表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

46/63

─人物紹介・第二章─

────


【ハル】


挿絵(By みてみん)


主人公、ハーピニアに住むハーピーの少女。

桜色の髪と羽毛を持つハーピーで、ベレー帽がお気に入り。

丈夫な布製の肩下げバッグを愛用している。


翼が小さく、"空を飛ぶことができない"先天性の障害を持つ。

しかし彼女は代わりに脚力を鍛え、ハーピニアで最も足の速い少女になった。

付いたあだ名が"爆走娘"。


性格は天真爛漫、元気が取り柄の元気っ子。

お洒落や友達と話すのが大好きな、年ごろの女の子。

時には人を困らせてしまうこともあるが、根はとても優しい子である。


好きな物ははちみつ。嫌いな物は友達が悲しむ事。


プースへとやって来たハルは、ラルスの知り合いであるドワイを紹介される。

有力者である彼からまずユク村近辺の遺跡を目指すと良いと言われ、ひとまずはその方針でいくことに。

彼の孫であるレティシアと共に、馬車でユク村へと向かった。


ユク村についた一行は"異形の魔女"に遺跡に入るための鍵を奪われてしまったことを知る。

どうしたものかと考えていると、村の変人"テミス"と偶然遭遇。

村の事情を知る彼の家にお邪魔し、村のハンターたちが礼儀を欠いた狩りをしていることを知った。


その流れで、彼の特製オークティーを飲んだ一行の目の前に"妖精たち"が姿を現す。

何でも妖精たちは異形の魔女の仲間で、一切の狩りをやめさせないとこの状況は続くと主張。

呆れたソラが異形の魔女に直接話に行くと行ってしまい、ハルはそれを追って共に森へと向かう。

途中で妖精の"ティル"と出会い、彼女の案内の元、異形の魔女へ会いに行く事になった。


異形の魔女の正体は"トアムナ"という臆病で心優しいスライム族の少女だった。

彼女は自分の身体の特性を活かして化け物を演じ、村人を脅かしていたのだ。

トアムナも本心はこの状況を良くないと思っており、彼女を説得して村長と話し合いをすることになった。


村に戻った一行が話し合いをしようとすると、慌てた村人がハンターが熊に襲われ瀕死だと語る。

薬の備蓄が無いと場が騒然とする中、トアムナが医術を学んでいると言い、見事ハンターを救った。

ハンターを救った後、トアムナのことや村のことを話し合い、無事解決へと至ったのである。


その後、村のおもてなしを受けて温泉に入り、仲間たちとの親睦を深める。

そして次の日、出発の時間に寝坊しながらも起床。多くの人間に見送られながら、ハルは遺跡を目指して村を出発した。

その途中、追いかけてきたトアムナの主張に共感を覚え、快く仲間に加える。


こうして、一行は四人で行動することとなったのである。


illustrator:彩端様


────


【ソラ】


挿絵(By みてみん)


相棒、ソラジマから落ちて来た人間の男の子。

栗色の短髪、いいとこのお坊ちゃんのような服装を着て、細長い王冠を大事にしている。

宝剣と自称するきらびやかな剣を持ち、危険が迫るとこれを使用する……が、へっぴり腰。

だがやるときはちゃんとやれる、そんな子だ。


足を怪我しており、"走ることが出来ない"。

そのため、移動の際はハルの背中に乗せてもらっている。

最初は女の子の世話になる事にあまり乗り気ではなかったものの、ハルを馬として扱う事で克服。

基本的にハルに乗る時は、恥ずかしいのを誤魔化すかのように彼女を馬と思って接している。


性格はワガママでいじっぱり。子供らしからぬ言動の持ち主。

ことあるごとに自分の地位を鼻にかけ自慢する"ちょっとイヤな奴"。

だが熱心な努力家で、目的のためなら努力は惜しまない一面を持つ。

また、本当に苦しんでいる人には手を差し伸べられ、どんな逆境にも耐えられる心の強さを持っている。


好きな物はりんご、嫌いな物は諦める事。


船酔いでダウンしていたソラが、まずプースについて一番最初にしたことは船をにらみつけることだった。

その後ドワイの家で偉そうにしたら威圧され萎縮したり、馬車の中でレティシアに子供扱いされなでなでされた。


ユク村では異形の魔女について聞いた後、状況をよく知ってそうなテミスに会いに行こうと提案。

テミスの家で特製オークティーを飲み、【*自主規制*】。妖精にやけに気に入られ、おもちゃにされた。

妖精たちの主張に子供だと苦言を言い、一人で異形の魔女を説得しようと外に出る。


ついてきたハルの背に乗り、ティルの案内で森の奥へと進み、異形の魔女の正体であるトアムナに出会う。

罪悪感と責任感でどうすれば良いのか悩むトアムナに対し、"生きるということは何かから奪うこと"と説く。

そして妥協点を見つけるためにちゃんと話し合おうと、トアムナを村へと連れ帰った。


その後、和解したユク村と森の住民たちを見て安堵しつつも、疲れたと口を漏らす。

村のおもてなしをを受け、一人だけ貸し切りの温泉を楽しんだ。

ここだけの話だが、ちょっと泳いでみたらしい。


次の日、寝坊したハルを叩き起こし、遺跡の鍵をもらってユク村を出発。

遺跡には開かずの間が必ずあるということも知り、自分の剣で開けられることを再確認した。


そして、ついてきたトアムナを"メイド"として任命。

身の回りの世話をさせようとしたのをハルに飽きられたり、トアムナに本気にされたりした。


illustrator:彩端様


────


【リエッタ】


挿絵(By みてみん)


"ツェペシュ"という槍を操るヴァンパイアの流浪騎士。

白髪に銀眼、頭部に蝙蝠の羽を付け、急所を板金で補強した貴族服を着ている。

戦争で受けた喉元の傷跡が痛々しく、本人も少し気にしているとか。

そして非常に女性的な身体付きをしている……端的に言えば"むっちり爆乳"な美人さん。


喉にある方向を感知する器官が傷ついていて、とんでもない"方向音痴"。付き添いが居なければ街すら一人で歩けないほど。

その方向音痴具合は、深い草むらに入ったらその中で丸一日迷い続ける事が出来るほど。

たとえ地図やコンパスを持っても道を間違えるため、傷のせいというより元からそういう素質があったのだろう。


性格は至って真面目でとても義理堅い武人、素はとっても優しいお姉さん。

特にソラを仲間の中で唯一「王子」と呼び、非常に献身的に接する。

……が、年ごろの男の子には、彼女は少々刺激が強いようで、少し避けられているとか。


好きな物はお茶全般、嫌いな物は約束を守らない事。


ラルスカヌス号で船酔いしたソラを介抱しつつプースに到着。

ラルスの知人が只者ではないことを予感しつつ、ドワイと邂逅する。

彼がプースでは英雄的存在である"ドワイ甲板長"だと見抜き、彼からも自分が只者じゃない騎士だと見抜かれた。

そして、ヴァラムの現状について話を聞かされ、一刻も早い帰国を目指さなくてはと意気込んだ。


ユク村についてからは村の現状を聞かされ、密かに異形の魔女の討伐を考える。

しかしテミスの話や妖精の話を聞き、これは自分が出る話ではないと理解。

異形の魔女の説得はハルたちに任せて、自分はテミスや妖精たちを落ち着かせることにした。


ハルたちが戻って来る頃、焦り村長に怒鳴るテミスをレティシアと一緒に押さえつけていた。

さすがの騎士でもオークの真っ向からの全力は少々骨が折れるものだった。

その後、トアムナがハンターを助けるところを見届けて、問題の解決に安堵したのである。


おもてなしの時に弄られたり、少し甘えたがりの一面があることを暴露されたりした。

そしてハルの寝顔を見てそれがツボにハマり、今でも思い出し笑いをしてしまうのだとか。


illustrator:彩端様


────


【トアムナ】


挿絵(By みてみん)


知的スライム族の少女。

半透明な緑色の身体の内部に色の濃い球体コアが浮いているが、普段は服で隠れている。

魔法使いが良く被る先の曲がったとんがり帽を被り、真っ黒なローブを着ている。

服の表面は体液でどうしても湿ってしまうのが悩みだとか。


性格は非常に憶病で、戦いをあまり好まない性格。

しかし同時に、全ての生物に対して慈悲を向けられる心優しい面がある。

無論、悪い事は悪いという分別もちゃんと持っている。


スライム族は何かに擬態することを得意とするが、彼女は"正確に擬態することが出来ない"。

自分の姿を保つことですら精いっぱいで、擬態しようとすると名状しがたい化け物へと変貌してしまうほど。

そのため彼女は他のスライム族の仲間からのけ者にされてしまい、最終的に森の動物や妖精に受け入れてもらった。

トアムナはそこで薬草や治療魔法を学び、街の医者にも負けないほどの治療技術を身に着ける。


好きな物はキノコ全般(毒含め)、嫌いな物は仲間が傷つく事。


森の動物たちが遊びで殺されていることを知り、自分にできることを考えた結果、"怪物役を演じて村人を脅かして森に立ち入らないようにする"という方法だった。

そして、異形の魔女として恐ろしい怪物に変身し、ユク村の村人を追い返す日々を続けていた。


ある日、好物のキノコを採っていると慌ててやってきたハル一行に驚いてしまい、怪物に変身してしまう。

涙声で暴れていたがティルとハルの尽力で鎮静。村の話を聞き、ソラの一言で話し合うことを決める。


村に到着し、村長に事情を説明しようとした際に、若いハンターが怪我をしたという一報がはいる。

医療品が足りない中名乗りをあげ、診療所に直行。素晴らしい医術の腕を発揮し、ハンターを救った。

その後、やってきた村長と和解。狩りの意識も改めるとのことで、丸く収まった。


ハル一行が村を出発する日、自分もついていきたいと言い出したかったが言い出せずに見送ってしまう。

しかし、村長やティルに背中を押され、急いでハルたちに追いついた。

そして、"自分を変えたい"という強い思いを伝え、ハル一行の仲間に加わることとなる。


illustrator:彩端様


────


【ラルス】


ツギーノで働いていた船乗りのハーピーの男性。飲んだくれ。

カモメのような翼と手足を持ち、白い短髪に無精ひげ、半袖に半ズボン、サングラスを掛け、足首にミサンガを巻いている。

いかにも怪しい風貌で、その言動も怪しいもの。「~だねえ」が口癖。


性格は酒好きかつ女好き。

ギャンブルはやらないものの、酒場に入り浸って借金を抱えてしまうほどのダメハーピー。

だけど真面目な時は至って真面目で、普段の様子からは想像も出来ないほどの行動を見せる。

意外と社交的なのか、各地に知り合いがいる。そしてなぜか人間学にもとても詳しい。


好きな物は女とお酒、嫌いな物はコワイ人。


ラルスカヌス号を操りプースへとやってきた一行。

異国は初めてなハルとソラに案内役を買って出て、プースを案内しながら知人であるドワイの家へと向かった。


ドワイから臆病カモメだと言われたり、レティシアに異様な愛情を向けられたり、今回は割と苦労人。

船の番をして過ごすつもりが、ドワイの命令で裏でいろいろすることになった。

また出会える日がいつか来るかもしれない。


────


【ドワイ】


プースに住む老いた亀の獣人。

スーツに中折れ帽子、口にはパイプを咥えているといった、すごく"マフィア"な風貌をしている。

プースの街では多大なる信頼を得ており、実質支配者といっても過言ではない。


性格は豪快、そして怒ると怖い。

更に洞察力も鋭く、多くの場数を乗り越えてきた印象を与える。

気に入った者や恩のある者は最大限の礼儀を尽くして返すが、敵をみなした相手に対しては非常に恐ろしい。


彼の正体はかつてプース船長操る獣人移民船に乗っていた"ドワイ甲板長"。

座礁して大混乱に陥る中、全員を落ち着かせてまとめ上げた英雄的存在。

プース船長とは旧知の仲だったらしく、共にプースの街を作り上げた。

当時は移民船の名前を街の名前にしていたが、船長が死去したあと、彼の功績を称えてプースという街に改名したとか。


長い人生の中、大勢の孤児を育てたりもしていた。

今は老いてしまったのもあり里子として出してしまうが、レティシアだけは里子に出さずに自分の屋敷に住まわせてる。

自由奔放な彼女に手を焼きつつ、なんだかんだ本当の孫娘のように可愛がっている。


本編ではハル一行を支援すると約束し、今後の行動を示唆し、レティシアを案内役として連れて行かせた。

生意気なソラにキレたり、レティシアと意味深な夜を過ごしたラルスを問い詰めたり、怖い一面もチラリと見せた。


────


【レティシア】


プースに住む兎の獣人。ドワイの義理の孫娘。

真っ白な毛皮に似合うドレスを着ていて、正真正銘のお嬢様である。


性格は社交的なのんびりや。マイペースすぎるマイペース。甘えさせたがりな一面も。

お昼寝が大好きで、立ったまま寝てしまうほどの寝たがり。

暇な時はお昼寝できる場所を探してふらりふらりとどこへやら。


そんな彼女だが、以前は非常に臆病でドワイの家から一歩も外へ出ようとしなかった。

しかし、ラルスとの出会いが彼女を変え、今ではとても社交的な性格へと変化した。

そのためかラルスを異常なまでに慕っている。それはもう恋する乙女のように。


本編ではユク村までの案内役として同行。

持ち前のマイペースさでソラを翻弄したり、テミス特製オークティーをくいっと飲み干したり、リエッタをよしよししようとしたり、etc...

最終的には馬車に乗ってハルたちを見送りに行き、一行に別れを告げた。


────


【ユク村の村長】


ユク村の村長である老オーク。長いヒゲを結んだ三本のおさげが特徴。

他のオークもそうだが、外部の者には非常に丁寧な物腰で接する。


最初はテミスの言葉を戯言と思いまったく相手にしなかったが、実際にトアムナと出会い状況を理解。

話し合いの末、自分たちも森の一部で森に生かされているのだと心を改めた。

現在はティルの手助けを借りて、村の新しい規約を作っているのだとか。


────

【テミス】


ユク村に住む変わり者のオーク。頭に赤いバンダナとボサボサの髪が特徴。

呪術師の格好をしているが、実はれっきとした由緒正しいハンター。

狩りの神と森の神を強く信仰している信心深い人物でもある。


昔から妖精との親交があり、妖精を森の声と言って代弁者を努めてきた。

が、普段の言動があまりにも怪しすぎたので、信頼は全くされていなかった。

そのため今回の騒動でも聞く耳を持たれず、ほとほと困り果てていた。


村長との一触即発の状態にまでなったが、ハルたちの活躍により和解。

今後は新しい規則に沿ってハンターを取りまとめるお頭として頑張るそうな。

なお、怪しいのは相変わらずである。


────


【妖精たち】


ユク村近郊の森に住む妖精たち。

変わった掟を守って生活していて、その一つに"猛毒を飲んだ者にしか姿を見せない"というものがある。

そんなわけで大昔から森で暮らしていたものの、これまでテミス以外のオークに認知されずにいた。


前から狩りに対して反対的だったが、娯楽で狩りをするものが現れてから反発が強まった。

怪物役を買って出たトアムナを応援し、みんなでどんな手を使っても守ろうとしていたのである。

そのため、討伐隊の話が出た時には負けじと武力で対抗しようとした。

しかし、ハルたちの説得によりトアムナと村長の対談が成立して事なきを得た。


現在はティルやユク村の村長と話し合いをしつつ、互いの折り合いをつけているところ。

いずれは森の仲間として一緒に生活できる日が来るのだろうか……。


────


【ティル】

森に住む妖精の一人。

妖精の中でも争いを好まない性格なため、討伐隊と戦おうとする妖精たちに反発。

トアムナを説得しようとするハルたちに力を貸し、ユク村の村長との対談を成功させた。

彼女は今、妖精と村の住民との間を取り持つ役割として村中を飛び回っている。

いつしか森の仲間としてユク村を迎え入れたいと思っているのだとか。


ちなみに彼女は森の妖精たちの掟を破り、村長に自分の姿を見せてしまった。

掟を破った者は、自分の好物を食べられなくなってしまうらしい。

そのためティルは好物のテミス特製オークティーをお預けされてしまっているのだとか。


────

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうSNSシェアツール
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ