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第35話 見た目は子供、頭脳は大人


いえ、「バーロー」じゃないですからw


新キャラ登場ですが、これは応募キャラじゃなくて前もって考えてあったキャラです。今回、ある一つの騒動の元凶の元凶が明らかに!?


なんてね。


では、どうぞ。


4月2日:誤字を修正


「どうだい、なかなかのもんだろう?」


場所は涼風の試着室。


数人が入れるほどの広さがあるその試着室の中で、フランは新しいメイド服の試着をしていた。隣にはこの店の主人であるイディラスが満足げな表情をしながら鏡に映ったフランを見つめている。


「軽さと頑丈さを兼ね備えた1着さ。1点ものだから大切にしてね」


着てきたメイド服と外見はあまり変わらない。それこそ、フリルの形が少し変わったとか、若干長さが変わっている程度で、大きく変わったのはその材質と下に着ている身体に貼り付くような服の方だ。


素材は非常に薄く、着ていてもほとんど気にならないが、それでいて関節等の防護はしっかりされている。仮に上に着ているメイド服がボロボロになるような事があったとしてもこの黒い防護服が最後の砦となってフランを守ってくれることだろう。


「軽いですね」


その場で軽く飛び跳ねてみるが、メイド服はほとんどそれを邪魔しない。この軽さで尚且つ、衝撃を吸収するというのだから、涼風の服を作る技術には感嘆の声しか出てこない。


また、メイド服には目立たないがポケットがかなり増やされている。今まではガンベルトのポーチに弾を入れていたが、これからはこちらに入れても問題なさそうだ。隙間が出来ないようしっかり閉める事ができ、入れられる量もかなり多い。


しかも、そのように内容が濃くなったにも関わらず、外見的変化は先ほど述べたようにほとんどない。つまり元からあった空間を潰していった結果、無駄のない服が完成したということなのだ。


「ま、説明するより見てもらった方が速いかね。ちょっと裏に来てもらえるかい?」


フランが鏡の前で飛んだり跳ねたりしているのを見てイディラスはそう言うと更衣室から出てカウンターの裏にある店の倉庫の方へと向かっていく。フランもその後についていって倉庫へ向かう。


倉庫には店に出していない服がダンボールに入れられた状態でたくさん保管されていた。ダンボール一つ一つに細かく種類分けされたことを示す番号や単語が書かれており、それらの段ボールは屋根に届くほどの高さまで重ねられている。正直、下の方の段ボールが何故重さに耐えられているのか疑問だ。


それはともかくとして、倉庫の一番広い通路を抜けて店の裏手に出ると、そこには人の上半身を簡単に作った模型が置かれており、黒い服を着ているのが遠目にも分かる。


模型までの距離を計るものなのか、地面には等間隔で線が入れられており、丁度今2人が立っている場所がその終点となっている。


「あんたの銃の威力を参考にさせてもらったよ。まあ、1発撃ってみなよ」


「はあ……」


イディラスに言われるがままにアフェシアスを抜き、弾を込めると撃鉄を起こして狙いを定める。狙うは服のど真ん中、丁度標的の胸の中心辺りだ。


狙いを定めると指に力を入れて引き金を引く。


乾いた音と共に弾丸が発射され、標的が大きく背後にのけ反る。かなりの衝撃だったようで地面に固定していた木の棒が地面から掘り返されて標的が倒れてしまう。


これにはイディラスもちょっと驚いたようで、「さすがに無理だったかね……」と若干自信を失ったような表情を浮かべる。


アフェシアスをホルスターに戻し、倒れた標的のもとにイディラスと共に向かい、標的を見下ろすと服にの中心からうっすらと白い煙が出ている事に気が付く。命中した際の摩擦熱でそうなったのだろうが、驚いたことにそれを引き起こした銀色の弾丸が服の表面に残っている。


「あの威力で……」


当たり所が悪ければ死ぬレベルの威力で撃った弾丸を防護服は真正面から受け止めていた。


模型から服を脱がせてその表面を見れば、まったく傷がない状態だ。衝撃こそ吸収しきれてはいないが、弾そのものは完全に阻止している。今までのメイド服ではおそらく無理であろう芸当だ。


「ほっ、まさかぶっ倒れるとは思わなかったけれど、これで耐久性は保証できるよ。衝撃も半減は出来てるはずさ、今のじゃ分からなかっただろうがね……」


「十分すぎるほどです。刃物に対してはどの程度?」


「そうだね、剣なんかだったらそう簡単には斬れないよ。ただ突く攻撃とかには注意が必要だね、たとえば槍なんかが危ない。鋭い槍で突かれればさすがに保証は出来ないよ。まあ弾丸を受け止めてるんだからそれもある程度までは守れると思うけれどね」


そう言いながらイディラスは裁縫用に使うと思われる小さなナイフを取り出すとフランが持っていた服に突き刺した。最初こそ抵抗を見せていたが、しばらく同じ場所を突き続けると布の裂ける音と共にナイフが貫通した。


それを抜いて今度は袈裟斬りのように斜めに斬り下ろすが、今度は跡が残るだけで一向に斬れる様子がない。いかに裁縫用のナイフとはいえ、これだけの耐久度があれば十分フランの要求を満たしていると言える。


「お見事ですね。ありがとうございます、イディラスさん」


「なあに、客の要求に最大限応えるのが商売人さ。それに、素材についてはモービの活躍もあるからね。あたし1人の手柄じゃないよ」


「そうですね。それでお代の方は……」


「あいや、待ちな」


財布を取り出そうとするとイディラスがそれを手で制した。


怪訝な表情を浮かべるフランにイディラスが微笑しながらポケットから1枚の明細書を取り出し手渡す。そこにはおそらくこの服に使われたのだろう素材や全ての作業に費やされた費用などが書かれている。


そして一番下に書いてある総計の欄を見てフランが固まってしまう。


「な、ななな……」


「いやー、久々にモービ共々ハッスルしちゃってね。金に糸目をつけず軍用品やら特注品を使ったら家が1軒建つんじゃないかってほどの費用がかかっちゃってね。メイドのお給料がどんなものかは知らないけど、さすがに無理だろう?」


悪びれているつもりなのだろうが、ツヤツヤとした顔が悪びれていない事を証明してしまっている。


明細書に書かれていた金額は、正直ゼロを3つか4つ多いんじゃなかろうかと思ってしまうほどのものであった。当然ながらフランが今まで受け取っていない給料を全て足しても足りない。4年ほど先まで前借すればなんとかなるだろうか。


「じ、じゃあ、どうすれば……?」


「だから、今回はお代はいらないよ」


「……へ?」


てっきり店で働け、とかそういう言葉が出るものだと思っていただけに、イディラスの言葉は予想外だった。


ポカンとした表情をするフランの肩を笑いながら叩くイディラスはフランの持っていた明細書を手に取ると両手で細かく裂いて放り投げてしまう。


「私たちのやった事は新作の試作。かなりいい設計が出来たから、今度お国の女性兵士にでも売りつけに行こうと思っているんだ。そうしたらかかった費用くらい簡単に回収できるさ」


「イディラスさん……」


ニカッと笑うイディラスの太っ腹に感激してしまう。


「ま、着ていて気になった点とかをたまに教えてもらえると今後のためになるからね」


「気がついたらすぐにお伝えしますよ」

















メイド服を受け取り、学園へ向かったとはいえ、やる事は特にないのでいつものように食堂で時間を潰すことにする。食堂のおばちゃんとはもはや親友のような間柄になってしまい、新作の味見や助言を求められることすらあるようになってしまった。


学園の食堂は校庭を一望できるよう壁が全てガラスになっており、今も校庭で授業をしている学生たちの様子が見える。


どうやらレティアのクラスのようで、魔法の使い方を習っているようだった。この授業はジョブが担当しているものではないようで、金髪の女性教師が生徒たちの前で雷の球体を作り出して何かを説明している。


フランはレティアの姿を探したが、遠目でしかも人が前後にかなり重なっているので見つける事が出来ない。ウルはもとより授業に参加していないだろうから探す気もない。どこかで油を売っているに違いない。


「おやー? 見かけない人ですねー」


ボンヤリと外を見ていると若干間延びした声が聞こえてきたのでそちらに視線を向けると、テーブルの反対側に同世代かそれ以下と思われる「人」が立っていた。


なぜ、人と表現したかと言うと、その時点でフランにはその人が男性なのか女性なのか分からなかったからだ。髪の毛は短いが、中性的な声、顔のために男性なのか女性なのかさっぱり見当がつかない。


「ええと、どちら様……ですか?」


「ああ、申し遅れました。僕はクラン・アークライト、この学園で神話学と伝説学を教えています」


「先生、なんですか」


どう見ても「子供」の部類に入りそうな童顔の彼、「僕」という一人称を使っているから男性と考えてよさそうだが、彼はフランの言葉に若干頬を膨らませつつも諦めた表情でフランの反対側の椅子に座ってくる。


「分かってます。どうせ僕は子供にしか見えませんよね……。学年の1年生と間違われることだってありますし……」


そう言いながらテーブルに項垂れる姿はどう見ても子供のそれだ。どこをどう見たらこれを先生と呼べるだろうか。


「でも、これでも飛び級で学園を卒業して教員免許取ったんです。それにこれでも21歳なんですよ?」


誰かが嘘だと言えば、手放しに信じてしまうような言葉だ。前半はともかくとして、後半はどう見ても嘘にしか考えられないほどだ。


だがクランもフランの考えている事は分かっていたようで、胸ポケットから教員免許を取り出して見せてくれた。そこには確かに今年で21歳となる生年月日が書かれている。


「本当だ……」


そう呟いたのが聞こえたのか、クランは少し満足げになりながら教員免許をしまうと興味津々にフランの顔を覗き込んでくる。背が低いためテーブル越しとはいえ下から覗き込まれるような形となる。


「それで、学生さんでも教師でもなさそうなあなたは、どちら様ですか?」


教員として、当然気になったのだろう。


見た目はともかくとして、年相応にしっかりしているようだ。


「ああ、あたしは4年、じゃなかった5年のレティア・ファルケン様の屋敷のメイドです。いろいろあって何かあった時のために常にお嬢様のお近くにという事になりまして……」


いろいろ、の部分はもはや思い出したくもない事になりつつあるためかなりあいまいに説明してしまった。とはいえフランが学園にいる事は学園側の許可も得ているし、敷地内に入る度に事務室によって「学園関係者」と書かれた名札のようなものを受け取っている。本来は首から提げておくべきなのだが、食事の際は邪魔にならないようポケットに入れていたのでそれを取り出して見せてやるとクランが納得したように数回頷く。


「5年生、という事は僕が今年から担当するクラスかもしれませんね。まだ最初の授業をやっていないクラスも幾つかありますから」


「というと、新任の?」


「はい、今年からこの学園で教鞭をとる事になりました。とはいえ一昨年まで学園の生徒でしたから、未だに先生方からは生徒のように扱われてしまうんですけどね、この外見もあって」


たはは、と笑いながら語るクランはやはり男性とは思えない。髪を長くしてしまえばどこからどう見ても女性と言われるだろう。


さらに言えば、しっかり者ではあるようなのだがどうにも打たれ弱いようだ。レティアはそのような事はないだろうがウルが良からぬことを考えないか不安になってしまう。前もって釘を刺しておく必要があるかもしれない。刺された借りを返してやろうなどというどうでも良い洒落が頭に浮かんでくる。


「そういえば、学園祭が行われますけど、どうして春先に行うか知ってます?」


「いえ、どうしてですか?」


時間はたっぷりある。


ボンヤリ外を見ているよりもクランと話をしていた方がよっぽど有意義であろう。


「もともと、この学園は秋入学だったんですよ。だからその年の中ごろ、学園祭をやるのに丁度良い季節となると春だったんです。それが今の校長先生の先任者が春入学に変更したんです。けれど春にやる学園祭というものが完全に慣習化していたこの学園は新しいクラスの親睦を深めると言う意味で学園祭の時期を変えなかったんです。代わりに秋には球技大会が行われています」


饒舌に語るクランは母校を自慢する生徒のようだ。


「春入学になって準備期間が短くなり、クラス単位の出し物は準備に時間のかからないもの、飲食店なんかが増えました。具材なんかは当日と練習くらいでしか使いませんからね。それでも毎年のように質のよい出し物をやるクラスがあるのは全校生徒が学園祭を楽しみたい一心からなんでしょう」


確かに、飲食店はお化け屋敷のような出し物をするクラスからすれば準備はかなり少なくて済む。調理に必要な道具は学園側に発注すればいいし、作る料理の練習は自宅でも出来る。飲食店が増える理由も何となく分かるような気がする。


「だからもし出し物を見て回るなら部活、委員会、有志、教師などがやっているのを見ると良いかもですよ? クラス単位では準備期間が足りませんから、皆そっちで去年から練習したりしているんです。多分今年もすごいのが見られますよ」


「ちなみに、クラン先生はどのようなものを?」


「僕ですか? 僕の時は……、有志でパレードをやりましたね。あの時は町の人たちにも協力して頂いて通りを巡り巡って町を一周するというものでした。あとは、そうですね……、僕は新聞部だったんですが、先生方のゴシップを扱った新聞などを学園祭に合わせて発行するなどしていましたね。飛ぶように売れたんですけど、後々停部になりましたよ」


あの頃は若かった、とでも言いたげな表情をするクランだが、それを聞くフランは内心ため息をついていた。


(つまり、彼らの世代がやったことが今の新聞部にも受け継がれている、という事ですか……)


いつぞやのゴシップ記事が思い起こされて沸々と怒りが湧きあがってくるが、ここで怒っては人としていろいろ駄目になってしまう気がするので堪える。


「せ、先生の教える授業と言うのは、具体的にどのような?」


話題を変えようと先ほどクランが言っていた彼の担当科目についての話題を切り出す。


「神話学と伝説学ですか? まあ、どちらも意味は似たようなものなんですが、今を生きる人たちに昔の人たちが考え出した神や世界、生き物について知ってもらいたいと思いまして。昔の人たちはある意味インスピレーションの塊だったんですよ。神の世界を考えだし、悪魔と神の戦争をまるで見たかのように事細やかに書き記しているんです」


自分の担当分野というだけあって、出てくる情報量が半端ではない。


黙っていてもクランは1人でどんどん話を進めていく。途中からさすがに聞き取れない単語などが出てくるが、楽しそうに語り続けるクランの話を遮るのも悪いと思って分かる範囲で話を聞く。時折相槌を打ったりしてやると、クランはますます機嫌を良くして自分の前に置かれた食事が冷めるのも気にせず話を進めていく。


「――――――そして、神は悪魔を倒し、悪魔を自らの支配下に置いたのです。こうして考えると、神も人も考える事は同じですよね。使える駒は自分のものにしていくわけですから。おまけに神の国を司る唯一神なんて、奥さんの他に3人も愛人がいたとか。人間より人間っぽくないですか?」


クランが言いたいのは、要は神々の世界は穢れなく美しいものではなく、むしろ人間味に溢れたもの、ということなのだろう。とはいえ、3人もの女性と浮気すれば本妻が怒り心頭になりそうなものだが。


「そしてもちろん、奥さんは怒髪天を突かんばかりの喧騒で夫を問い詰め、これが後に神の国を二分する大戦争に発展するんです。分かります? 戦争の発端が夫婦喧嘩なんですよ? それも原因は旦那さんの浮気」


「ふふ、情けない神様ですね」


「ええ、まさしく……っと、もうこんな時間ですか」


そこまで言って食堂にある時計が午前の授業の終了時刻になろうとしていた事に気が付いてクランが話を止める。


「すいません、午後の授業の用意をしなければ……」


慌ただしく冷めてしまった昼食を口の中に放り込むと水で流し込んで小さく「ごちそう様」と言うとクランは席を立って食器を返却口に持っていく。


そしてその後一度フランに礼をしてから食堂を慌ただしく飛び出していった。その後ろ姿はやはり子供のそれとしか思えなかった。唯一の救いは彼がスーツに身を包んでいた事だろうか。あれがかろうじて彼を大人という分類に止めていたような気がする。


「…………あ」


そこでようやくフランは自分もまたクランの話を聞いていて食事をほとんど口にしていなかった事に気が付いた。すっかり冷めきってしまった昼食を食べながら、フランは外で授業を終えようとしている生徒たちに視線を向けていた。















「いよいよ来週よ!」


「学園祭がですか?」


帰り道、威勢よく腕を上げたレティアにそう訊ねると、上機嫌な頷きが返ってくる。


「絶対来るのよ、フラン? 皆で楽しみにしてるから」


「もちろん、出来たらメイド長やグラントさんたちも一緒に行きたいところです」


こればかりは確証がない。


クレアは仕事から解放されると知れば確実に飛びついてくるだろうが、仕事の忙しいメリスやグラントまで来てくれるかはまだ分からない。グラントについては最大限努力してみると言っているが、メリスについては全く反応がないので困っている。相当厄介な問題でも抱え込んでしまっているのかもしれない。


「いっつも売上が部活や委員会の奴には敵わないけど、今年のあたしたちは一味違うわよ」


不敵な笑みを浮かべるレティアは心の底から学園祭を楽しみにしているようだ。


それを見ているだけで、フランもまた無意識のうちに笑みを浮かべてしまっていた。



新聞部、ゴシップの元凶(新聞部長)の元凶(先輩)なわけです、あの先生は。


見た目はかなり子供っぽい感じです。多分言動からそう思ってもらえるんじゃないかなぁなんて思ったりしていますが、一様書いてあった通り「成人」です。


酒飲みますw


煙草は……似合わないのでNG


出てきた神話のお話は、おやぁ? どこかで聞いたことがあるような……。


それほど想像力に富んでませんよ、ハモニカはw


さて、そんなわけで学園祭が近づいております。


予定ではあと数話で学園祭に入りたいと思っていますが、次がいつになるかは相変わらず未定です。


ですが最近はようやくモチベーションが戻ってきて、花粉症も完全防護して外出しているおかげもあってかマシになってるので少しずつペースを戻していきたいと思います。


とはいえ、花粉のシーズンはまだまだ続きますので、いつまたガクンと止まるか分かりません。ま、気長に待っていてください、お願いします(泣)


ではまた次回。


誤字脱字報告、ご感想などお待ちしております。



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