表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
60/355

60話 激戦アレフガルド王国 9

 城塞都市ガルム制圧から、1ケ月が過ぎた。

 都市周辺を警戒中の部隊とアレフガルド王国の小隊との小競り合いが頻発するようになって来た。

 ラウンド将軍とシュピゲル将軍は城塞都市の警戒レベルを引き上げた。

 葬送曲(レクイエム)も狩猟中に遭遇戦を2回行い、21人を捕虜にした。

 


 葬送曲(レクイエム)が丸焼きにした城塞都市ガルムの王都側門に白旗を掲げた騎馬の集団が現れた。


 「我々はアレフガルド王国の使者だ!!開門、開門!!」


 門の守備隊は上官であるラウンド将軍に伝令を走らせた。

 10分もすると、門上にラウンド将軍が姿を現した。


 「私はゲシュタルト王国軍アレフガルド王国侵攻軍のラウンド将軍だ!!降伏か否か!?」

 

 「私はアレフガルド王国ミラン伯爵だ!!会談を申し入れたい!!」


 「我々も暇ではない!!ここで要件を言いたまえ!!」


 「アレフガルド王国は、ゲシュタルト王国軍の国内からの即時撤退を要求する。それで、ゲシュタルト王国の罪を問わないものとする。」


 「話しにならんな!!顔を洗って出直して来い!!」


 「オオオオオッ!!!」


 ガンガンガンガンガンガン!!


 門の守備兵達が盾と槍を打ち鳴らして、アレフガルド王国の使者を威嚇した。


 「後悔することになるぞ!!」


 ミラン伯爵が叫ぶ。


 「アースガルドでまみえようぞ!!矢を放て!!」


 威嚇の矢が放たれた。

 使者達は、バラバラに逃げ出した。

 交渉は決裂した。


 1週間後、ゲシュタルト王国から更なる増援4万が城塞都市ガルムに到着した。

 後送された2万人の補充と増強に充てられ、ラウンド将軍とシュピゲル将軍は、それぞれ4万人の兵力を率いることとなった。


 2週間の練兵期間を経て、ゲシュタルト王国軍アレフガルド王国侵攻軍は城塞都市ガルムを出撃した。


 城塞都市ガルムには、1000人程のゲシュタルト王国兵と軍団(レギオン)葬送曲(レクイエム)が残された。


 城塞都市ガルムの攻略戦で戦果を挙げ過ぎたらしかった。

 城塞都市ガルムからアレフガルド王国王都アースガルドは2日の距離だ。


 諜報部隊を侵攻軍に張り付けさせた為に情報は入って来るが、やはり心配ではある。


 侵攻軍が出撃した後も、都市の住民の為の狩猟を続けていた。


 4日後、心配していた事態が起きた。侵攻軍の敗退である。


 侵攻軍が王都アースガルドを包囲して2日目の夜、侵攻軍は夜襲を受けた。

 アレフガルド王国軍が密かに同盟を結んだ獣人の国、アマゾニア王国の精鋭3万人が背後から襲いかかったのだ。


 侵攻軍8万人は瓦解し、ラウンド将軍は討ち取られ、シュピゲル将軍は生死不明となった。

 城塞都市ガルムまで、たどり着いたのは約2万に過ぎなかった。


 マコトは、敗残兵を急いで取り纏めて、守備隊1000人も国王の書状を元に強権を発動して指揮下に置いた。


 追撃部隊を食い止める為に、車両群まで投入して敗残兵をかき集めた。


 敗戦の情報が入ってから、4日目。アマゾニア王国とアレフガルド王国軍の同盟軍8万人が城塞都市を半包囲した。


 それを迎え討つのは、ゲシュタルト王国軍1万8000人と、何と!!城塞都市ガルムの住民5000人だった。


 住民の代表に話を聞くと、敵に降伏した者の取り扱いは酷いもので、このままでは都市ごと攻め滅ぼされかねないからとのことだった。


 しかも、獣人の国アマゾニア王国の兵は噂では人を喰うとのことであった。

 捕虜の中からも、城塞都市の防衛に参加したいと手を挙げた者が3000人もいた。

 こうして、城塞都市ガルム防衛側2万7081人対アレフガルド王国軍、アマゾニア王国同盟軍8万人の攻防が始まろうとしていた。




 

 

誤字脱字報告、評価、感想、ブックマーク大歓迎です。応援宜しくお願いします。

次回更新は4月9日午前7時を予定しています。

沢山の誤字報告ありがとうございました。直ぐに反映させて頂きます。

こんなにもあったのかと反省しきりです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ