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KV65の墓 - 猫のタン  作者: 音澤 煙管
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- 終章 - KV65の墓





悪しき王を倒し、タンとペル、十字軍とヘブライ人にやっと平和が訪れた。


王が残したこの砦と周辺の村には、奴隷のヘブライ人も居た。

やり残した事がある、とニコルバは街に戻ったが牧師とタンとペルは、この村に宣教と平和を唱えるべく残った。


悪しき王と同時に消えてしまった勇者の猫たちは、石の力のおかげでそれぞれ元の場所へ還り平和に暮らした。


やがて時も経ち、隣接国との統合や繰り返しの紛争でこの砦と大きくなった村が街になり王の国となった‥




時は現代、ココとは違う時間線上のその昔。

1922年、イギリスの考古学者ハワード・カーターによって世界的発見のツタンカーメン王の墓を発見した。

それを成し遂げられたのは資金提供をして居た、カーナヴォン卿と言う人物だった。


それ以前の1903年、カーナヴォン卿は考古学に目覚め発掘調査をして居た。

その時に発掘した棺には猫のミイラが二体収められて居た。


その棺には、

" מלך חתול אמיץ, ישן כאן. "

(勇敢なる猫の王、ここに眠る)

と刻まれて居た。


発掘されたツタンカーメンの墓の上で、この猫の王の棺が19年前に発見されて居たのだった、猫の名前はタンとペル‥そう記してあったかどうかは未だわかって居ない‥。




THE END





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