脅してみたり
遥「意地でもバンド部つくってやる!!」
〜遥の家〜
遥「ねぇママ、桜高に音楽系の部活は無いんだってさ」
遥の母「パンフレットに書いてあったじゃないの」
遥「えっ…?」
遥の母「だからしっかり読みなさいって言ったのに」
遥(…だって制服可愛いから桜高にしたんだもん)
〜次の日の学校〜
遥(とりあえず、クラスから声かけるか)
遥「ねぇ、バンド部作らない?」
女子生徒A「ゴメンね、私バレー部に決めたんだ」
女子生徒B「ウチは漫研って決めてんねん」
女子生徒C「家の事情で部活できないんだ…」
遥「そっか、変な話してゴメンね」
遥(…こんなんで5人集まるんかなぁ?)
〜放課後〜
遥(よし、こうなったら…)
遥はグランドに向かって駆け出した
〜グランド〜
遥「はぁ、はぁ…」
遥「ね、ねぇ智」
智「うわっ!?いきなり何だよ」
智は遥の幼なじみ
小さいころからサッカーを続けており、高校でもサッカーをやろうと思っているらしい
遥「バンド部作らない?」
智「何で俺なんだよ!?俺はサッカーを」
遥「あーっ、あの秘密バラしても良いんだ?」
智の言葉を遮った
智「えっ!?ちょ…」
智(そんなの反則だろ)
遥「さあ、やるの?やらないの?」
智「やりゃあいいんだろ、やれば」
遥「じゃあ決まりっ♪」
智(…俺の秘密って?)
遥(智って鈍感だから嘘ついてもバレないんだよねー)
こうしてバンド部(仮)は部員2名となった