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79話 軍団の躍動 8

祝Pv90000!!ユニーク13000達成!!ブックマーク160人超え!!

毎日Pvが凄い勢いで貯まって行きます。これも応援下さる皆さんのおかげです。

5月10日午後8時に小説家になろう日間ファンタジー異世界部門で243位になっていました。

本当に嬉しいです。ありがとうございます。

 マコト達、葬送曲(レクイエム)はイースタの街の郊外に借り受けた土地を平坦にならして、ヘリの発着場を作った。


 スキル異世界マーケットでプレハブ小屋を購入して発着場の周囲に建設し、ある程度の期間、生活できる態勢を整えた。


 発着場の完成と同時にバイパー部隊、コールサイン「スネーク」を長距離無線機で呼び寄せた。


 8機のバイパーが近付いて来るのを見て、イースタの街の人々は飛竜(ワイバーン)が再び来襲したのかと騒ぎになりかけたが街の有力者や衛兵隊には事前に通達がいっていたので、葬送曲(レクイエム)の乗り物だと伝わり、騒ぎになる前に鎮静化した。


 8機のバイパーをマコトは2機編成にし、東西南北の街道に派遣して1機が飛んでいる間はもう1機が駐機待機して、なるべく24時間空からの目を絶やさないようにした。


 最初の1週間はほとんど何事も無く過ぎた。

 マコト達地上班はイースタに来る際に被害を確認した東の街道を重点的に巡回していたが、盗賊団と出くわすことは無かった。

 バイパー部隊は2件、魔物に襲われている商隊を発見して1件は静観したが、もう1件は商隊の護衛が押され気味だったことから介入し、団員8人をヘリボーンしてオークの群れを殲滅した。


 マコトは3日に1度、片道1日をかけて王都の商業ギルドに顔を出して、到着していない商隊がいないのか確認を行っていたが成果は無かった。

 しかし、裏返して言えば、盗賊団の動きを封じ込めているとも言えた。


 動きは、10日目に起きた。

 マコトが高機動車で王都の商業ギルドに向かっている際に、西の街道に派遣していたバイパー部隊、コールサイン「スネーク6」から緊急無線が流れたのだ。


 「緊急!!緊急!!こちら西の街道を巡回中のスネ一ク6、ただ今西の街道上にて商隊が100人近い盗賊に襲われているのを確認至急、増援を求む!!」


 「HQよりスネーク6、商隊の規模とどれ位持ち堪えそうか、送れ」


 「盗賊は100~150人規模に対し商隊の護衛は30人前後、持って20分かと」


 「HQより待機中の全スネーク、緊急発進(スクランブル)!!スネーク6の援護に向かえ。地上ユニットで西の街道に一番近いモノは?」


 「こちら巡回ユニット4、西の街ウェスタにて衛兵隊と情報交換中でしたが直行します。

 戦力は歩兵戦闘車1、軽装甲機動車2、高機動車1、歩兵14。

 尚、ウェスタの衛兵隊、騎馬隊50も向かうとのこと」


 「HQ了解。各自最速を目指せ。

 尚、南北東の街道を警戒中のスネークは任務を継続せよ。

 敵の陽動の可能性もある」


 「スネーク1~4、離陸(テイクオフ)!!現場に直行します」


 「HQよりスネーク6、機体拡声器にて警告を行え!!

 その後、外部兵装による攻撃は許可するが、ヘリボーンは応援到着まで待て!」


 「スネーク6、了解!!」






 西の街道襲撃現場


 「荷馬車を盾にして弓矢を放って牽制しろ!!盗賊共を近付けるな!」


 「誰か!!回復してくれ!!俺の手が、俺の手が!!」


 「護衛の冒険者達は何をしているんだ!!さっさと盗賊を追い払え!!」




 「無理はするな、相手の方が人数は少ないんだ。

 弓矢で少しずつ削って行き、いつも通り皆殺しだ!!」


 「ヒャッハー!!お宝、お宝!!!」


 「・・・・・何の音だ?」




 『盗賊共に警告する。こちらは軍団(レギオン)葬送曲(レクイエム)だ。

 大人しく武器を捨て、降伏せよ!!』







誤字脱字報告、感想、評価、ブックマーク大歓迎です。応援宜しくお願いします。

次回更新は5月12日午前7時を予定しています。

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