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くもりのちはれ。  作者: Kiyomiya
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いろんな検査を受けてきました

 クリニックでは色々な検査をした。

 まずは定番の視力検査と眼圧検査。次に視野検査。その次にレントゲンっぽいもの。

 視野検査は、個人的に閉所恐怖症の人は無理だろうっていうレベルだと思う。

 丸みを帯びた白い機械に顔を入れるのだけれども眼前に来る白い壁の圧迫感が半端ない。真正面を向きながら、光が見えたらボタンを押すのだが、やっているうちに自分って閉所恐怖症じゃないかと錯覚する程に気持ち悪くなった。顔を動かしてはいけないと言われて、その半端ない圧迫感に耐えるものの、人間、恐怖心には勝てない。何度機械に「目を真っ直ぐに向けてください」「顔を動かさないでください」と怒られただろう。所要時間は十分程度だったはずなのに、それの何倍にも長く感じた。

 

 ようやく恐怖の視野検査から解放され、レントゲンっぽいもの(詳しい名前は忘れた)をとることになった。やる前に瞳孔を開く目薬を点眼し、機械に顎を乗せて瞬きを我慢すること10秒程度……「あ~、瞬きしちゃってますねぇ、もう一回やりましょうか」

 瞬き我慢するのって難しい。

 眼圧検査で目を見開いておくことの次に難しいと思う。

 意識しちゃうと余計に難しく感じて、二回目も失敗。

 三度目にようやく合格をもらえた時には万歳をしたくなった。……しなかったけれど。

 こんな面倒な患者に笑顔で対応してくれた看護師に感謝してます。


 諸々の検査結果が出て呼ばれた私の顔を見た後の院長が、目の断面図が映し出されたモニターを指しながら、聞いたこともない長ったらしい病名を言った後に放った衝撃の一言。「この状態ではここのクリニックでは治療が出来ません。紹介状を書くのですぐに大手の病院に行ってください」いきなりそんな事を言われた私の頭は真っ白。すぐに行ってくれってそんなに悪いのか?! 若年性の老眼だと思い込んでた私はそこで、ことの重大さを知ることになった。


 その日の夜、帰宅した夫にクリニックでの恐怖体験を話しつつ、瞳孔を開いてから検査をするかもしれない。それだと運転ができないから病院に連れて行ってくれと頼んだ。上司に相談して有給をとって貰う事にしたのだが、その上司が出来た上司だと感じた。話しを聞いて、夫が出席するべき会議の日程を変えてくれて、なおかつ早退をさせてくれた。

 お陰でクリニックを受診した明くる日に大病院に行くことが出来た。今度会ったらお礼を言おう。

 

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