9. 令嬢は倒したい。
少々諸事情で投稿が遅れました。
すみません(;_;)
話が終わった瞬間飛び出した私は剣を相手に向け威嚇した。
相手はこっちの事をただの子供にしか思っていないが少し動揺した。竜騎士候補だと思わなかったのだろう。今の私は本気ギレしているので誰も止められない。剣技を今まで磨いてきた私は負けない。そうして相手をにらめつけた。
「アンはどこっ!」
「まさか、追いついてくるとは…さっきの女ですかあの方のためなので渡しませんよ。」
「はぁ?そのあの方とか言うやつのためにアンは生きてる訳じゃないし連れ去ったんだから…」
「そうだっ!よくも俺(僕)たちの大切な妹を攫ったな。覚悟できているんだほうなぁ」
「何を言っているのやら…所詮子供、大人には勝てませんよ。」
プツン
私の何かがきれた。ユエンも何かがきれたらしい。よし
「「殺りましょう。」」
剣を向けられても何とも思っていない彼らには、きつい罰が必要らしい。
「おっおい、二人とも落ち着け!」
「ユアン…キャラ崩れてるよ。二人も悪い微笑み方止めて。」
「「えっ何のこと?」」
そうして私は相手に剣を振り下ろした。
_____私の相手はルフィアンと言うやつだ。
「おっ、弱そうな坊ちゃんが来たな。」
「何を言ってるのかな(怒)」
あまりの怒りに力を任せ
ズドーン
「そんなこと言ってると…あーあ」
私達をなめてもらっては困る。ユアンはあんな奴でも、真面目に五才から剣技を習っていて結構強い。ユエンも剣にドレイクの力を付与して戦っているので負けるわけない。私は、家族の為に毎日剣を振り続け練習し、強くなったと思う。
シェインが何か言っているが聞こえない。
怒りに任せて力を出している私の方が優勢だ。
「うっ…強いじゃねーか。」
トドメをさそうとしたとき、
「君女の子かぁ。よし、僕とやろうよ。ローグ早くルフィアンを連れてっといて。もう逃げるしかないね。」
アンを攫った奴が来た。さっきまでは、ユエンの相手だったのにこっちに来ている。ユエン達はと言うと、アンを見つけ手当てをしている。
後逃げようとしている。馬に乗って逃げる気だ。
(逃がさない…)
乗る前にやろうと剣を振り下ろしたがかわされてしまった。
「おっとっと危ないね、よし準備は完了だ。じゃあね女の子の騎士さん」
逃げられた…。もっと強くなって家族を守らないといけないと分かった。いつかアイツらを捕まえてやると言う覚悟も出来たのであった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「アンっ大丈夫?」
言いながら駆け寄り怪我の確認をする。
見た限り怪我はしてないようだ。一安心。
しかしまさか自分の剣技を受け止められるは思わなかった。
少しショックだが頑張ろうと思った。
私達は家に帰るのであった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
家に帰り夕食を済ませ部屋に戻って来た。
今日の事をノートに書き留める。今の年ではゲームの内容がないため分からなかったが倒すべき敵が出来た。
いつかアイツらを捕まえてやる…
そう書き留めた。
そしてまた新たな一日が始まる________
ユアン七才紺色の髪
昔色々あって女嫌いになる。リリィが友達とかいって気に入り婚約者にした(無理矢理)。リリィの事を理解出来てきて口説き始めているが気づかれない。ウィルと仲が良い。
リリィのお陰で女嫌いが治ってきている。
俺様系だがリリィの前ではコロコロ変わっている。
多分この中で可哀想な奴。
最近リリィといると鼓動が早くなるらしい。
相棒はユーリア(空竜種)
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とりあえず終わりました。
一章はあと少しで完結する予定です(`・ω・´)
小話も挿むのでこれからもよろしくお願いします。
感想などお待ちしております。