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52話 激戦アレフガルド王国 1

 マコト達は、王都ゲイボルグでの補給と休養を終えるとアレフガルド王国へと遠征を開始した。

 ゲシュタルト王国とアレフガルド王国との国境線までの6日間は、魔物や盗賊の襲撃が散発的にあるだけだったが、国境を越えると事態は変わった。

 戦争自体はゲシュタルト王国が、押しているが国境を越えれば住んでいるのは、アレフガルド王国の民エルフである。

 そんな彼らが、レジスタンスと化してゲシュタルト王国の補給線を脅かしていたのだ。

  

 国境を越えて2日目。

 森沿いの街道を進んでいる時だった。

 マコトは相変わらず敵地を進む際はマップ作成のスキルで索敵を行っていた、すると、森の中に敵を示す赤いマーカーが複数同時に現れた。

 どうやら、ギリギリまで魔法で姿を隠していたが、接近したことによりマップ作成の力に押し負けたようだ。

 「敵襲!!第一波ゴブリン約40、距離200、9時の方向!!」

 マコトは無線機のマイクを掴むと全体に指示を出した。

 ドドドドドドン、ドドドドン、タタタンタタタタタタン

 車載機銃も含めた全力で応戦する。 

 「第二波!!ゴブリン約60、距離変わらず、撃て!!」

 ヒューン、カキーン!! 

 「第二波に紛れて、エルフ3、距離150、弓矢に注意しろ!!」

 飛んで来た矢が軽装甲機動車の装甲に弾かれ明後日の方向に飛んで行く。 

 マップから敵のエルフ位置を特定すると弾倉を青いテープの巻かれたモノに替えて槓稈を引いてゴム弾を薬室に送り込み単射で数発、発砲した。

 がさがさと木の上からエルフが1人気を失って落ちて来た。


 素早く狙いを2人目に変えたが、その頃には一波目のゴブリンも殲滅されており、生き残りのゴブリンも撤退を開始していた。

 2人のエルフも射程外にまで後退しており、襲撃を続けようとしなかった。


 マコト達はゴブリンの死骸を集めると穴を土魔法で掘り、穴の中で灰になるまで焼いた。アンデットになられたり、疫病の発生を防ぐ為だ。


 気絶したエルフを拘束し、行軍を再開した。

 因みに拘束したエルフも、女性というか少女に近いエルフだった。

 幸い頭に1発当たったのみで、衛生兵に見せると気を失っているだけで他に影響はなさそうとのことだ。


 しかし、魔物と連携して襲撃して来たことから、魔香を使用していることが疑われた。

 民間人に魔香をばらまき、ゲシュタルト王国の兵を襲わせるということは国家として終わっているようにマコトには感じられた。

 

 ゲシュタルト王国の前線に合流するまでの2日間に2回の襲撃が有り、魔物を200体近くを殲滅、3人のエルフを捕虜にし2人のエルフを射殺した。

 

 ゲシュタルト王国軍はアレフガルド王国の商業都市フォレスタに対して攻城戦を仕掛けていた。


 マコトは、ゲシュタルト王国軍の司令官に挨拶に赴いた。

 司令官の居た軍幕は最前線の近くにあった。

 「軍団(レギオン)葬送曲(レクイエム)のマコトです」

 「ゲシュタルト王国軍、アレフガルド王国侵攻軍司令官のゲルハルト・ラウンドだ。陛下からの書状は確かに受け取った。

 援軍3万が到着するまで君達を自由に参戦させよ、とのことだが本当にそれだけの力量が有るのかね?」

 「結果で示させて頂きます」

 「そうかね。今、我が軍は都市を包囲して、いずれかの門を突破口としてこじ開けるべく攻撃している。4個ある門のうち1個を君達に任せようと思う。見事突破口を切り開いた暁には、伝令を寄越してくれたまえ」

 「了解しました」

 「ここで我々も1週間も足止めに遭っている。そろそろ先に進みたいものだな」



 

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次回更新は3月26日午前7時を予定しています。

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