化せず安堵したあなたは、いつもの日常へと戻る。

彼(ないし彼女)もまた、自分のように日常を過ごしているのだろうかと少しばかり感慨にふけるのだった。


シーン13 シーンプレイヤー:PC4

瑞穂をジャームさせずにすんだあなたは、事後処理へと勤しむ。

エージェントとしての仕事はまだまだ続くのだった。


シーン14 シーンプレイヤー:PC2

この一件で一悶着あった瑞穂について、どうするかはあなたが決めることになった。

瑞穂は男性に戻った場合は(PC2が女性ならPC2のために)戦いたいと語り、

女性のままである場合はPC1平穏に過ごしたいと語る。


シーン15 シーンプレイヤー:PC1

(男性として扱うルート)

あなたは男性に戻った瑞穂と、友人として他愛のない話をする。

彼の秘めていた思いを知ることで、あなたと彼はより信頼しあえるようになったのだった。

(女性として扱うルート)

今日は瑞穂とデートの日。女の子を待たせてはいけないと急いで来たあなた。

彼女も後からやってきて、早速恋人繋ぎをねだる。

恋に積極的な彼女を見て、彼女の思いの強さを改めて知るのだった。

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