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第54話 決着 炎VS炎


お久しぶりです?


ようやく執筆出来る余裕が舞い戻ってきましたので何とか再開できそうです。


では、どうぞ。



レティアの意味深な言葉を頭の中で反芻しながら、フランはレティアの後方に付きながらステージを走る。


「いい? 外したら、当分ごはん抜きよ!」


「そんな、あたしは飼い猫じゃないんですから……」


先ほどまでレイナに追い回されていたレティアとは思えない豹変ぶりに若干動揺しつつも、何か考えがあるレティアを疑う事はせず、フランは指示に従う。


「問題は1つだけ。一瞬だろうけど、物凄く暑くなるわよ!」


「今でも十分暑いですが……」


お互い炎を使う上、レイナに至っては太陽の化身みたいな剣を振り回しているのだ。気温が上がらないわけがない。振り回しているレイナ自身も汗だくになっているため、お互い体力がそう長く持たない事は感じ取れる。


「ああもう、カッコつけて決めきれないとかっ」


先ほどの一撃を回避したためレイナも焦っているのか、激しい攻撃を立て続けに仕掛けてくる。


「カッコ悪いわねぇ、レイナ?」


「な、なんですってぇ!?」


大振りな攻撃を回避したレティアが口元を押さえながらそう呟くと、レイナは物凄い形相でレティアを睨み付けた。


しかし、レティアは気圧される気配もなく、さらに挑発を続ける。


「勇んで大口叩いた割には攻撃が単調だし、あなたよくその実力で決勝戦まで生き残れたわね?」


(うわぁ……)


レティアの一言一言発するごとにレイナの表情が歪んでいくのが遠目にも分かる。


注意を引き付けたいのはすぐに分かったが、あそこまで言うとレイナのプライドに傷をつけかねないのではないかと心配になってしまう。


「レティ、ただじゃ済まさないわよ……?」


レイナがドスの効いた低い声でそう呟くが、今にもレティア目掛けて走り出しそうな彼女の肩を叩く手があった。


「姉さん、冷静さを失ったらそれこそレティさんたちの思うつぼだよ」


ミコトは事ここに至ってもまだ冷静さを失ってはいなかった。


むしろ必殺の一撃を回避されたため、これからどう戦うべきか判断するために頭をフル回転させているに違いない。あの機械じみた冷静な判断能力が生きているうちは、レイナもそう易々とは挑発に乗らないだろう。


「ミコト~、何がなんでもぶっ潰すから、枯らす・・・んじゃないわよ……?」


「もちろん。負ける気はさらさらないからね」


枯らす、とは魔力の事を意味しているのだろう。


基本的にあの恐ろしげな炎の剣を維持しているのはミコトだ。体力的にも負担はレイナの比ではないのは文字通り()を見るより明らかだ。


(とはいえ、まだまだガス欠には早そうですね)


燃料を供給するタンクのような役割にあるミコトの顔をレイナの肩越しに観察するが、まだ余裕がありそうだ。


(物凄く暑くなる、お嬢様の性格からして穏便な終わり方をするとは思いませんね)


レイナを挑発するところからも、レイナに攻撃を仕向けるような行動をしている。それが意味するところは真っ向勝負ということになる。


しかし、戦う前にも確認し合っているが、レイナ1人なら勝てるとしてもミコトが加勢している現状ではレティア1人で勝てる見込みはそれほど多くない。


フランは今さらながら自分が魔法を一切使えない事を呪った。


少しでも魔法が使えれば、レティアをもっと直接的に助ける事が出来るのだ。それが出来ないということがここまでもどかしく、悔しいものだとは今まで思いもしなかった。


「ほらほら、フランも掩護!」


「分かってますけどっ!」


物思いに耽っていたのか、レイナとミコトへの攻撃がおろそかになっていたようだ。


レティアに言われて銃を持ち上げるが、レティアが何をしようとしているのか分からないおかげで迂闊な事が出来なくなってしまった。


(あんないじわるな言い方しなくても……)


まるでクイズか何かのような言い方だった。


レティアもそれでフランが理解できるであろうと思っての事なのだろうが、あいにくさっぱり理解できていない。


レイナに対して引き金を数度連続して引くと、レイナの肩越しにミコトの口が小さく動き、素早くレイナの視線がレティアからフランの方に移動する。まるで獲物を狙う猛禽類か何かがターゲットを変えたかのような、鋭く殺気すら帯びているように感じられる。今やレイナは頭に血がのぼった猛獣のようになっていると言っても過言ではない。


フランの放った弾丸を一瞬の判断でしゃがんで避けると、そのまま地を這うほど低い姿勢で走り出す。その標的はフランではなく、レティアだ。


(ミコトさんの猛獣・・の扱いはぴか一ですね……、将来はライオンの調教師にでもなるつもりでしょうか)


そんな事を考えながらレティアに向かう2人を先回りするようにフランも走り出す。それに気が付いたレティアも接近してくる2人から距離を取ろうとしながらフランの方に駆け出している。


「お嬢様、っ!?」


「フラン、んなあっ!?」


お互いを呼ぼうとして2人の間にレイナの強烈な一撃が振り下ろされる。


しかし、レイナの攻撃はそれでは終わらず、ステージに刃の付け根から切っ先までめり込んだ炎の剣を強引にレティアの方に振り始めたのだ。めり込んだままだったためにステージが炎の剣で土を掘り返し、通過した地面を露出させる。土が削られる音と燃え盛る火炎の音とが合わさり轟音が会場を包み込む。


「冗談じゃないわよ!」


レティアは悪態をつきながらも冷静に火球を作り出すと迫りくる炎の剣ではなくレイナ目掛けて投げつける。


投げつけられた火球に一瞬レイナの注意が向き、手をかざして火球を撃ち落とすための火球を作り出す。ミコトが炎の剣への魔力を1人で維持しているため、レイナはそれほど魔力を消費していないようで、一瞬でただの炎が火球までに凝縮され、己に向かってくる火球目掛けて勢いよく打ち出す。


数秒とかからず火球同士がぶつかり合い眩い爆発を起こして煙が巻き起こる。


「目くらましにもならない――――――っ!」


レイナが火球を撃ち落とし、レティアのいた場所に視線を戻すとすでにそこに彼女の姿はなく、代わりに爆発で出来た煙の中から飛び出してきた。


「油断大敵よ!」


「姉さん!」


反撃態勢の整っていなかったレイナを見て素早くミコトが前に躍り出ると、レイナから剣の操作を奪って飛び掛かろうとするレティアを背後から炎の剣で迎撃しようとする。


「させません!」


だが、それを黙って見ているフランではない。


フランのいた場所は剣を挟んでレティアとは反対側だった。そのためレイナがレティアを狙おうと体を動かしたことにより斜め背後を取る事になった。一瞬レティアの火球にレイナとミコトの2人ともが注意を奪われたために、フランを見失う事になったのだ。


そして今、フランはレイナの背後から前に躍り出たミコトの代わりに、レイナの背後から魔力刃を作り出したアフェシアスを振りかぶっていた。


「これで決めます!」


フランは勝利を確信しかけていた。


ミコトの位置からでは反撃も難しく、レイナはその無防備な背中をフランに向けている。この攻撃が防がれる道理はないはずであった。


ところが、フランのそんな思いを知ってか知らずか、振り向きざまに見えるレイナの表情には笑みが浮かんでいた。


「!?」


それを見た瞬間、足元から熱気を感じ、下を見ると足元の地面が真っ赤に熱せられていた。


(これは!?)


地面が盛り上がり、何か物凄く熱気を帯びた物がせり出してくる。


飛び退こうとしても、その大きさはまるでミコトがレティアに振るおうとしている炎の剣ほどの大きさがある。


そう、まるで・・・炎の剣のようなものが地面から姿を現し、フランの足元を襲う。


「いつから剣は一振りだと錯覚していたのかしら?」


飛び退き際にレイナの「してやったり」の一言が聞こえ、フランは内心舌打ちをする。


地面から出てきたのは既にある炎の剣とまったく同じ大きさの剣だった。地面から天に切っ先を向けて迫り出すとフラン目掛けて振り下ろされる。


「フラン、一旦退いて! 態勢を立て直すわ!」


「わ、分かりました!」


ミコトの振る方の炎の剣を避けながら後退するレティアを見てフランも素早く後ろに飛び退いていく。今やステージでは巨大な二振りの炎の剣が暴れまくっている。


ステージ中心に陣取ったレイナとミコトはステージ全体を薙ぎ払う様に剣を振り回す。さながら炎の竜巻のようなものがステージ全体に吹き荒れ、切っ先が結界を掠めて青白く跡を残していく。


頭の上を掠めるほどの高さで熱波が通り過ぎ、肌がちりちりと焼けるように痛みを感じる。頭を上げる事すら躊躇われるほどの轟音と業火が荒れ狂う中、レティアの表情を見たフランは自分の目がおかしくなってしまったのだろうかと思ってしまった。


笑っていたのだ。


これほどまでに不利な状況に追い込まれているにも関わらず、レティアの口角は吊り上っていた。


まるでこの状況こそ自らの欲していたことのように、だ。


不利な状況に自分から陥る事にどのような利点があるのか、考えても答えはすぐには出ない。


ただ、ほんの少しだけ、目の合ったレティアが「あと少し、耐えて」と口を動かした。
















「だぁーっ、姉御ぉ~、もっとエキサイティングな試合にしてくれよぉ」


ウルがいい加減座って見ているのに我慢できなくなったのか席を立ち上がる。


「こうなったらこのウル様が引導ぅを!?」


「まあ、落ち着くんじゃ」


ウルが後ろから腰を引っ張られてくの時に折れ曲がって前への歩みを強制的に止められる。


そしてウルが抵抗する暇もなくストンと自分の席に再び座らされる・・・・・


(あれ? 今何に引っ張られた……?)


何故か自分の意に反して身体が席に座った自分の腰に視線を落とし、隣でわずかな笑みだけを浮かべたテトへと視線を移す。


声をかけられた以上、引っ張ったのはテトなのだろうが、テトの体が動く気配は感じられなかった。腕は今も自分と負けず劣らず大きい胸を乗せたままだ。


(それじゃ何が引っ張った?)


背後から何かに巻きつかれるような感覚はあった。


鞭か何かで縛られたのかとも思ったが、その類の物をテトは持っているようには思えない。


ウルが視線を向けている事も分かっているはずだが、それを知ってかテトはステージからウルに視線を移すことはしない。


(なぁにをしてくれたんだ~?)


隣に座る不思議な・・・・知人に、ウルはステージに殴り込みを駆け込む事も頭からすっ飛び、新しい玩具を与えられた子供のようにテトの事ばかり考え始めてしまっていた。















何が起こったかはさっぱりだ。


だが、何か蔦のようなものがするりと風を切り、ウルの胴を縛って席まで引っ張った。


その瞬間を見ていなかったテルでもそれは分かった。伊達や酔狂でこの学園に通っているわけではないのだ。彼女もまた立派な魔法使いだ。


ウルも自分の身に起きたことに理解が追いつかないのか自分のお腹をしきりに撫でている。


(やっぱりこの人、普通の人じゃあないわよねぇ……)















外野でそんなやり取りがある中、ステージでは依然として炎の台風が猛威を振るっている。


「けほっ」


炎が酸素を無秩序に燃焼させているのか呼吸が著しくしにくくなる。


よもや酸欠状態に陥るようなことは無いだろうが、走り回って激しく動くというのに息苦しいというのは厄介な問題だ。


酸欠状態になれば集中力は落ちるし、動きは緩慢になる。同じことがレイナやミコトにも言えるだろうが、この状況下で酸欠により事態がイーブンになるとは思えない。


(……酸欠?)


ふと、酸欠という単語に引っかかるものをフランは感じた。


(酸欠、酸欠……、あ、そうか)


自分の頭の上で裸電球に明かりがつくような気がするのは置いておくとして、フランはようやくレティアの言わんとするところを理解できた。


「……無茶させますね」


苦笑いしながらレティアに目を向けると、フランが自分の意図を理解できたことに気がついたのか、ウインクをしてきた。


「ほらほら、お尻に火がつくわよ!」


「ちょっ、馬鹿っ! あんたここ吹き飛ばす気!?」


「レティを倒せるんなら、こんな張りぼてステージの1つや2つ、どうってことないわ!」


興奮しているのか、レティはとんでもないことを笑いながら叫んでいる。


おまけにレティアの声がしたことをいいことに、声のした方向に向けて剣の切っ先を下げ、もはやステージの木の板などなくなって露出した地面を抉りながら振り回す。


「ちょっとおおおおおおっ!?」


慌てて走り出すレティアの後を追うように炎の剣が迫る。


もはやレイナにはレティアしか見えていないのか、フランのことなど気にもせずレティアばかりを狙う。


とはいえミコトがこちらを警戒しているのははっきり分かったので迂闊に手を出すこともできない。それでもフランは体力と魔力の消耗からミコトの集中力が切れつつあることは気がついた。レイナに少しでも後ろを見る視野の広さがあれば、フラン同様それを察知できただろう。


(タイミングは一度だけ。お嬢様に合わせるだけ。合わせる、だけ!)


その瞬間、思い切り地面を蹴ってレティアとは逆の方向に走り出す。


即座にそれにミコトが気がついてけん制しようとしてくるが、フランはあえてけん制に近寄ることもせず一目散にレイナたちから距離をとっていく。


「行くわよ、レイナ! いい加減逃げ回るのは嫌なのよ!」


背後に聞こえたレティアの声に、フランは全てを察して振り返る。















思わせぶりな言葉を伝えたことをレティアは後々後悔していた。


もっと分かりやすい言葉で伝えれば良かったと思ったのだ。案の定、フランはすぐには自分の言った事を理解できず、おまけに説明する暇も無くレイナの規格外の攻撃に分断され、ステージをお互い逃げ回る羽目になってしまった。


それでもフランは気がついてくれた。


随分と時間がかかったようだが、それでも確かに目が合ったときに理解していることが分かった。


(タイミングよ、フラン。少しでもずれれば確実にあたしの風船の方が早い・・!)


幸いにしてレイナは自分のことしか見ていない。


こちらが逃げ回っていることに気を良くしているのか、油断が顔にすら見て取れる。レイナの背後にいるミコトの動きが気になるが、フランが走り出したのを見てあちらに注意が向いているだろう。


ならば動くべきは今だ。


全身の力は足に集中させて、全速力でステージを走り回る。それと同時に徐々にレイナとの距離を詰めていく。レイナを中心に炎の剣がぐるぐると回転しているため、その切っ先部分で走り回るより、付け根付近で走り回るほうがよっぽど楽であり、攻撃もしやすくなる。


「いつまでもそんな大振りじゃ当たらないわよ」


「なら立ち止まりなさいよ! 当ててあげるから!」


「それは却下よ」


体力は足へ。


魔力は腕へ。


散々這い蹲っていた間に貯まった魔力を圧縮し続けるのはなかなか骨が折れた。レイナとミコトの連携技であるあの炎の剣ほどの圧縮は無理だが、1人で出来る全力をつぎ込んだ。


これだけ詰め込めば鎧袖一触で終わることはない。レティアにもその自信がある。


走っていてもいつも以上に息が上がりやすい感覚は分かる。


(馬鹿騒ぎしてくれたおかげでいい感じに出来上がってるわね……)


周囲を一瞬見渡し、先ほどまで燃えていた木材が白い煙を上げているだけになっていることを見止める。


時は熟した。


ここから先は運だ。


「行くわよ」


右手に貯めた魔力を炎へ変換。


穴の開いたガスボンベように腕から魔力があふれ出して作り出された火球が肥大化していく。それを左手で押さえ込んで密度を高めていく。それでも圧縮された魔力の放出を抑えることは出来ず、火球はどんどん大きくなっていく。


腕から全身へと燃えるような熱気に襲われ、ただでさえ汗だくの頬を更に新しい汗が流れていく。その汗もあご先から零れ落ちる頃には蒸発してしまいそうになっている。


極力火球を低く構えて間違っても風船が破裂しないように気をつけるが、もはやいつ割れてもおかしくないだろう。


「せい、やあああああっ!!」


急制動をかけてその反動を利用しながらレティアが高密度の火球をレイナめがけて投げつける。


それを見たレイナが剣を持ち上げて自分の前に構えようとしたのを見て、レティアは自分の作戦が最終段階に入った事を確信した。


(あとはあなた次第よ、フラン)


その瞬間、レティアの視界で大爆発が起きた。















爆発するほんのコンマ数秒前、フランは大きく息を吸い込んで呼吸を止めた。


レティアが反対側から攻撃を仕掛け、それを防ごうとするレイナの動きに合わせてミコトの注意がそちらに逸れる。


その直後、大爆発が起きて黒々とした煙が発生する。急に身体がステージ中央めがけて吸い寄せられるような感覚に襲われ、同時に背後から強烈な突風が吹く。


アフェシアスの銃口をレイナの頭上にある風船に向け、引き金を引く。


発砲音に気がついてミコトがこちらを向き、弾丸を迎撃しようと腕を振るう。


「え……?」


だが、炎の剣が振るわれることはなく、ミコトの腕が空を切るむなしい音だけが耳を掠める。


ミコト自身、起こった事の理解がすぐには追いつかなかったのか顔を歪ませている。


「姉さん!」


「っ!?」


それでもミコトは姉の腕を引っ張って射線から避けさせようとする。


しかしレイナはレティアの攻撃を防いだばかりで対応が遅れた。炎の剣が消えている今、レイナは手をかざして己の魔法で弾丸を迎撃しようとする。


「なんで!? なんで出ないのよ!」


発砲から着弾まで1秒もない。


それでもレイナがそう言ったのがはっきりと聞こえた。


それに答えたのは、フランではなくレティアであった。















「酸欠よ。お2人さん」




勝敗ついてない!(゜Д゜)


カッコ良く決め言葉を言わせようと思ったらこの有様ですよ! どうもハモニカです。


えー、そんなわけで長かった(?)学園祭も次の話で最後です。もうちょっと短くまとめられれば良かったんですが、まあ、済んでしまったことなので今さらどうこう言うのもあれですからね。


さて、学園祭の後はいよいよ物語の核心的部分(になる予定の部分)へと話が進んでいきます散々投げておいた伏線というかフラグというかそういうものを回収していきます。


ではでは、また次回。


誤字脱字報告、ご感想などお待ちしております。

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