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幸せを。  作者: 白虎
幸せ探しの始め。
6/13

☆~5~☆

遅くなってすんまへん!!

今回は討伐にきた人間の誰かです!

人間side


 

 「がきゅうぅぅぅぅぅうぅる!!!(何でなのよぉぉぉぉおぉぉ!!!)」

 俺達は少女が竜の姿になった事に驚きつつ、(しょうじょ)に襲いかかった。



 






 














 



 突然、少女が現れた時とてもびっくりした。

……少女の顔の整い様に。


 普通は、何故少女なんかがこんな場所にいるのかと、驚くのが先だがそんな事も出来ないほど少女の顔は整っていた。

 何度も繰り返言うが、本当に少女の顔は整っていた。

 淡く光を反射する銀色に近い白い髪。髪と同じ色に縁取られた何もかも見透かすような紅い瞳。東洋の『桜』と言う花を思い出させせるようなぷっくりとした唇。そして、その全てのパーツが完璧と言うほどに程よい位置であり、左右対象である。

 

 この世の物とは思えない……。

 

 そんな事を思っていると、少女の脚か震えだしその場に座り込んでしまった。

 そのお陰か、何故少女がこんな所にいるのかと考えられるようになった。



 「何故こんな所に人の子が…。」


 

 誰かがそうつぶやいた。皆も俺と同じく頭が正常に働くようになったんだろう。


 少女が何か言うとしていたが、ただ口から空気が漏れているだけだった。そんな事さえも絵になる。嗚呼、素晴らし………はっ!!い、いかん!頭を正常にしなければ!

 そんな葛藤を心中で繰り広げていると、誰よりも豪華な鎧を着込んだ人物ーーアドメラク王子がその少女に向かって歩きだした。



 突然だが、アドメラク王子について説明したい。

 この世界ラースリオには4つもの国が存在する。魔力を多く持つ魔族が住む“ファリオ”、神の使いとされる者たちが住む“ラディン”、動物の特徴を持ちながら人間に似た姿を持つ獣人族が住む“ナルデルク”、そして、俺ら人間が住む“ランガー”。

 アドメラク王子は“ランガー”の王子であり、次期国王である。年の割にはとても大人びていて、少女程ではないがとても整った顔立ちをしている。

 そして、王子の美貌には1つ不思議なことがある。それは、人間は王子の美貌に心奪わるが、それ以外の種族とっては嫌悪や不快を感じたりするのだ。どんな状況下であろうとも。

 つまり、簡単に言えば王子の美貌に魅力されたら人間、されなかったら人間以外となる。


 アドメラク王子が少女に近づき無理やり顔をあげさせ、自分の顔をみせている。



「嫌!!!離して!!!」



 少女はアドメラク王子を突き放す。突き放すしたという事は魅力されていないということ。つまり、少女は人間ではない。だとすれば、人間以外でこのあたりに住んでいる種族と言えば……。



 「どうやらそいつも、神竜族(しんりゅうぞく)のようだな。」


 

 王子が俺達に聞こえるような大きめな声で言い放つ。王子も俺と同じ事を考えたみたいだ。しかし、神竜族が、人間の姿になれるなんてなんて初めて知った。

 

 王子の言葉をを聞いた皆は少し戸惑いつつも、少女を倒す敵と捉えて、殺気立たせる。


 

 「あなた達は何なの!!!」



 殺気を向けれたことに恐怖を感じているのか、少女の出した声は鳥の首を締めたような悲痛なものだった。

 王子は、そんな少女を嘲笑いながら辛辣な言葉をかける。その中には、神竜族を馬鹿にするような表現も混じっていた。少女もその事に気がついたのか、青ざめていた顔を少し赤い顔に変える。王子は、それに気づいてか気づかないのかわからないが話を続ける。



 「狂ってる!!!」



 少女は顔を歪めて大きめな声で叫ぶ。少女は少し呆けた表情をしたが、次の瞬間自分の顔を先ほどよりも真っ赤に染め、先程よりも顔をゆがめる。

 そして、口から音を紡ぐ。




 「何で、何で、何で、何で、何でぇぇえぇ!!!」



 その瞬間少女を大量の魔力が少女を包む。

 そして、話は冒頭に戻る。




 


 (しょうじょ)は先程戦った竜達のなかで2番目小さいのに、力は1番強かった。


 俺達の武器は全て跳ね返される。くそっ!!どれだけ固いんだ。

 (しょうじょ)は、自分の腕や尻尾を振り回しながら、魔法を3~4個も同時展開する。



 「うぐっっ!!!」



 魔法を避ける事に必死になっていて腕をよけきれなかった。どうやら、魔法を使って腕が届く範囲に導かれたようだ。

 しかし、技の一個一個が速いのに、重い。お陰で、たった一撃受けただけなのに体が言う事をきかない。唯一動く目を周りに向けてみると、誰も立っていなかった。


 (しょうじょ)は俺達の方を向くと、一カ所に膨大なエネルギーを集め出した。

 あはは、あんなの打たれたら俺達はこの世とおさばらだ。俺はここで死ぬのか。まぁ、死んだって心配してくれるような人はいないし、王子を守りきれなかったとして死後に不名誉な事がついて回るんだろうな。嗚呼、つまらない人生だったなぁ。そんな事を思いながら目を閉じる。




 エネルギーの膨張が止まる。目を閉じていても肌で感じとれる程大きかった。

 エネルギーの塊が俺達に向けて放たれる。




 そして、俺達は………


































 ………死ななかった。












 原因を探ろうと閉じた目を開く。

 すると目に入ったのは大きな壁ーーー先程戦ったうちの一体の(ドラゴン)がいた。




 

 


 

  

何とこんな駄文をお気に入り登録してくださった方がいます!本当にありがとうございます(≧∀≦)


また、誤字・脱字のご指摘お待ちしとおります!

出来たら感想も入れて頂けるとめちゃくちゃ嬉しいです(@^▽^@)


読んで下さってありがとうございます(`・ω・´)


でも、改めて読んでみると内容軽いっすよねぇ……(泣)

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