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君の海  作者: zawa
1/1

あの日。


「海は、嫌いだ…。」


そう言ったじいちゃんの顔は、

涙ぐんでいた。


ぼくは、今年10歳になる。

ぼくの家族は、お父さんとお母さん

3歳の妹とじいちゃんの5人家族だ。


ぼくの家族も、親戚も、

学校の先生も、友達も、

近所の人も、一年に一度。

「3月11日」の14時46分になると

黙祷をする。


「黙祷は、

亡くなった人への冥福であり。

あの日の経験を、生きてる私たちが、

忘れないためでもあるんだよ。」と

お父さんとお母さんは、強い声で話てくれる。



…その日は、

ぼくが生まれる前の年の

大地震があった日だった。


…その日は、ぼくのおばあちゃんが、

大きい地震が原因で、

住んでいた家が津波に流されて…。

亡くなった日でもあった。

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