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第56話 邂逅



章管理をしていれば多分ここで章が変わっていたんでしょうね。


まあ、そういう事をやらないハモニカなので置いておくとして……。


では、どうぞ。




エナスが姿を消した。


いや、正確に言えばいつも皆が集まっていた部屋を出ていったきり、丸2日も姿を現していない。エネアにはそれが不安で不安で仕方がなかった。


自らの手で大切な人を傷つけたあの日以来、どうしていいのか分からなくなってしまった。結局のところ、自分は自らを守るためにデュオの目を焼いた。たとえ本人がそれを受け入れていたとしても本当に大切ならば自らを犠牲にしてでもデュオを守ろうとしたに違いない。


それが出来なかったのは、自分が本当の意味でデュオたちを大切に想っていないからではないのか、そんな考えが頭の中を渦巻く。


いつもならそんな時はエナスが隣でそっと肩を抱きかかえてくれる。


しかし今日はこの部屋にはエネアが1人だけだ。デュオは目を焼かれて以来姿を見せず、他の子たちも実験に連れていかれて以降姿を見ていない。1人、また1人と大切な家族が姿を消していく。


「……っ」


自分の口から嗚咽が漏れる。


寂しくて、悲しくて、辛くて、苦しくて。


誰か、今すぐ自分をここから連れ出してほしい。家族の許に連れていってほしい。そう心の中で叫んでも答える声はない。頑丈な素材でできたこの部屋の中で実際叫んでもまったく同じ事だろう。


天井につけられたライトはいつもと変わらぬ明るさなのに、何故か今日はいつもより暗いように感じる。自分の気持ちに合わせて視界が暗く、歪む。


「泣かないで。私が傍にいるわ」


「え……」


不意に静かな声が聞こえてくる。


見れば扉に寄りかかっている彼女の姿があった。いつものように白衣に身を包み、綺麗な金髪を頭の後ろで結んでいる。


「お母さん……」


「ええ、私よ」


随分と長い間、彼女はここに姿を現さなかった。


丁度ゼーカの騒ぎがあった頃からだ。


彼女はゆったりとした足取りで歩み寄ってくるとエナスの隣にそっと腰を下ろした。肩越しに彼女の温もりを感じて、混濁としていた心の中がすぅっと凪いでいくのが感じられる。


「……皆、どこへ行ってしまったの?」


聞かずにはいられなかった。


彼女ならその答えを知っているはずだと。きっとどこかで一緒にいるのだと、そう信じて止まない。


「皆、準備をしているわ」


「準備……?」


「ええ、動ける子達は皆、ピクニックの準備をね」


彼女は笑顔でそう答えたが、その顔にはどこか悲壮感も漂っていた。


まるで今生の別れを惜しむような、そんな覚悟が見え隠れしている。


エネアにはピクニックがどういうものかは分からない。けれども他の皆がここではないどこかで今も生きている事を理解するには十分な情報であった。


安堵のせいか、せっかく塞がっていた涙腺がまた崩壊し、大粒の涙が頬を流れ落ちていく。


「うう、う……」


「まったく、エネアは泣き虫なんだから」


ため息が聞こえ、視界に彼女の綺麗な手が近づいてくると手に持っていたハンカチで涙を拭う。


そして両手でエネアを抱きしめると優しく背中を叩いてくる。


「ピクニックで、新しい思い出を、作りましょう?」


何故かそう言った彼女の声もまた、嗚咽が混じっているように感じられた。
















「おう、お前さんがグラントんところのメイドさんか!?」


「は、はい」


開口一番、なかなか野太い大声が響き渡る。


昨晩見た夢の事を考えながら目的地まで歩いてきたフランが扉をノックしようとすると建物の裏手からヌッと巨大な影が姿を現し、地鳴りが聞こえそうな大股で歩み寄ってくる。


フランの目の前には今、横幅にしてフランの2倍、身長は2メートルを優に超えようかという大男が満面の笑みを浮かべながら仁王立ちしている。手にはこれまた巨大なハンマーが握られており、今の今まで作業をしていたのか顔には大粒の汗が光り輝いている。


袖のない上着は汗で肌に密着しているため、鍛え上げられた腹筋や胸筋がこれ以上になく自己主張をしている。


ヘルマンはフランを家の中に招き入れると部屋の奥へと消えていき、しばらくすると己の巨躯のために異常なほど小さく思えてしまうコップに紅茶を淹れて戻ってきた。


部屋の四方の壁に並んだ「作品」を見る事で、彼が何をしていてる人物なのか理解することが出来る。小さいものでは包丁から、大きいものでは処刑人が使う巨大な人斬り鎌まで、ありとあらゆる刃物が壁一面に飾られており、曇りなき刃が美しく光を反射させている。目を凝らせば反射した自分の姿が見えるかもしれない。


彼の名はヘルマン・ヴェルモンド、このヘラの町の郊外に居を構える鍛冶職人だ。


「確かグラントが来た時はこんな大きさの鋼鉄製の()を数百個作った記憶があるが、今回は何を作れってんだい?」


椅子に座るよう促されて随分と大きめの椅子に腰を下ろすと、テーブルを挟んだ反対側にヘルマンが座って椅子が軋む。


「あ、あの、実はその時の物と同じものを作って貰えないか、と」


「ふむ、あの時のと同じものか? 差し支えなければ聞くが、ありゃ一体何に使ったんだ。俺は曲がりなりにも刃物専門だ。グラントとは親友ダチだから前の時はあえて聞かなかったんだが」


顎に生えた無精ひげを撫でながらヘルマンはギョロリと大きな目でフランを見つめる。


決して睨んでいないのだろうが、その眼力は獲物を前にした猛禽類を想起させる。


フランは一瞬アフェシアスを見せるべきかどうか迷ったが、誤魔化す必要もないと判断してホルスターから銃を引き抜くとテーブルの上に置いた。


「ほほお、これはまた珍しいものが出てきたな……」


「銃をご存じなのですか?」


「そりゃまあ、俺だって歴史は勉強したさ。なんでも昔は火薬とかいうものを使ってバカスカ撃ちまくっていたようじゃないか。これは火薬式なのか?」


「いえ、魔力を使って弾丸を撃ち出している事は分かっていますけど、詳しくは……」


ヘルマンが「持っても?」と訊ねてきたのでコクンと頷くと、彼は丁寧にアフェシアスを持ち上げて数回回転させながら細部を観察し始める。


弾丸は入れていないため、暴発する恐れはない。


ヘルマンは銃口から中を覗きこんだり、シリンダーを取り出して中を確認したりすると、ポケットから小さな鉄球を取り出してシリンダーの中に入れる。それはフランが持っている弾と同じ大きさのものらしく、シリンダーに隙間なく収まる。


「ふむ、口径は問題なさそうだが、1つ問題点があるな」


「問題点、ですか」


ヘルマンは銃を机の上に置くとシリンダー内部がフランにも見えるように移動させ、先ほどの鉄球をそのすぐ横に置く。


「俺も銃にはそれほど詳しくないからあくまで推論なんだが、この銃はただの鉄球を撃ち出すものじゃねぇ。なにか円柱状の弾丸を撃ち出す事が本来の仕事のようだ。鉄球を撃ち出すだけならこれほど細長い弾倉は必要ないからな」


そう言うと1枚の紙を取り出し、そこに長方形を描き始める。


「おそらく、昔の火薬式はこの部分に火薬を仕込み――――――」


その長方形の片方の側面に三角形を描きこむ。


「先端の弾頭を撃ち出すものだったんだろう。この銃は魔力を炸薬としているという事は、この長方形の部分が魔力で補填されているわけだ。……直接魔力を送り込んでいるのか?」


そこまで話してふと疑問に思ったのか、ヘルマンがそう訊ねる。


フランは小さく頷き、アフェシアスを手に持つと魔力を込め始める。青白い帯が右腕に張り付き、銃と体とを結ぶパイプの役割を果たす。


それを見るとヘルマンが心底驚いたような表情を浮かべる。目を見開いてフランの右手を凝視している。


「こいつは驚いた。確かにこれならいちいち炸薬を仕込む必要はないな。弾頭があればいくらでも撃てるってことか……」


「はい、なので弾丸を作っていただけないでしょうか?」


アフェシアスを再び机に戻してそうお願いすると、ヘルマンは唸り声を上げて黙り込んでしまう。


何か問題があるのかと不安になってしまうが、直後ヘルマンの口から出た言葉はそういった類のものではなかった。


「いやな? それでもいいのだが、その形の弾丸では威力を十二分に発揮することは出来ない。この絵、まあ絵というよりは図形だが、このように先端を尖がらせたり、素材を工夫することで殺傷能力……失礼威力を上げる事ができる」


フランの手前、殺すという言葉を使いたくなかったようで慌てて訂正を入れるヘルマン。


だが彼は人を殺す刃物も作る職人だ。そう言った部分が気になるのは致し方のないことだ。この銃を何に使うのか聞かないのも、もしかしたら彼の心配りなのかもしれない。


とはいえ、難しい問題だ。


威力が上がる事は戦う時には有利に働くだろう。だが今でさえ魔力の量を調節して威力を落とし、下手をしても相手が死ぬような事がないようにしているのだ。弾自体の威力が上がれば魔力調節ではどうこうできなくなる可能性もある。


「ふむ、ではこうしよう。本来の依頼の丸い弾と、俺が考える最も高位力な弾丸、2つ作ることにしよう。どちらを使うも自由だが、選択肢は多い方がいいだろう?」


「しかし……」


フランのもう1つの不安事は、報酬だ。


ヘルマンも仕事として鍛冶をしている以上、報酬を支払わねばならない。鉄球の方だけというつもりで来ていたフランはグラントから聞いた鉄球の方のみのお金しか持ってきていない。おまけに先ほど「素材を工夫」と言っていたため、原材料費が高くなる可能性も考えられる。


そんなフランの懐事情を表情から見てとったのか、ヘルマンはニカッと笑みを浮かべると机の下の引き出しから紐で縛られた書類の束を取り出した。


「……これは?」


「まあ、見てみろ」


促されて書類の束の紐を解き、試しに一番上の書類に目を通す。


するとそこには意外な事が書かれていた。


「『涼風』……」


フランの来ているメイド服を仕立てた「涼風」の文字が書かれていたのだ。


そして、その下には新しい戦闘用の服を作るため、防弾・防刃に優れた可能な限り薄い、伸縮性に富んだ、その他諸々の要求が満たされる金属板を作ってくれという旨の事が事細かに書かれていた。


「最初に読んだ時は、そんなの無茶だと思ったんだが探してみると金はかかるが決して不可能な要求じゃなかったんでな。金に糸目をつけず、最高級品を作らせてもらった」


「なのにお代はいらないだなんて……」


「いや、実際あの後国の軍隊に売り込んで大儲けしてるから初期投資だと思えば安いもんだったよ」


見ればその下の書類は警察や軍隊などとの契約書だ。そんなものをフランが見ていいのかどうかは置いておくとして、フランのメイド服を作ったおかげでこれだけの契約が出来たということなのだろうか。


「むしろ原材料不足で値段が高騰、しかしお偉いさんたちは極力高性能なものが欲しいからその辺は予算を工面する。もうウッハウハだぜ、ウッハウハ」


嬉しそうに笑顔を浮かべるヘルマンに釣られてフランも苦笑いしてしまう。


「まあ、そんなわけだからそのお礼も兼ねて代金はいらねえ。代わりに1つ頼まれごとをされてくれねぇか?」


「頼まれごとですか?」


ヘルマンは頷くとズボンのポケットから小さな袋を取り出した。


机の上に置かれると金属の擦れる音が聞こえ、中に入っているものがお金だと理解できる。


「ここからそう遠くない所に俺のお袋が1人暮らししてるんだ。毎月生活費を渡しに行くついでに様子を見てるんだが、今月は仕事が立て込んでて行く暇がないんだ。ちょっくらひとっ走り頼めないか?」


「そんな事でしたら、喜んでお受けしますよ」


フランが即答すると、ヘルマンは早速手近な紙の裏に地図を描き始めようとしたのだが、その紙が大切な契約書である事に気が付いたフランが済んでのところで止めに入るという寸劇があったのは、また別のお話だ。















「はあ、思った以上に遅くなってしまいましたね……」


ヘルマンの母親の家を尋ねると、「わざわざ愚息の代わりにすみません」と言われて夕飯をご馳走になってしまった。


断ろうとはしたのだが、押しが強いヘルマンの母親は反論を受け付けずにフランを椅子に座らせると料理の腕を惜しみなく発揮して大盤振る舞いしてくれた。普段料理を誰かに作る事も滅多にないらしく、ここぞとばかりにたくさんの料理を食べることになった。


どれもこれもデックス並みに美味で、いつしかヘルマンの子供時代の話で盛り上がりながら食事をしてしまっていた。


おかげで家を後にした頃にはとっぷりと日は沈み、草むらからは鈴虫の鳴き声が聞こえてきている。薄雲の間から月明かりが差し込み、小高い丘の上にある町への道からは美しいヘラの夜景が見下ろせる。


「うう、お嬢様に後で叱られそうですね……」


夕方前には帰るつもりであったのだが、ここまで遅くなってしまっては叱責の1つや2つ甘んじて受けねばならないだろう。


少しでも早く帰ろうと自然と歩く速度も増していく。


いよいよ夏に差し掛かろうというこの季節、夜は風が涼しく足早に歩くと風が心地よい。暗い夜道も月明かりに照らされそれほど見えないわけではない。街灯のある道まではもうしばらくあるが、問題はなさそうだ。


「うう、少し食べ過ぎたかな……」


あまりに次から次へと出てくるものだから、お腹に若干の張り具合を感じる。


珍しく先を考えずにたくさん食べてしまった事に苦笑しながら歩いていると、不意に道の先に人影がある事に気が付く。暗闇の中フードつきのマントを被っている人影は目視するのが困難であるが、風にマントが棚引いていくために背後の町の明かりが遮られてその輪郭がなんとか把握できる。


(なんだろう、物凄く嫌な気配……)


敵意でも、殺意でもない、何か尋常ではない気配をマントの中から放つ人影に足を止めて目を凝らす。


目深に被ったフードで顔を確認することもままならないが、こちらを見ている事は分かる。何が目的かは知らないが、フランを狙っている事は確かだ。


自然とアフェシアスに手が伸びる。いつでも抜ける態勢のまま、慎重に人影に近づいていく。どちらにしろ、屋敷に帰るにはこの道を進まなければならない。


(ゆ、幽霊じゃありませんよね……)


まさかそんな事はないだろう、と頭の中でその考えを一蹴するが一向に動く素振りも見せず、ただただそこに立っているだけの人影からは何か人ではない別の何かの気配すら感じられてしまう。


体が軋む。


僅かな気配にすら敏感に反応しようと筋肉に力が入り、骨を軋ませる。


今はフランの体全体が人影に対して警鐘を鳴らしている。


戦ってはいけない。


逃げなければならない。


助けを求めねばならない。


生きるためのありとあらゆる策を講じなければならない。


それでもなお、フランは自らの意志で人影に近づいていた。それはもはや無意識に近い。全身が拒絶反応を引き起こしていてなお、フランはその人影の正体を見極めようとしていた。


ここはヘラの町から歩いて1時間とかからない場所だ。もし仮にこの人影が何か恐ろしい存在であったならば、ヘラの町に、さらにはレティアに危害が及びかねない。そこまで考えてフランは行動している。


(……まさか、あの新聞記事の……!?)


学園祭前に読んでいた新聞記事の内容が脳裏に蘇る。


連続殺人犯が闘争を続けているという記事だ。


テトとそんな事を話していた事を思い出し、いよいよフランの危機感は最高潮に達しようとしている。今いる場所はヘラの町の郊外、記事にあったシュラフタの町は今フランが歩いている道に並行して伸びている太い道を進むとその先にある。仮にシュラフタの町からヘラの町に来ようとすると、この辺りを通るという事だ。


(まさか、そんな存在と遭遇するなんて事、ない、ですよ、ね……?)


その直後、フランは瞬きをした。


人間ならば瞬きをしない者などいないだろう。ほんの一瞬、人間の感覚ではほとんど知覚すらされない極めて短い時間の間、瞬きをした。そのわずかな時間だけで、人影はフランの視界から姿を消した。


「なっ!?」


フランも驚きを隠せなかった。


慌てて周囲を見渡すがどこにも人影どころか人の気配すら感じられない。まるで最初からそこには何もいなかったかのように、ただ風が通り過ぎていく。


アフェシアスに伸びていた手をグリップから離して顔に手を当てると、酷く汗をかいていた事に今さらながら気が付く。


それほどの相手と対峙していたという事なのだろう。幽霊でも、まして夢でもなく、確かにあそこには何者かが立っていた。そしてフランを見据えていた。


「一体、どこへ……っ!」


草むらで音がして即座にアフェシアスを引き抜き銃口をそちらに向ける。


だがしばらく待っても何かが姿を現す気配はない。あまりに感覚を研ぎ澄ますあまり過敏に反応してしまっている。これでは本来探すべき相手も探せなくなる。















フランは気が付いていなかった。


超人的な跳躍力でコンマ1秒かからずフランの視界から「奴」が消え失せ、気配を押し殺したまま背後に回り込んでいた事に。


その手に先ほどまで握られていなかった巨大な鎌が握られている事に。


鈍く月光を反射させる目に理性はなく、その口角は獲物を見つけた肉食獣のように吊り上り、口からは音もなく息が漏れる。


一歩、また一歩と「奴」はフランの背中に近づいていく。風の流れすら乱さず、物音1つ立てず、筋肉の軋み音1つ発することはなかった。


そして獲物を射程に捉える。


大きく体を捻じって鎌を横から振りかぶり、躊躇なく首を狙っていく。















肉が裂ける鈍い音が夜の空にわずかに響いた。



またしてもフランの未来はいかに!?


最近一気に寒くなってきた気がします。夏が終わったと思ったら秋を通り過ぎて冬が近づいているような感じです。北海道じゃ初冠雪ですし、今日は20度に一日届かなかった場所もあるとか。


空気が乾燥してきましたので、皆さん風邪にお気を付け下さい。ハンガーに一枚濡れタオルをかけてある程度の湿度を保ちましょう。(´・ω・`)


なんでこんなことをいうか、ですか?


いや、まあ、察してくださいwww


では、また次回。


誤字脱字報告、ご感想などお待ちしております。


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