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第44話 さすがはメイド、なんともないぜ!


ちょ、サブタイトルでものすっごいネタバレwwww


と、自分で自分にツッコミを入れたので勘弁してください。


金環日食が見れなかった悔しさで何故かタイピングが進んだ結果、月曜に投稿するという事になりました。


では、どうぞ。


「どーだ、まいったか、このメイド野郎!」


ゾーヤの勝ち誇った声がステージに響き渡る。


「あらら、姉御やられちまったかな?」


観客席から観戦していたウルが、意外そうな声を上げる。


その隣のテルは今までの2戦とは明らかにダメージ量が違う第3試合に固唾をのんでいる。


「フ、フランさん、死んでないわよね……」


「死ぬこたぁないだろうけど、あれは相当深く入っただろうねぇ」


ウルもまた、派手に吹き飛んだフランを見て低く唸り声を上げている。


観客席を守る様にステージ全周を囲む結界にめり込むかというほどの勢いで激突し、さらに地面に叩き付けられたのだ。その姿は土煙に隠れてしまって見えないが、常人ならば到底立ち上がる事は出来ないダメージを負っているはずだ。


「にゅっふっふ、2人とも、フランはそんな甘っちょろい奴ではないぞい?」


そんな2人にテトが笑みすら含めながら口を開いた。


「どういう意味だい?」


「ほほ、ウルティも見ておらなんだか。フランを吹き飛ばしおったあ奴は気が付いておるようじゃがの」


そう言われてウルとテルはフランを吹き飛ばした張本人であるヴェストに視線を向けた。


勝ちを確信したのか、倒してもいないレティアに散々啖呵を切っているゾーヤに対して、ヴェストは黙って自らの持つ大剣を見下ろしている。その表情は硬く、とても勝利を確信したものとは思えない。


「まったくあの程度、メイド長殿の方がよっぽど速く、そして強いぞ? 彼女と戦っているフランはあの程度の攻撃で倒れるような奴ではないのじゃ」


ヴェストの一撃を「あの程度」で済ませるテトに、テルはある種の戦慄を覚えた。


何かは分からないが、テトはあの瞬間に起きた事を目撃している。だからこそこの状況で応援しているフランの心配すらしていないのだろう。


テルにはそれが何かは分からない。もとより本の読み過ぎで目は良い方とは言えない。それでも目を凝らしていた方だ。


だが、それ以上に驚くべきことは、自分なんかとははるかに戦い慣れているであろう、恐ろしい動体視力を持っているはずのウルですら見落とした「何か」をテトは見逃さなかった。それだけでもテトという人物にどこか人間離れした能力を感じてしまう。


「それじゃ、ゾーヤさんのあの勝利宣言みたいなのは……」


「まあ、無駄に終わるじゃろうな」


にゅっふっふ、と笑いながらテトはどこから持ってきたのかも分からない8個入りのたこ焼きの箱を開け、爪楊枝をたこ焼きに突き刺すと美味しそうに食べる。


(よもや、あれでリタイヤする気もあるまい、フラン?)


テトは内心そんな事を思いながら、たこ焼きの中のたこの歯ごたえを味わっていた。















「あっはっはっはっ、これで俺たちの勝利は決まったも同然、バレットオブゾーヤを喰らって立っていられる奴なんてこの世にはいないんだからな!」


高らかに笑うゾーヤを前に、レティアは今どうすべきか頭を目まぐるしく回転させて考えていた。


目の前でフランが吹き飛ばされ、未だに立ち上がらないところを考えると痛烈なダメージが入っているのかもしれない。今すぐにでも駆け寄り無事を確かめたいが、おそらくゾーヤがあんな戦いの素人のように敵を前に手より口が動いているのはレティア1人ではどうしようもない状況だからだ。


だがそれもレティアが動けば変わる。


フランの所に行くためにはゾーヤたちに背中を見せる事になる。そうなれば敗北は時間の問題だ。


「どうした、敗北の恐怖でぶるっちまったのか?」


「ゾーヤ、その下品な口を閉じなさい」


意図とは裏腹に、相手を挑発するような言葉が口から飛び出す。


その瞬間、ゾーヤの顔から笑みが消え、代わりに殺気を帯びていく。


「風船割って終わりにしてやらねえぞ?」


「ゾーヤ、倒すなら早くしよう。なんだか嫌な予感がする」


こめかみに血管を浮かび上がらせているゾーヤにヴェストが近寄ってくると肩を叩きながらそう言う。


するとゾーヤがヴェストの顔を怪訝そうに見上げる。


「珍しいな、お前がそんな事言うなんて。お前だってあの攻撃にゃ自信あるだろ?」


「だからだよ、とっとと終わらせよう」


穏やかな声だが、ヴェストはそう言いつつ自らの大剣を持ち上げる。


そしてその切っ先をレティアの眉間に向ける。


ヴェストの様子にさすがのゾーヤもお話モードを切りあげる。レティアに向ける視線により鋭さが増し、レティアももはや時間がほとんど残されていない事を悟る。


(目くらましで時間は稼げる? いえ、冷静なヴェストなら想定の範囲内でしょうね……。ああもう、結局あたしってフラン頼りなわけ?)


フランがいないと何もできない自分に苛立つが、苛立ったところで事態が好転するわけでもない。


「ほら、とっとと終わらせて、2回戦進出だ!」


風船を付けているヴェストはそのままに、ゾーヤがステージの床を思い切り蹴ってレティア目掛けて突っ込んでくる。


得物であった鞭はフランと共に飛んでいってしまったが、素手でも戦えるだけの自信があるのだろう。


接近戦になればほぼ応戦など出来ない典型的な後衛型であるレティアにとってすれば、天敵とも呼べる相手だ。ゾーヤもそれが分かっていたからこそ、不用心に接近してきた。目の前のレティアにだけ注意は注がれ、それ以外のものは全て背景と化した。


「っ! ゾーヤ!!」


一番最初に気が付いたのはヴェストだった。


ヴェストはそれ・・に気が付くとほぼ同時にゾーヤに向かって叫び、そして大剣を片手でゾーヤの足元目掛けて投げつけた。


大剣は勢いよくゾーヤの足元に突き刺さり、床が粉砕されて破片が飛び散る。


その破片を避けようとゾーヤが頭を低くしたその瞬間、乾いた音が響き、ゾーヤの頭の上を何かが吹き飛んでいく。


「へ?」


「っ! ふふ、遅いわよ」


間の抜けたゾーヤの驚きの声に口角を吊り上げたのは風船が破片で割れないよう頭を手で守っているレティアだ。


ゾーヤの頭の上を飛びぬけていったのはほんの一瞬前にゾーヤの脇に突き刺さったはずのヴェストの大剣だ。ゾーヤの反対側に落ちた大剣はその中央が大きくへこみ、わずかに煙を上げている。刀身全体にその弾痕・・を中心としてクモの巣状のヒビが入り、大剣がもはや使い物にならない事をこれでもかというほど示している。


「……ふう、間に合いました?」


「ギリギリね。……大丈夫?」


ステージの端に膝を立てて姿勢を低くしているフランの姿を見てレティアが安心半分、心配半分という表情を浮かべる。


フランのメイド服は裂けたり破けたりしており、白いはずの袖が僅かに血に染まっているのが遠目にも分かる。それを心配しての言葉だったが、フランはその言葉に対して笑みを浮かべる。


「何言ってるんですか、それよりも、今は目の前の敵ですよ」


「ちっ、この死にぞこないがっ!?」


起き上がってフランの方に顔を向けたゾーヤの横から火球が襲う。


「あのね、敵の前で隙を見せるんじゃないわよ」


「お嬢様、そのまま動きを封じてください」


レティアに断続的な攻撃を指示しつつ自らは立ち上がると再装填しながらヴェスト目掛けて走り出す。


ヴェストもそれに気が付いて雷を宙で槍のように先鋭化させるとフランを狙って投げてくる。雷だけあって本気を速度は相当のもの、音が後についてくるような錯覚に襲われる。目の前から真っ直ぐ迫ってくる槍をわずかな回避で槍をすり抜けていく。わずかに服を掠り、焦げる音が耳に聞こえてくるがそれを無視して前へ進む足の力を緩める事は一切しない。


「っ! やはり倒しきれていないとは思っていましたが……」


あっという間に接近されたヴェストが苦笑いしつつ新たな槍を作り出し、フランをこれ以上接近されないよう牽制する。


「どうやったんです?」


槍を投げながら、ヴェストはフランにそんな事を訊ねる。


「ごほっ、ヴェスト! お喋りは良いからそいつを止め、うわっぷ!!」


爆炎の中から顔を出したゾーヤが叫ぶが、すぐにレティアの火球の嵐を喰らう。


レティアに倒すつもりはない。ただ、足を止めるだけで構わないのだ。派手な炎と爆発でゾーヤが迂闊に動けないようにしている間に、フランが勝負を決める。僅かな時間でお互いがそれを理解し、実行しているのだ。


とはいえ、このヴェストという見かけはガチムチ、中身は爽やかな青年、空間把握力、動体視力、瞬発力といった戦闘に必要な要素を十二分に満たした肉体を持っている。遠近両方でこれといった死角がなく、また威力の大きい攻撃手段を持ち合わせている。といっても、ご自慢の大剣は先ほどフランの銃撃で折れ曲がり、到底使い物にはならなくなっているが。


「今知りたいんですか?」


懐に飛び込み、作り出した魔力刃でヴェストの腰から斬りあげる。


得物を持たないヴェストはそれを避け、斬りあげた状態で脇が無防備になったフランにその巨大な拳を打ちこんでくる。身体を捻ってそれを避けると、フランは突き出されたヴェストの腕関節を下から膝で蹴り上げる。


「っ! 今、知りたいですね」


関節を本来曲がらない方向に曲げようとする衝撃にヴェストの表情が歪む。


それでも、目先の興味が先に立っているように思える。


「簡単です。この銃で直撃の衝撃を和らげたんですよ」


やった事は至極単純だ。


振り回される中、ヴェストが剣を構えているのが視界に入った時、フランは何が起こるか大体察していた。


腹に一撃食らうだろうと見越して腹の前にアフェシアスを構え、直撃の瞬間に発砲、大剣に弾丸と発砲炎をぶつけて自らの勢いを殺し、相対速度を大幅に遅くしたのだ。


とはいえ、それでも「お互いが全速で接近しながらの一撃」が「その場での豪快なスイング」に変わっただけだ。結果として試合での致命的な一撃にこそならなかったが、ステージの端まで吹き飛ばされ、一瞬意識が飛んでしまった。


「もし、あなたが首か頭を狙っていたら、あたしは死んでいましたね」


「これは試合ですよ? 誰が相手を殺そうとしますか」


苦笑しつつヴェストが拳に電撃を帯びさせ、フランに連打を打つ。


ヴェストの言っている事は至極当然だ。


実際、あの一撃にしても峰打ちであった。殺す気なら峰打ちではなく刃でフランを一刀両断していただろう。あの威力なら上半身と下半身が永遠におさらばしていてもおかしくはない。フランはそんなことを想像して内寸震えてしまった。


「だ――――――っ! ヴェスト、お前いい加減にしろよ!? 俺が丸焼きになろうとしてんのに敵と呑気にお喋りたぁよ!!」


「はいはい、あなたはもう少しあたしと遊びましょう?」


『おおーっと! レティア、怒涛の火炎攻撃をなお続行! これはゾーヤ、ほ、本当に消し炭になってしまうかも!?』


そう言いながらも実況のカミラは興奮している。


彼女からしたら、これは「手に汗握る」戦いなのだろう。


「ふむ、あまり時間をかけるとゾーヤに叱られるかな。助けに行っても?」


「それ、本気で聞いてます?」


「案外、本気ですよっ!」


それまで殴りに徹していたヴェストが一歩、いや半歩下がって強烈な回し蹴りをフランに仕掛けてきた。身長差もありヴェストの回し蹴りは楽々とフランの頭の高さに届いてしまう。腕を上げて顔のすぐ横で回し蹴りを防ぐと、衝撃で身体が数十センチ横にずれる。


ヴェストはさらに追撃しようと拳を握るが、フランは魔力刃を即座に霧散させてヴェストの頭の上にある風船に狙いをつける。これだけお互いが接近していれば、発射と着弾に誤差はほとんどない。遠距離で狙うよりはるかに命中精度は上がるはず、というのがフランの中での考えだ。


しかし、ヴェストは当然風船が狙われている事に気が付き、突き出そうとした拳をフランの腹ではなく銃を持つ右腕に振り上げた。腕を下から殴られ、フランの腕が跳ねあがり引き金を引いた時には天を向いていた。


「危ない危ない、自分が風船を付けている事をたまに忘れてしまう」


「そのまま忘れててくれません?」


「その意見は却下です」


ニコリと笑みを浮かべながらも太い腕でフランを掴もうとする。あんな巨大な腕で掴まれたら簡単に捻られてしまいそうだ。


「そして、いつまでもゾーヤがあのままだと思わない方がいいですよ?」


ヴェストがそう言うのと、ゾーヤを中心に巻き起こっていた炎が爆発と同時に霧散したのはほぼ同時だった。


うっすらと白い煙を立ち上らせながら、そこにはずぶ濡れのゾーヤが息を荒く乱しながら立っていた。


そしてその瞳にはこれ以上にない怒りが込められている。


「……もぐぞ、てめぇ」


「な、なにをよ……」


ずぶ濡れになったゾーヤは身体に服が張り付いて動きにくい事に気が付くと周りの目を一切気にせず服を脱ぎ捨てる。観客席からどよめきが起こる。


「ヴェスト、服」


「はいはい」


「え……?」


一瞬、何が起こったのかフランもレティアも、さらに言えばギャラリーすらも把握できなかった。


気づけばヴェストの肩にゾーヤが乗っていて、ヴェストの頭を軽く叩きながらそう言っていた。あまりの速さにフランは唖然としてしまう。


ヴェストから一番上に着ていた服を奪い取るとそのブカブカの服に袖を通す。


「……デカい」


「人から奪っておいてそう言うの……」


これにはレティアも呆れた表情をしている。


「ふん、お前ら、まだ気が付いてないだろ? お前らは大きなハンデを失った事によ」


そう言いながらゾーヤがチラリと先ほど投げ捨てた服の方に視線を向ける。


フランがそれに気が付き服の方に顔を向けると、ずぶ濡れのその服の中に何か角ばった物が下敷きになっていることに気が付いた。


(まさかっ!)


そしてそれがなんなのか見当が付くのとほぼ同時に、フランの目の前を恐ろしい速さでゾーヤが通り過ぎていった。それこそ、文字通り瞬く間に、でだ。当然、その目標はレティアだ。一瞬後にはレティアの目の前でその頭に乗せた風船を狙うゾーヤの姿があった。


「しまっ――――――」


「貰ったあっ!!」















ガキンッ!














「っ……あれ?」


レティアが間の抜けた声を上げている。


レティア目掛けて突き出されたゾーヤの腕はレティアに届くことなく、アフェシアスの銃身によって受け止められていた。


そして、そこにアフェシアスがあるという事は、その場にフランがいる、という事でもある。


観客席からのどよめきがより大きくなり、そして歓声に変わっていく。


「て、てんめぇ……」


ゾーヤが憎たらしそうな声を漏らす。


「俺の本気に追いつくたぁ、どういうことだ」


「さあ、手品に見えます?」


ギシッとアフェシアスにかかるゾーヤの力が増える。


フランは脱ぎ捨てたゾーヤの服の下にあるものがウェイトリストである事にすぐに気が付いていた。そこからは自分が速いか、ゾーヤが速いかという単純な勝負であり、そしてフランはその勝負に見事に勝ったという訳だ。


「舐めやがって、ぶっ潰す!」


どうやら、今のフランの一言で怒りが頂点に達したようだ。


もはや冷静な考えなど出来てはいないようで、力任せにフランを押し負かそうとする。


だが、それはもはや自殺行為に等しかった。ヴェストの掩護も待たずに2対1で戦おうとするゾーヤはもはやフランの敵ではなかった。


ゾーヤとの対決は一瞬で勝負がついた。


ほんの少しだけフランが力を抜くと、前につんのめる様にゾーヤがフランの方に近づいてくる。フランはそれを横に避け、その横を通過するゾーヤの首筋にグリップの底で殴りつけ、ゾーヤをステージの床に叩き付ける。


床に大きなヒビが広がり、わずかにへこむ。


そしてゾーヤは動かなくなった。


『これはあっ! 痛恨の一撃だああっ!! ゾーヤ、完全に意識を失っています!』


「さて、これで2対1ですね」


倒れたゾーヤの脇をすり抜けフランが少し離れた場所に立っているヴェストに向き合う。


ヴェストはどこか残念そうな表情をしつつ、ため息をつく。


「……やれやれ、どうやらここまでみたいだね」


「ええ、少なくともあたしがお嬢様にあなたを近づける事は絶対にあり得ません」


「ああ、君の実力は思い知らされたからね」


苦笑しつつそう言ったヴェストは右手で自らの頭の上にある風船を握りつぶす。


ステージに風船が破裂する乾いた音が響き渡り、一瞬観客席が静寂に包まれる。


そしてその直後、地鳴りのような歓声が溢れる。


『決まったあああっ! 最後はヴェスト、潔く自分たちの敗北を認めました!! 第1試合3回戦、まるで教員同士の戦いのようなハイレベルにしてハイクオリティの試合を制したのは、レティアとその従者、フランだあああっ!!!』


カミラの興奮した声と歓声に包まれながら、フランは床に倒れ込んだゾーヤを抱き起こす。


「大丈夫そう?」


レティアが意識を失ったゾーヤの顔を覗き込みながらそう訊ねてくるので、フランは笑みを浮かべて頷く。


「意識を失っただけですよ」


そこにヴェストが歩み寄って来て、眠っているかのように意識を失っているゾーヤの顔を見てため息をついた。フランからゾーヤを受け取ると、肩にヒョイと担いでしまう。


「まったく、世話のかかる……」


「ヴェストさんとゾーヤさん、いいコンビですね?」


「そう言ってもらえると、嬉しいです。ですが負けは負け、今度は勝てるよう精進しますよ」


ヴェストに握手を求められ、フランはそれに快く応じる。


そしてヴェストはゾーヤを担いでステージを後にする。それを見送るとフランとレティアはお互い見つめ合って笑みを零す。


「まずは、1勝」


「油断は大敵」


拳をぶつけ合い、2人もステージを後にした。



何カ所かツッコまれ要素があるかもしれない今回のお話でした。


とりあえず、なんかゾーヤが解放っ、みたいな事になった後、フランが追いついた場面は作者、ハモニカの脳内で「フランザム!」と呟いていました。


「ト」じゃないですからね、「フ」です。


べ、別に粒子化してませんし、ね。


そういうわけで、無事初戦を突破しました。


まだまだ武闘祭は続きます。


では、また次回。


誤字脱字報告、ご感想などお待ちしております。


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