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異世界転生したので竜騎士になる  作者: はるカナ
第一章
5/15

5. 家が賑やかです

双子がきて早一ヶ月

この家にも馴染め色々な人と仲良くなれた。(多分かなりくだけた話し方のおかげだな)

双子のダンとアリアとも仲良くやっていて、アリアはよく一緒に寝ている。甘えてくるのが可愛いのでヤバい。ダンともシェインと三人で馬に乗り森に行って探検なんかしている。(そうすると、いつもアリアはすねてしまうけど)

兄弟姉妹として、沢山仲良くなれたのは本当に嬉しい。両親もこの光景をいつも嬉しそうに見てくれている。

自分は、少しずつゲームの内容を思い出し一ヶ月のアリアが階段から落ちたところが、ブラコンになったシーンだった。それを防げたということは、兄で家族が破滅する事がないと思うが心配なので、兄とアリアを極力二人きりにしないようにした。もうこれで、平和な日々が過ごせるのかと思っていた________



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



ある日、ゲームのイベントのようなものが来た。

それは、王子達が家に来たことだ。

この間婚約者に無理矢理されて以来、ユアンを極力避けながらユエンのもとに行き、動物達とモフモフしながら戯れていたがついこの間、モフモフ現場をユアンに見られてしまい。避けられていると知ったユアンが家に押しかけに来たのだ。

(素直に一緒に遊ぼうって言えば構うのに…)

「よぉ、俺がわざわざ来てやったぜ。おい、お前おもてなししろよ!」

上から目線だったのでスルーしたら、少し目を潤ませながら声をかけてきた。

「どうもユアン様、お帰りはあち「いや、帰らないからな!というかそんな様とか止めろよぉ」ハァ、分かった分かったで何しに来たユアン?ユエン君は仲いいから良いけど…」

またもや泣きそうになった俺様王子はガラスのハートだったらしいので、いつも通りの口調で質問した。

「リリィ姉様、兄上を怒らないで下さい。ただ婚約者として挨拶をしないといけないと言っていたので一緒に来たんです。」

(ただハブられるのが嫌で寂しいから来るための言い訳にしたな)

そんなことを考えながら来た客人はもてなすというのがこの家の決まりなのでいれることにした。

「まぁ、来ちゃったのなら仕方ない。ほらはやく入って!」

その言葉を聞いた瞬間あるはずのない尻尾をとても振ってるように見えたと後日メイドさんから聞くのである。

二人を家の中に招き入れ、家族達のいる部屋へ向かった。

部屋に着き家族を王子達に紹介した。

「こっちが、両親の「リアムとローズです」っ…でウィル兄さんと双子のダンと「アリアですっ」が私の大切な家族です。」

所々割り込まれたけど自慢の家族が紹介出来て今は、気分がいい。

王子達の反応はというと、

「どうも、第一王子のユアンです。リリィさんの婚約者として挨拶をしにきました。これからよろしくお願いします。」

「えっーと、第二王子のユエンです。リリィ姉様と仲良くさせてもらって、とても楽しいです。よろしくお願いします。」

家族の前では、礼儀正しく挨拶をした。出会った頃とは全く別人みたいだ。

兄は二人の事を知っているようで、耳打ちをしてきた。

「あの二人、人をあまり寄せ付けなかったから心配だったけど仲良くやっているようだね。よかった。」とさすが、竜騎士候補だねと褒めてくれた。

褒められるのは嬉しいけど、婚約者にされたのは

嫌だなと複雑な気持ちになったのであった。

挨拶をした後は、フレンドリーなダンがユエンを連れて行き、兄さんがユアンと話して仲良くやっている。私は、アリアとお茶をして本の話しをしたりシェインを竜にさせて空の旅を楽しんだりしていた。

そしてあっという間に時間が過ぎ、王子達は帰る時間になった。

「今日は、ありがとうごさいました。」

「はい、突然来たのによくして頂きありがとうごさいました。」

そうすると、二人に好感を持った両親+ダンは

「「「また、来て下さい!」」」といい

嬉しそうに返事をしていた。

私はまた来るのかと思うと疲れる、そんな時アリアと兄さんは「「大丈夫?リリィ(姉様)」」

と顔色を悪くしていた私を心配してくれた。

本当にアリアが悪役令嬢なのが信じられないし、兄さんも追放するような事があるのが不思議だ。

だが、この二人には裏があると知るのは私には知るよしもないのであった。

10話位で第二章にしようと思っています。

第二章からは毎週金曜日になるのでよろしくお願いします。

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