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第31話 不安と期待の新年度



最近天気が良くなくて嫌になってしまいます。


寒いわ雨は降るわで気分も滅入ってしまいそうになります。


まあ、そんなこんなで物語は新たな局面へ……






向かうのかな?www


では、どうぞ。



「進級おめでとうございます、お嬢様」


「ありがと……、だけどここまで嬉しくないとは思わなかったわ……はぁ」


入学式兼開校式となる行事を前に、フランは新たな教室の新たな自分の机に突っ伏しているレティアにそう声をかけるとどうにも情けない返事が戻ってくる。


学年末からいろいろと立て続けに厄介事が起きたためにレティアと共に登校するようになったはいいが、授業を受けるわけにもいかないのでレティアが授業を受けている間は学食などで時間を潰している。おかげでこの学園にもだいぶ詳しくなったような気がする。少なくとも迷子にはなるまい。


朝学園に来ると下駄箱の前に新しい学年のクラスが張り出されている訳なのだが、クラス変更はほとんどなく持ち上がるので新鮮味と言えば飛び級生と転校生、あとは留年した生徒という事になる。


そして、今回レティアのテンションを大きく下げているのは最後の要因だ。


「なんだいなんだい、朝から不景気な声が聞こえると思ったら姉御のご主人様じゃないかい」


「……誰のせいだと思ってんのよ」


レティアが顔を上げて恨めしげに目の前に現れた人物の顔を見る。


ウルティ・ヴェレイン、この学園の女番長である彼女は今年からレティアのクラスメートとなるのだ。学年末に大暴れしたおかげで案の定留年した彼女は持ち上がってきたクラスの中からピンポイントでレティアのクラスにやって来て、こうやって現在進行形でレティアのやる気を削いでいるのだ。


それでも、こうしてウルティが教室で大人しくしている事でさえ、教師からしてみれば涙を流すほど喜ばしい事なんだとか。


さすがに教室内でのウルティの注目度は半端なものではなく、その圧倒的な存在感から誰も近づこうとしていない。そのため彼女は知り合いであるレティアとフランに声をかけているというわけだ。


「ウル、少しはお嬢様を気遣ってください。あなたのせいでこうなっているんですよ?」


「なにぃ? 私が何をしたっていうんだい、姉御」


なんだかんだで会話する機会が増えていく中でフランは「ウルティ」と呼んでいたのだが、それでは他人行儀だと言われて「ウル」と呼ぶよう言われた。フランとしては一生他人行儀で終わりたかったところだ。


「この頭脳明晰、才色兼備の私がいれば、あんたの学力だってうなぎ上りさ」


「留年しておいて良く言うわ……」


「私は出来ないじゃないんだよ、やらないんだ♪」


「おんなじでしょうが!」


ウルティに良いようにからかわれるレティアをため息をつきながら眺めていると教室の扉が開かれてジョブが顔を覗かせた。


「おーし、皆、式が始まるから校庭に集まってくれ」


「先生~、どうして今年は体育館じゃないんですか~?」


クラスメートの誰かがそう言うとジョブが苦い顔をしてウルティに視線を向ける。表向きには体育館の損壊の原因は教師の講習会が原因となっているのだ。ウルティのおかげで体育館が使用できなくなっているのは教師たちの責任となっているのだ。


それが分かっているからこそ、ジョブを見返すウルティは何とも言えない笑みを浮かべている。


「あ~、俺が言うのもなんだが、どこかの馬鹿が馬鹿をやらかしてくれたから、としか言えん」


「先生ー、教員同士でそう言うのはどうかと思うよ」


「うるさいぞ、ウルティ」


本当の事を知っていて、しかも全ての元凶が目の前にいるのに頭ごなしに怒る事も出来ないジョブは歯ぎしりしながら教室を後にしていった。それを見送ってから教室にいる面々は席を立って教室の外へと出始める。


本来ならば体育館で保護者参列のもと、式は行われる予定だったのだが、ジョブが言っていた通り、学年末にあった出来事のおかげで今年は校庭で行われることとなった。すでに修繕作業は始まっていたのだが、残念ながら今日という日には間に合わなかった。


そのため体育館に並べるはずだった大量の椅子を保護者の分だけ校庭に運び並べるという作業が朝っぱらに行われたのだ。新入生にやらせるはずもなく、その仕事は在校生に回される羽目になった。


春先とはいえ、今日は快晴、日差しに当てられて具合が悪くならないよう教師たちが日差しを抑えるために魔法障壁を敷いているのが唯一の救いと言えるだろう。体育館でも式が長引いて具合を悪くする生徒はいるのだから。


「父様、どこにいるかしら……」


下駄箱に通じる廊下は校庭に面しているため、廊下の窓からは集まった保護者、来賓の人たちがひしめいているのが見える。新入生の保護者が多いであろうが、それでも進級を祝って在校生の親が来ることも決して少ない事ではない。


しかし、レティアの父親、クラウスは国家を支える大臣である。そう簡単に仕事を抜けられるはずもなく、昨日も遣いの者が「明日は何とかして出席する」と伝えに来ただけだった。仕事柄、1日どころか数時間の休みすら返上しているクラウスが来るというのだから、レティアの喜びは並々ではない。


「多分すぐに分かりますよ。お付きの方々がいらっしゃると思いますし」


「ああ、父様がいらないって言うから泣きながらついてくる護衛の人たちね」


大臣、という大役を担っているクラウスの安全を守るのは国家を守るも同然、らしい。仕事場である王の居城では執務室の周囲を厳重に警備しているとのことだ。屋敷に帰るのではなく、こういう公の場に保護者としてと言えど出席する以上、何らかの警備が敷かれているだろう。


以前屋敷に帰って来た時は、仕事を終わらせて執務机に「家に帰る」という書置きを残して勝手に帰ってきていたらしく、クラウスが仕事に戻ってから城の役人がメリスに「なんとかしてくれ」と泣きついていた。部下というのも大変な仕事のようだ。


「あの方たちの服装は、その、目立ちますから……」


「あ~、うん、そうだね……」


校庭に出るとすでに数多くの生徒がクラスごとに並んでいた。


さすがにその列に並ぶわけにはいかないフランはそこでレティアと別れて保護者席の方に向かうとクラウスを探して周囲を見渡す。


保護者は案の定席には収まりきらないほど集まっており、席の後ろで立ち見している人々が我が子を探して目を細めている。さすがにあの中まで探すのは他の人の迷惑になるだろうと思っていると、幸いにして椅子が並んでいる方に見慣れた姿を見つけて安堵する。


「旦那様」


「おお、フランか」


正装、と言っても大臣として働いている時の服装ではない上に、完全に一般人に紛れてしまっていたので見つけるのに少し苦労したが、自分の主の姿を見誤る事はなかった。


しかし、てっきりお付きの者がいるからもう少し簡単に見つかるかと思っていたが、周囲にそれらしい姿はなく、いつもいただけにどこかそれに違和感を持ってしまう。


「彼らならおそらく私を探してその辺をうろついているだろう。フランがいるから早々に見つかりそうだ」


「また出し抜いていらっしゃったんですか?」


「護衛は有り難いんだが、彼らのおかげで視界が塞がるのでな」


低い声で笑いながらそう言うクラウスは心底楽しそうだ。


「あら、フランもいたのね」


そこに背後から声をかけられる。


振り返って声の主に視線を向けると、メリスとグラント、クレアがいた。クレアの肩の上に乗っていた猫形態のテトがそこから飛び降りるとフランの足首に頭を押し付けてくる。


「今日はそっち・・・ですか」


膝を曲げてテトの頭を撫でてやるとテトが気持ちよさそうな顔をする。


今日は年に一度の式典という事もあってメリスたちも見に来る事になっていたのだ。また滅多に会えないクラウスに会う数少ない機会でもあるため、デックスを除く3人全員で来たようだ。デックスは昼食の用意のために屋敷に残っている。今日は丁度式典が終わるのが10時過ぎ、その後帰宅のため帰ってから食事の準備をしていると遅くなってしまうのだ。


「その子がテトか。なんでも曰く付きだそうだが?」


クラウスがテトと会うのはこれが初めてだ。


フランがテトを持ち上げてクラウスの前に持ってくるとテトが挨拶のつもりだろうか一言鳴き声を上げた。


「ほう、これはまた珍しい、曰く付きとはそういう意味であったか」


見ただけで全てを悟ったのかクラウスは若干目を丸くしながらも笑みを零してフランの腕の中にあるテトの頭を優しく撫でる。テトもそれを大人しく受け入れている。


「フランは不良だろうと伝説の獣ですら受け入れてしまうほど包容力があるからなぁ」


グラントの言葉にクラウスが思い出したように顔を上げる。


「おお、そうだ。学園ここの番長とやらと戦ったと聞いたが、怪我は大丈夫なのか?」


「はい、完治してます。ただせっかく頂いた服や靴を破いてしまったりしたので……」


「そんな事はどうにでもなるさ。それに、新しい服を頼んだままだろう? そっちに切り替える丁度いいタイミングと考えればいい」


そういえば、涼風にメイド服を頼んだっきり、なんの音沙汰もない。製作に時間がかかっているのだろうか、今度顔を出してみる事にしようとフランはあの店の店主夫妻の顔を頭に思い浮かべる。


(…………)


何故か目を光らせ、怪しい笑みを浮かべてメイド服を作っている2人の姿が想像できてしまい猛烈に不安になってしまったのでその考えを頭の中から放り出す事にする。


ふとクラウスがフランの肩に手を置いている事に気が付き、クラウスの目を見ると、真剣な面持ちでフランを見つめている。


「服も靴も替えはあるが、君の身体に替えはない。あまり無茶はしてくれるなよ? 私たちは家族なんだからな」


ウルティとの戦いで受けた傷は、常人ならば致命傷になるようなものも含まれていた。手当てしたレティアですらフランの健在な様子に傷の程度を見誤っていたが、釘は確かに内臓まで届いていた。正確に言えば、肺や消化器官に大穴を開けていたのだ。それでも吐血すらしなかったのは釘が抜けていない段階ですでに治癒が始まっていたからだ。


テトの時に続き、改めて自分の身体の人外じみた性質に感謝している。


しかし、何のために異常ともいえるほどの身体能力を自分が持っているのか、疑問は深まる。あの夢との関連性も含め、自分が何か大きな事に関与していたのだろうかという考えに至る。


「あ、始まるようね」


メリスが顔を上げて前を見ながらそう言うと、フランとクラウスもまた会話を切り上げて大勢の生徒たちが並ぶ方に視線を向ける。


朝礼台に1人の男性が登り、据えられたマイクに顔を近づけると周囲を見渡しながら微笑を浮かべた。


「生徒諸君、おはよう。また新しい1年が始まる。今年は諸事情により体育館での開会とはならなかったが幸いにして今日は快晴、春の息吹を感じながら新しい1年を始めてくれ」


拡声器で大きくなった声は保護者席まではっきりと聞こえてくる。


開会の言葉を言っているのは教頭であろう。名前は忘れたが確かそういう役職の人物だったように思われる。開会の言葉にしては妙に長い演説をしているが、フランはそれには耳をほとんど貸さず、生徒の群れの中からレティアがいるであろう場所を探すと何気なくその方向を見つめている。


レティアのクラスを見つけるのは簡単だった。周囲の生徒より物理的に頭一つ飛び抜けたウルティを見つければ良かったからだ。何年留年しているのかは定かではないが、レティアたちの学年からは身体的特徴がかなり逸脱している。最高学年である7年生の男子生徒とどっこいどっこいの身長だ。他の女子とは言わずもがなである。


「そういえば、旦那様は式の後どうするのですか? またすぐにお仕事に?」


「いや、旧友に会おうと思っている。仕事絡みではあるがな」


「旧友、とおっしゃいますとドランク様ですか?」


メリスが心当たりがあったのかそう訊ねると、クラウスが小さく頷く。


「ドランク様……? はて、どこかで聞いたことがあるような……」


それほど昔に聞いたわけではないような気がするのだが、いつ、どこで、どのような状況でその名前を聞いたのかさっぱり思い出せない。うっすらとこの学園ゆかりの人物であることだけは思い出せた。


「あなたね、お嬢様が通ってる学園の校長先生の名前くらい、憶えておきなさいな」


「ああ、そうだ、ドランク・ジックラト校長先生でしたね」


メリスの言葉でようやく思い出すことが出来た。


非常に多忙で1年の大きな行事の際にしか顔を出さないとまで言われているこの学園の校長、ドランク・ジックラト。


学園の創設以来、ここで教鞭を振るっているとの話で、既に90歳近い歳だと聞いている。


「旧友と言うのは私がここを卒業した後の関係だがね。ここにいる時は教師と生徒の関係だったよ」


「そんなに昔からいる方なんですか……」


「ああ、まだ政治家として若かった頃はよく相談に行ったり、今後の国について語り合ったりもした。今ではこのような機会でもないと会えなくなってしまうほどお互い忙しくなってしまったがね」


「そうなんですか……」


いつの間にか教頭の話は終わっており、来賓の紹介に移っていた。商店街の代表や、保護者会の代表などが紹介されていき、それが終わると司会が手元のカンペを見つめて次に移行する。


因みに、校庭には朝礼台から見て一番前に新入生、次に在校生、そして保護者という順に並んでいる。そのため保護者席は校庭の横側にもあり、新入生の保護者はそちらの席を奪い合い、その熾烈な戦いに敗れた者が後ろの席にいるという寸法だ。


「次は校長先生のお話です」


その言葉に合わせて、朝礼台に1人の老人が登ってくる。


立派な髭を蓄えている姿は、仙人とかそういう言葉が似合いそうな雰囲気を醸し出している。


「新入生の諸君、入学おめでとう、校長のドランク・ジックラトじゃ。お天道様も諸君の入学を祝ってくれているかのように天気に恵まれて何よりじゃ」


髭は白いが、髪の毛は黄緑に近い色合いだ。あまり見かけない風の精霊と契約しているようだ。


「在校生の諸君、新しいクラスはどうかな? 不安と期待が半々といったところじゃろうかな。新しい仲間が増えたクラスもある事じゃろうが、クラスに新しい風が入ったと思って仲良くするように」


レティアのクラスは一苦労する事間違いなしとフランは心の中でレティアとクラスメートに同情する。とはいえ学園にいる以上フランも無関係ではありえないだろうが。


「さて、挨拶代りに話をしようかの。……そう、この学園の卒業生の話をしよう」


ドランクはそこで一度言葉を切ると咳払いをして話を始める。


「彼は他の生徒と同じようにこの学園に入ってきて、同じように学んでいた。きっとそのままであれば彼もまたこの町に生きる1人として人生を歩んでいたかもしれん。ところが、その時期この国はまだまだ不安定じゃった。権力の腐敗、不正が相次ぐような時代じゃった。彼はそれを憂い、それを変えると心に決めたのじゃ。そのためだけに学び、そのためだけに知識を身に着けた結果、彼は今やこの国を動かすほどの者となった」


(あれ、この話……)


チラとクラウスの方に視線を向ければ、クラウスが微笑を浮かべている事に気が付く。


「何がきっかけになるかは人それぞれじゃ。彼の場合、そうした社会の動きが人生を決めさせた。諸君もこの学園にいる間に将来について何らかの道筋を見つけられることを、わしは祈っておる」

















「まったく、人の過去を本人の前で喋るとは、先生もやってくれますね」


日差しの差し込む広い校長室、応接用のソファに座るクラウスの前には執務用の机を挟んでドランクが座っている。


「良いではないか。どうせあの場でそなたと分かる者など数えるくらいしかおらんわ」


「はぁ、相変わらずですね……」


「ほほほっ♪」


上機嫌に笑うドランクにクラウスはため息をついてしまう。


しかし、次の瞬間には外交モードのような切り替えで真剣な表情になる。


「今日やって来たのは、相談のためです」


「ほっ、相談とはのぅ。国を動かす大臣様がわしのような老獪に何を相談する?」


「よしてください。政治のイロハを教えて下さったのは先生じゃありませんか」


苦笑すると、「そうじゃったかのう」という答えが戻ってくる。


「それで、相談とはなんじゃ」


「実は個人的に調べている事なんですが、『ゲンドリル・ヴェラチュール計画』、ご存じないですか?」


その瞬間、ドランクの表情が真剣なものに豹変する。先ほどまでわずかに漂っていた冗談めいた雰囲気も吹き飛んでいる。


「私以上に政治に携わっていた者として、お知恵を拝借したいのです」


「あの計画の事をどこまで知っておるのじゃ?」


「正直言うと、何も知らない、と言うのが正しいでしょう。パンドラニウムという単語から何とか私の権限でも・・・・・・見られる資料からその計画の名前だけを見つけたのです」


大臣という国家ナンバー2の地位にあっても、この計画の詳しい内容を知るには至らなかった。おそらく、誰の目にも触れないよう永久封印されてしまったのだろう。それほどの内容、ということはその厳重なやり方から容易に想像がついた。


「当時から政治に太いパイプを持っていたあなたなら、何かご存じないですか」


ドランクは黙り込んでいたが、しばらくすると天井を一度仰いでクラウスに向き直る。


「確かに、わしはあの計画について多少なりとも知識がある。じゃがあの計画については箝口令が出ておってな。いかにお主と言えど話すわけにはいかんのだ。わしだけではなく、お主にも、お主の周りの者にも危険が及ぶ」


「それほどまでに、隠さなければならないような内容なのですね」


「…………」


無言が答えになっている。


「……仕方ありませんね」


クラウスは立ち上がると扉の方へ向かう。


だが、それは諦めて部屋を後にするという意味ではなく、鍵をかけて外部から邪魔が入らないようにするためであった。


「今日は1日開けているんです。なんでもいいですから、聞きだしますよ」


クラウスの表情を見てドランクは驚いてしまった。


それはありとあらゆる事を覚悟した顔だった。自分の死すら、今のクラウスなら喜んで受け入れるだろう。それほどの形相をしている。


「そこまでして、知らねばならない、という事じゃな?」


「はい」


「……はあ、と言ってもわしとてそれほど知らんからの。言えるのはただ1つじゃ」


「それでもいいです。教えてください」


クラウスが詰め寄る様にそう言うと、ドランクも覚悟を決めたようで一度大きく深呼吸をすると口を開く。
















「サナトスに気を付けるのじゃ」


本筋を進めるうえでのキーワードをようやく1つ出せました。


ただ、あの言葉が意味を成すのはもう少し後の事になります。その前にいろいろ学園関係でやりたい事がありますから。


うん、30話過ぎて本筋始まってないっていうこの遅さ、どうなのよ……ww


そうなんです、いつの間にか30話に到達していたんです。意識すらしてなかったです。こんな調子で大丈夫かなぁと不安になりつつも、今日を生きるハモニカです。


では、また次回。


誤字脱字報告、ご感想などお待ちしております。


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