第46話 乙女の憧れであるアレ
お詫びと訂正。
昨日の今日で投稿したのは他でもありません。
のっぴきならない間違いをハモニカが犯していたためです。
第45話から、閣下ことハンス・ルーデルと相方アンドリア・ローが登場していますが、それ以前に一度、トーナメント表で名前が出ている事をハモニカは完全に失念しておりました。
その時点でハンスの相方が決まっていたにも関わらず、新たにアンドリアという相方を使用してしまったのです。
よく読んでいらっしゃる方はお気づきになられたかもしれません。
昨夜、45話を投稿してほどなく、ご感想でご指摘を受け、確認、間違いを発見いたしましたので、トーナメント表云々の話が出てくる回に出てくる名前をアンドリアに訂正させていただきました。
ストーリー自体に変更は一切しておりませんから、読み直していただく必要はありません。
ハモニカの不徹底な確認作業のために起こったミスなので、前書きをお借りしてお詫び申し上げます。
今後とも、ハモニカと「とととモノ」をよろしくお願いいたします。
というわけで、お詫びと訂正を入れたわけです。
いや、本当に、よりにもよってとんでもない間違いをしていました。すいませんでした。
では、どうぞ。
『試合開始!』
カミラの声と共に、第2回戦第2試合が開始される。
フランとレティアが固まり、相手の動きを窺うように距離を取ると、まずハンスが空に舞い上がる。そしてどんどん上昇していき、あっという間に豆粒ほどの大きさになってしまう。あそこまで高く上がられるとアフェシアスでも狙って当たるものではない。
視線を地上に戻すと、アンドリアが不敵な笑みを浮かべている。
何度も壊れては直し、壊れては直しを繰り返したステージは継ぎ接ぎだらけになっており、アンドリアはその隙間から地面の水分をくみ上げるとそれを自分の身体の周りでチューブ状の輪にする。腕の太さほどもある水の輪を作り出すと、笑みをさらに深める。
その瞬間、そこから何かが勢いよくレティア目掛けて発射される。
「っ!」
即座にフランはレティアとアンドリアの間に割って入り、その撃ち出されたものを素手で受け止める。
パシャッという水の弾ける音が響き、フランの手の平から少量の水が滴り落ちる。
発射されたのは指先ほどの大きさの水球だ。
「お嬢様、彼の目の前にいると、狙い撃ちにされます」
水球を受け止めた手の平に残る痛みを感じながらレティアの前に立って追撃に警戒する。
たかが水、と侮る事は出来ない。勢いよく発射される水流は威力によってはいとも簡単に鋼鉄すら切断してしまう。学生でそこまでの威力を出せる者がいるとは思えないが、それでも腕に痺れが残る程度の威力は出せるのだ。当然ながら風船に1発でも当たろうものならおしまいだ。むろん、それは相手にも言えることだが。
フランはアンドリアが更なる攻撃を仕掛けてくる前にアフェシアスを構え、引き金を引く。
アンドリアは避けるそぶりすら見せず、胸の下辺りの高さで輪になっている水を引き伸ばし、水のカーテンを作り出すとそれを遮蔽物にする。下から上に滝のような勢いで水が上昇し、反対側では急降下する、無限軌道を縦にしたような水のカーテンに弾丸が突入すると、水流に押しやられて大きく上に吹き飛ばされる。
「完全に止める事は出来ませんが、逸らす事くらい、容易いですよ」
「……そのようですね。攻守一体、というわけですか」
水のカーテンの反対側からそんな声が聞こえてきて、フランは内心舌打ちをしてしまう。
あれでは、正面からの撃ち合いでは勝てない。アンドリアには盾があるが、フランにはない。
さらに忘れてはいけないのが、上空にいるハンスの存在だ。
頭の上から風を切るわずかな音が聞こえ、視線を上に上げると真上から2つの物体が降り注いでくる。レティアと共に飛び退くと数秒前まで立っていた場所に落下したそれらが派手に爆発する。ステージの床が吹き飛んで破片が散乱する。
空を飛ぶ、というのは思いのほか静かだ。
飛んでいる本人の身体の周りではその自重を宙に浮かせるために相当激しい風が吹いている訳だが、地上から離れているためフランたちにはほとんど聞こえていない。おまけにこちらはアンドリアと対峙している。自然と視界に入りやすい相手に意識が集中してしまう。
最初の攻撃、もはや爆撃と言っても過言ではないハンスの攻撃を飛び退いたフランとレティアであったが、そこにさらに上空から小型爆弾が投下される。
レティアが言っていたように、こちらが移動しても爆弾周辺の風を操り誤差を修正し、命中精度を飛躍的に上昇させている。相当大きく回避をしないと完全に避けるのは困難だ。
「お嬢様、アンドリアさんを集中して狙ってください。上空はあたしが抑えます」
「ええ!? あたしじゃあの水の壁は抜けないわよ!?」
「やってみなければ分かりませんよ。とにかくハンスさんに構っていたら横から狙い撃ちに合います」
言ってみれば、フランたちは立体的にクロスファイアを受けることになるのだ。
しかもその一方は命中精度が高い上に範囲攻撃という面倒な敵、ステージの破壊をこれっぽっちも気にしていない様子から、あの攻撃にはこちらのステージ上での行動を制限する意図もあるのだろう。ステージの修繕をする学生たちが涙目になっている様が容易に想像できてしまう。
都合が悪い事に、今日は快晴、もうすぐ昼時という事もあり太陽が高い位置にある。ハンスはそれも考えに入れているようで太陽の中にいる。見上げても目が眩んでハンスを目視することも難しい。
「くっ、自分から近づかない臆病者!」
フランたちから一定以上の距離を取り、決して自分たちから近づいてくることのないアンドリアとハンスにレティアが苛立ってそう怒鳴りつける。
「おや、生き残るのは常にそう言った臆病者ですよ。賭けとか一か八、そういったモノに頼るような戦いはしません」
そう言いつつ、アンドリアが再び水球による攻撃を始める。
「そ、それくらいあたしだってっ!」
アンドリアに比べればキレが悪いが、それでも自分とフランの前に炎のカーテンを作り出すと、迫っていた水球を一瞬で蒸発させる。
「お嬢様、火力不足には注意してくださいね」
「ここらへんでアレの出番ね」
アレ、というのは油、ではなく魔法の威力を増強する魔法薬だ。
1回戦では出番に恵まれなかったが、今回はこれの出番がありそうだ。
レティアがポケットの中に魔法薬が入っているのを上から触れて確認している時、ステージを影が横切る。フランが頭上にアフェシアスの銃口を向け、間髪入れずに連続で引き金を数回引くとステージの遥か上空で小さな爆発が起こる。
「……あんな高くから……」
ハンスからの爆撃を迎撃したフランの表情に笑みはない。
撃ってからハンスの手投げ弾のような爆弾に当たるまでに2秒以上のラグがある。相当な高度から投下しているという事になる。
「よそ見は禁物ですよ?」
「っ!!」
アンドリアの声が聞こえたと思ったら、不意に足元がぐらつく。
足を取られたわけではない。ステージごと揺れているのだ。木製のステージ、その継ぎ接ぎの隙間からジワリと水が染み出し、しっかり補強されているはずのステージを不安定なものにする。
そしてあっという間に水は足首の高さまで上がってくる。結界に守られて水はステージの外に流れ出すことなく、内部に溜まっているようだ。
「こ、これは……」
靴が水を吸収して重くなる。
おまけに足首までとはいえ、水に浸かって水の抵抗がはっきりと感じ取れる。
「逃げ場はないですよ? 一気にケリをつけましょう」
足元の水が急激に凍り付いていく。
結果、足首までを完全に氷に飲みこまれ、動きを封じられる。
「お嬢様、解凍してステージの端まで走ってください!」
「わ、分かったわ!」
今攻撃されればいい的だ。
しかも、フランとレティアの足元以外は依然として水が波打っている。アンドリアの力をもってすれば、360度全周からの攻撃も容易いだろう。せめてその攻撃方向を半分程度まで絞らせないと勝ち目の「か」の字も見えてこない。
背中に熱気を感じ、レティアが炎で氷を溶かしたことを確認する。背中に感じた熱気は徐々に下に移っていき、フランの足首にオレンジ色の炎が巻き付き、氷を水に戻していく。
「逃がしませんよ」
「ッ! お嬢様、走って!!」
背後でレティアが走り出して水が跳ねる音が聞こえる。
足元は半分程度溶けているがまだ自由にはなっていない。もとより、アンドリアも自由にさせる気はないのだ。これくらいの抵抗はフランも想定出来ている。アンドリアが周囲の水を宙に飛散させ、弾丸のようにフランに向けて撃ち出す。
フランは足元に1発加減無しでアフェシアスの弾丸を撃ち込み、ステージと氷を粉々に粉砕する。その衝撃で身体が一瞬浮かび上がるが、即座にステージに戻るとレティアを背に守りながら襲ってくる水の弾丸を迎撃していく。
再装填の時は身を挺してレティアを守る。弾丸が水で出来ている事もあり、衝撃は大きいが貫通はしない。改めて涼風製のアーマーとも言えるメイド服一式に感嘆する。
「ちょ、フラン、大丈夫なの!?」
しかし、傍目には弾丸の直撃を貰っている事しか分からない。
レティアが叫ぶのも当然だ。
「大丈夫で、っ! お嬢様、上!」
「ああもう、休む暇もないわね!」
レティアが悪態をつきながら炎を作り出すと自分とフランの頭の上に薄く広げていく。
するとその一部で炎が膨らみ、爆発音が響き渡る。ハンスがステージの隅までフランたちが移動するのを見計らって爆弾を投下したのだ。だが、相変わらずこちらからは影以外姿を捉える事が出来ない。
「厄介この上ないわね」
「冷静に、お嬢様。こちらが浮き足立てば、あちらの思うつぼです」
「それは分かってるけど、この状況、いわゆるピンチじゃないかしら」
「まあ、確かにそうですね……」
頭は抑えられ、突っ込もうにも足元が水浸しである以上、どこから攻撃が来るかも分からない。下手に前に出てその間にレティアを攻撃されれば元も子もない。
(一瞬でも、頭上のハンスさんを地上に引きずり下ろせれば……)
勝機はある。
だが、ハンスがおめおめと自らの圧倒的有利を手放すはずもない。
おまけに今やステージはアンドリアのホームとなっている。一度氷を砕いてからアンドリアはフランたちの足元を凍らすことをしないが、しなくても良いと判断したのだろう。
フランとレティアにアンドリアを直接攻撃する暇はない。今は防御に徹するしかないのだ。
「……ふむ、マンネリ化すると退屈ですね。とっとと終わらせますか」
顎を撫でるアンドリアはそう呟くと腕を高く上げてグルグルと回す。
すると、ほどなく頭上から叫び声のようなものが聞こえてきて、顔を上げるとそこにはほぼ垂直に近い角度で急降下してくるハンスの爛々と輝く瞳があった。
「やっと俺の真骨頂を見せる時があああああっ! きたああああああっ!」
「くっ」
弾丸のように降下してくるハンスに銃を向け、発砲するがろくに狙いをつけていないのでなかなか当たらない。しかも、掠った程度ではハンスは眉一つ動かさず、むしろ楽しそうに笑みを浮かべる。その手には爆弾が2つ握られており、投擲する体勢に入っている。
(こうなったら、爆弾を迎撃して尚且つハンスさんを叩き落とす!)
もはや形振り構っていられない。
それどころか、頭で考えている時間をない。
即座にそう判断したフランは身を翻し、突然こちらに身体を向けたレティアが驚いた表情をしているのには一切反応せずその膝を軽く蹴る。
「はわっ!?」
いわゆる「膝カックン」という奴だ。
体勢が崩れたレティアの背中に手を回し、しっかりと抱きかかえると膝の下に腕を回して一気に持ち上げてしまう。その時点で顔を上げると、ハンスが今まさに爆弾を投げつけようとしているところだった。
フランはすぐ目の前にあるステージと観客席の境界である結界を一度見て、わずかに距離を取ると結界に向けて思い切り走り出した。
「ちょ、フラン、何をする気!?」
「舌噛みますよ、お嬢様!」
ステージを思い切り蹴り、宙を舞う。
そして結界を蹴ってさらに高い位置まで飛び上がると、目の前を爆弾が横切っていくのを視界に捉える。爆弾はそのままステージに吸い込まれ、派手な爆発を引き起こす。フランは右手に持っていたアフェシアスを足元に向かって落とし、グリップの背中を靴の裏で蹴る。
爆風が下から突き上げてくるのに対し、上からはフランによって蹴り落とされようとされる衝撃でアフェシアスのそれなりに重いはずの引き金が引かれ、真下に向かって特大の1発が放たれる。手の代わりに足から魔力を追加したわけだが、靴を挟んで出来るかは若干賭けの要素があったが、見事にアフェシアスは火を吹き、特大の1発を撃った反動をフランは靴底ではっきりと感じ取る。
もとよりアフェシアスは反動が大きい。それが最大パワーともなればもはや費用対効果が釣り合わないほどである。過去に一度最大パワーでアフェシアスの引き金を引いた時は、まだ慣れていなかった事もあってか肩が外れてしまうという苦い経験をしている。
だが、今回に限ればその反動が事態を好転させた。
人二人分の重さを持ち上げて余りある反動を作り出したアフェシアスによって、レティアを抱えたフランは急降下から一転急上昇しようとするハンスに追いつこうとしていた。ハンスが信じられないものを見るような目でフランを見ているのに対し、今度はフランが笑みを浮かべている。
「お嬢様、今です!」
「へ? あ、うん、わかったわ!」
一瞬、何を指示されているのかも分からなかったレティアであったが、すぐにその意味を理解すると上昇しようと指を向け、炎の作り出す。
「お、お返しよ!!」
指の先から放たれた炎がハンス目掛けて放たれる。
「うおっ!?」
ハンスは風を操り炎を避けようとするが、炎の勢いを完全に止める事は出来ず、正面から炎の波に飲まれる。最低限の防御はしたらしく、炎の中から飛び出してきたハンスは服の一部が焦げている程度で済んでいたが、炎の波で風を乱され、体勢を維持できなくなったハンスはステージに落下していく。
それとほぼ同時にフランとレティアも勢いを失い落下し始める。こちらは最初から「飛ぶ」というよりは「吹き飛ぶ」と言った方が適切な形で空中にいるわけだが。
落下のために内臓が浮き上がるような嫌な感覚に襲われ、レティアがふと下を見て目を見開く。
「な、なんでこんな高くまで来てるのよ!?」
「お嬢様、本当に舌噛みますよ?」
「そしてあなたはどうしてそこまで冷静なの!?」
下を見るとアンドリアが落下してくるハンスを受け止めようと水のクッションを作っている。
あちらは問題なく着地出来るようだ。フランは自分たちの置かれた状況を忘れているわけではなかったが、つい頭から自由落下していくハンスの身を案じてしまっていた。
一度失った風の流れはそう簡単に戻らないらしく、ハンスは頭を下にして落下しながらも必死に体勢を戻そうともがいている。
「お嬢様、衝撃に備えてください。着地しますよ」
「あのね、着地なんて言葉、ここじゃ使わないのよ。落ちるっていうのよ!」
バシャッバキッドンッ!
バシャ、はステージ上に溢れていた水に落ちた音。バキ、はステージの木の床を足で踏み抜いた音。そして最後のドン、は地面に思い切り足をついた音だ。
一応足を曲げて衝撃を緩和しようとしたが、とても全てを緩和することは出来なかった。頑丈な身体である事もあって骨が折れる事はなかったが、猛烈な痛みと痺れが足の裏から登ってくる。
「~~~~~~っ!!」
フランの顔が歪む。
「や、やっぱり少し無理がありましたかね……」
「……フラン、あなたが大丈夫そうなら1つ聞いてもいいかしら?」
「はい、なんでしょう?」
足の痛みと痺れに耐えながら踏み抜いたステージの床から足を抜き、水浸しのステージに上がろうとしていると、レティアが若干恥ずかしそうな表情をしながらそう声をかけてくる。
「……そろそろ、下ろしてくれない?」
「はあ、今足抜きますからちょっと待って下さ――――――」
『お、お、おおおおおおおおおおっ!!!!????』
最後の「い」を言おうとした時、大音量の声が耳を強襲してくる。
驚いて顔を上げてみると、上空のカミラが顔を真っ赤にしつつも、どこか恍惚とした笑みを浮かべてフランとレティアの方に視線を向けている。ハンスを応援していたのだから、てっきり叩き落とされた彼の心配をしているかと思ったが。
『そ、そ、それははははは、で、伝説ののののっ!!!!』
よく見れば、観客席でも何やら妙な歓声が上がっている。
「カッコいいー」とか、「羨ましいー」とか、「白いバラが見える、ハウッ」とか、よく分からない歓声が近くから聞こえてくる。
『お姫様抱っこおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!』
「……はあ?」
フランが意味不明、と顔をしかめているのは一切気に留めず、突如カミラの大仰な語りが始まる。
『語るものはあまりにも多く、なおかつ、お目にかかる事はもちろん、それを体験する者はあまりにも少ない……、伝説のリア充体現奥義、お姫様抱っこ! し、しかし、それは男性が女性を抱えるからこそお姫様抱っこなわけでありまして、こ、この場合は、凛々しい女騎士とお姫様、と言った具合でしょうか!?』
「こらあああああっ!! レティア、そこを我と代われええええっ!!」
聞き馴染んだ声がカミラの語りと並行して聞こえてくる。
声の主を探して観客席を見渡してみると、観客席の最前列の柵を乗り出そうとしているテトがウルとテルに両脇を抱えられながら抑えられているという光景が飛び込んでくる。
「お、おい、あんまり暴れんなって! そりゃ羨ましいけど、ここで出禁喰らったら最悪だろう!?」
「そ、そうですよ。とりあえず落ち着いて……って何をしようと!?」
テルが驚いたのも無理はない。
頭に血が上っているのか鬼の形相をしているテトはステージと観客席を隔てる結界を突き破って中に入ろうとしているのだ。一応、ここの結界は教員が作っているため、その辺の結界よりはるかに頑丈なのだが、これにはさすがに他の観客、教員たちも驚き、テトを落ち着かせようと手を貸し始める。
「……訳が分かりません」
「良いから、下ろしてよ」
「……お嬢様?」
「なによ?」
「なら、その首に回してる腕を離してくれませんか?」
「ひゃわ!?」
顔の真っ赤になったレティアが妙に可愛く感じられたフランであった。
女性なら一度はやってもらいたい、男性なら一度はやってみたい、お姫様抱っこ!
というわけで、閣下の出番もそこそこになんだかノロケみたいなお話になってしまいましたw
今日の投稿はお詫びを出来るだけ早くしたいという思いで行ったため、本来数話を書き溜めておくハモニカなんですけど、それが出来てません。
なので、今週はちょっと忙しいですね。極力ペースを乱さないよう気を付けます。
では、また次回。
誤字脱字報告、ご感想などお待ちしております。