表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

全部マニュアルでおさまるわけはないんだからその場合はベストエフォートでよろしく♪受付エージェントのウィークリートレーニングの時間だからシーユー。今日ルームどこだっけ?フェンリルねオッケー。

「もうだめだ…。」


冒険者を引退して10年。ずっと自身が経営する冒険者ギルド【フェニックス】を切り盛りしてきた。


しかし、経営はうまくは行かず冒険者時代の貯蓄もそこが見え始めている。

妻とは生活のことで衝突し、笑顔が最高に可愛い娘も悲しい顔をしていることが多くなった。


ついに経営が破綻するところまで後3ヶ月というところまで来てしまった。


「俺は…どうしたらいいんだ。手数料も安く、依頼達成率も100%を誇る我がフェニックスが何故こんなことにならなきゃいけないんだ。」


既に考えられる手はうった。

なけなしの金を払っての有名パーティの招致に始まって、手数料を更に安くしたり、自らの報酬を削ってギルド資金として運用したりした。


そのどれも期待した効果はなくこのままではまずいと思いながらも妙案は浮かばない。


「ああ。誰か俺たちを助けてくれ。」




唐突にギルドの扉が開き男が入ってくる。


「このギルドって経営ヤバめな感じっすか?」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ