四月九日【参 海のあやかしの章 玖】までの舞台裏
四月九日【参 海のあやかしの章 玖】までの舞台裏でございます。
……と言っても今回も前回に引き続き、舞台裏と言うよりはトトの妄想劇場なので温かく見守って頂けましたら幸いでございます。
書きたい舞台裏はあるのですが、今書くとネタバレになってしまうので、何時かまた機会がありましたら。
ではでは、トトの妄想劇場スタートでございます。
前回の舞台裏の後、ツイッターでちはやさんや加純さん、九藤さんとお話したのですが、それを基にちょこっと小劇場を!
題して『ナギとフエノの新婚生活の巻』でございます(漫画風挿絵付き)
この二人の結婚は周りにとっても青天の霹靂でしたが、実は一番驚いてるのは当の本人たち。
ナギはフェノエレーゼが結婚をOKしてくれた事自体が奇蹟だと思ってるし、フェノエレーゼに至っては結婚の意味が分かっているのかさえも怪しい(←常に温度差のある二人)
ナギの嫁になったと言っても、フェノエレーゼに家事が出来る訳がないので勿論、家事全般はナギがこなします。
その方が効率も良いですが、最大の理由は……
でも一応、きっちりナギに惚れてるフェノエレーゼは「ナギに全てを押し付けるのは申し訳ない」と自分に出来る事をしようと考えます。
食料調達(森で木の実を採ったり、魚を釣ったり、狩をしたり)なら出来ますしね。でも……
フェノエレーゼ的には、ちょっと転んで汚れただけ、ちょっと擦りむいただけ〜なんですが、それを見たナギは……
……と小一時間、説教が続きます。
一応、自分を大切に想ってくれているから叱っているのだと分かっているフェノエレーゼは(←大分成長した)素直に「すまない」と謝ります。
でも反省はしない←性懲りもなく同じ事を繰り返してナギに叱られる。
まっ、ラブラブのバカップルですね!
トトもナギみたいなイケメンで、何でもやってくれるダンナが欲しい!
上膳据え膳がしてみたい←超本音!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
では、ここからはちょっと真面目に。
男性にも女性にも見えるフェノエレーゼですが……多分、ヒナちゃんと丸ちゃんはフェノエレーゼを男性だと思ってるんですよね。
男性と言うか、綺麗なお兄さんってところですかね?
それ以外の登場人物は、ナギを筆頭にフェノエレーゼを女性だと思っているような気がします(笑)
丸ちゃんは「旦那」って呼んでるから確定だし、ヒナちゃんは一応ヒロインなので(?)フェノエレーゼを男性だと思ってないと歳の差カップルは成立しませんしね。
そんなこんなで前回――微ネタバレですが、実は海のあやかしの章にはナギ✕フェノエレーゼに傾いているトトをフェノエレーゼ✕ヒナちゃんに引き戻すエピソードがあるんですよね。
詳しい事はご覧になってからのお楽しみ〜という事で!――と語ったエピソードが【参 海のあやかしの章 玖】の↓の場面なんですよね。
今までヒナちゃんの事を「小娘」とか「チビ」としか言わなかったフェノエレーゼが、初めてヒナちゃんを名前で呼ぶシーンですね。
人間と関わりを持ちたくなったから、敢えて名前を呼ばなかったフェノエレーゼの中で何かが変わった瞬間です。
ここから二人の関係が(人間に対する想いも含めて)少しずつ変わっていくのだと思います。
う〜ん、萌える!
相変わらず漫画風挿絵が雑&悲惨なのは仕様です。
トトの力が足りなかっただけです! キリッ☆(←開き直りとも言う)
突然ですが、今回をもって『舞台裏』は完結とさせて頂きます。
短い間でしたが、ありがとうございました。
何時か再びお会い出来ることを夢見て!




