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第29話 人間思い切りが肝心



中身はそんな言葉を使ってはいけないくらいマジな事をやってますww


幸いにしてそこまでグロイとかはないんで大丈夫だと思います。


では、どうぞ。





体育館の中に金属同士がぶつかり合う激しい音が響き渡る。


片やアフェシアスの魔力刃、片や釘バットだ。釘バット自体は木製なのだが、その周囲の釘が市販のそれとは思えないほどの硬度を持っており、アフェシアスの魔力刃とも張り合っている。こんなもので殴られれば冗談抜きで肉がゴッソリ持っていかれてしまいそうだ。


「ははぁ、戦いはやっぱり楽しいなあ! 戦っていると元気になる!」


「はた迷惑な性格ですねっ!」


笑いながら釘バットを振り下ろす様はいろんな意味で恐怖しか呼び起さない。しかも乱打に次ぐ乱打、フランを捉えるまで、フランに当てるまで攻撃の手を緩める気はないのかもしれない。


「人間、迷惑かけてなんぼさ!」


横に振り抜かれた釘バットを、身体をくの時に曲げて避けるとわずかに下を向いた視界の目の前を釘バットの先端が通り抜けていく。釘バットが空を切る鋭い音に寒気を感じてしまう。


「こういう迷惑のかけ方はどうかと思いますよ!」


アフェシアスを突き出すと振り抜かれていたはずの釘バットがそれをウルティの身体の前で遮る。


だが、それで終わらないのがアフェシアスだ。遮られたアフェシアスの魔力刃はその切っ先を真っ直ぐウルティに向けている。それはつまり、銃口がウルティに向けられているという事と同義である。


そして、魔力刃がある限り、その切っ先を遮りでもしないと魔力刃に邪魔されて弾の射線を遮る事が出来ない。それに一瞬遅れて気が付いたのか、ウルティが身を翻して射線から退くがわずかに遅く、引き金が引かれる。


発砲と同時に魔力刃が霧散し、それがあった空間を弾丸が突き進んでいく。


弾丸は身体を横に飛び退かせようとしたウルティの腕を掠め、改造されたと思われる制服を裂き、わずかに鮮血が散る。


「アフェシアスが銃だという事をお忘れですか?」


「まさか当たるとはね……」


制服の袖を捲ってウルティが弾の掠った部分を確認すると、血が流れ出して服を赤く染め始めていた。腕をわずかに掠るだけだったからこそ、この程度で済んだのだ。今のアフェシアスの威力であれば当たり所が悪ければ致傷しかねない。


出血自体は大したことないようで、軽く拭うと血の付いた手で釘バットを再び握る。


しかし、その目にあった遊びの空気は完全に消え去っている。


「本気を出さないといけない、と思ったのは久しぶりだよ……」


「全くもって嬉しくないですけどね」


距離を取り、会話をしつつフランは弾を込める。魔力刃を出すために5つある弾倉には3発しか弾を入れていない。魔力刃を出すつもりが暴発、などという情けない事態を避けるためしっかりどの弾倉に弾を入れたか把握しておく必要がある。


「はは、こんなに嬉しい事はないよ。全力をぶつけてもいい相手なんてこの学園にも数人しかいないからね」


釘バットを持ち上げ、突き刺さっていた釘を2、3本まとめて抜くとそれを体育館の中に放り投げる。


「っ!」


「常人なら死ぬだろうが、使える相手だと信じてるよ」


フランがその意図に気が付くのと、ウルティが動いたのはほぼ同時だった。


釘バットを高々と突き上げると、帯電していた雷が宙に舞う釘に向かって飛び出し、ぶつかると同時に釘がまるで後ろから強引に押されているかのような動きをしながら物凄いスピードでフラン目掛けて突貫してきた。


フランが素早く横に飛び退くと一瞬前まで立っていた床に釘が深々と突き刺さる。釘の頭と床とは数センチしか離れていないところを見ると相当深く突き刺さっている。


(とはいえ、あれでは撃ちっ放し……なっ!?)


それで終わりとばかり思っていたフランの目の前で、床に突き刺さっていたはずの釘が勢いよく宙に飛び出してきた。まるで雷の糸に引っ張られて一本釣りされたかのようだ。抜かれた釘はその先端をフランに向け、再び突き進み始める。


「そいつはあんたに当てるまで、追いかけ続けるよ」


「また、面倒なっ!」


飛来する釘を狙って引き金を引くが、釘は常時ウルティの制御下にあるようで釘バットをわずかに振るだけで釘が弾を回避してしまう。


それならば、と思ってウルティに銃口を向けると、ウルティがさらに数本の釘を宙に向けて投げているのが視界に入り、とっさに銃口をまだ繋がっていない・・・・・・・釘を迎撃する。


とはいえ、ウルティにとってそれは想定の範囲内だったようで、ニヤリと笑みを浮かべて釘バットを振ると先ほどからフランをつけ狙っている釘がその速度を増してフランを貫かんばかりに突っ込んでくる。


「くっ」


迎撃は間に合わないと判断したフランは急制動をかけ、釘がフラン目掛けて落下してくるのを見計らってそれを回避しようとする。床に刺さればワンテンポ隙が出来ると思ったからだ。


しかし、同じ事が二度通じるはずもなかった。


跳んで避けようとしたそのタイミングを見計らってウルティが釘を操ると釘が僅かにその軌道を変えてフランの足にその矛先を向けた。


まずい、と思った時にはすでに遅く、釘は跳んで着地しようとしたその足を直撃する。


鈍い音と共に足が床に縫い付けられる。


「あ、ぐ……」


鋭い痛みが足から脳天まで突きあがってくるが、それを感じている暇すら今のフランにはない。なぜなら今まさに動きを封じられたフランに釘バットでの一撃をお見舞いしようとしているウルティが視界一杯に迫って来ていたからだ。


「まさかこれで終わり、なんて言わないだろう!」


「あ、たり前、です!」


釘バットでの一撃を魔力刃を展開して受け止めるが、足の痛みで集中力が削がれているのかその密度が薄くなっている。それを見てウルティがさらに笑みを深め、力任せに押し込んでくる。


普通の状態ならばそれだけで済んだのだろうが、今のフランは足を床に釘で縫い付けられている。少し押されただけでも並大抵ではない痛みがフランの神経を蹂躙してくる。フランの顔が苦痛に歪むとそれに反比例するかのようにウルティの笑みが深まっていく。


釘は3本靴を貫通しているが、1本は靴と足のわずかな隙間を縫って靴底に抜けている。足を貫通した2本は骨への直撃こそ免れたが貫通している事に違いはない。靴に開いた穴から鮮血が流れだし、体育館の床に小さな血の池を作り出している。


「こ、この、まどろっこしい!!」


「ぬっ!」


釘バットを押し返し、わずかにできた隙でフランはアフェシアスを足元に向け、間髪入れずに引き金を引く。弾丸は遠慮なしに体育館の床を粉砕し、フランとウルティ両者の足元が軋みながら崩落する。


そして釘が刺さった床にヒビが入ったのを見てフランが思い切り足に力を入れると、木が割れる乾いた音と共に足が自由になる。靴底の床板を引き抜くと靴底から鋭い釘の先端が姿を覗かせる。真っ赤に染まったそれを見てフランは歯ぎしりし、靴底を床に向けると勢いよく床に叩き付けた。


「っ――――――――――――!!」


声にならない悲鳴をかみ殺し、靴の上からわずかに頭を出した釘を手で引き抜く。自分が汗だくになっている事に気づく。


「まさか抜くとはね。下手をすれば出血多量になるよ?」


抜くとは思っていなかったのか、ウルティの声には若干の驚きが滲んでいる。攻撃してくるかとも思っていたのだが、どうやら何をしようとしていたのか分かりかねていたようだ。


確かに、まともな治療もしないのに身体に突き刺さった物を抜くのは拙い行為だ。突き刺さったそれは、血を押しとどめるという役目も果たしているからだ。


その点、治癒力が尋常ではないフランにとって、突き刺さっていられるとむしろ邪魔になってしまう。ほっといても勝手に治癒するのだから、この際一時的な失血は甘んじて受け入れる必要がある。


フランが汗だくの顔でニヤリと笑みを浮かべてやると、ウルティが目を丸くする。


「……死ぬ気かい?」


「まさか。それどころか勝つ気満々ですよ」


空砲を撃ち、魔力刃を作る。


それだけでこちらの意図は伝わったようで、目を細めながらもウルティが釘を釘バットから引き抜く。今回は遠慮せずに片手に持てるだけ抜いたようで、釘バットの表面が始めに比べるとだいぶ寂しい事になっている。


「なら、フィナーレと行こうじゃないか」


合計10本近い釘が宙に舞い、素早くウルティの雷に接続される。そしてその雷の帯は生き物のようにうねりながら釘をウルティの前に持ち上げ、その先端を全てフランに向ける。


「死んでも恨むなよ?」


「学生とは思えない言動ですね」


「これはもはや決闘でもなんでもない。あんたと私の、殺し合いさ」


「ならば、こちらも最後までは手加減せずに行かせてもらいます」


魔力刃が出来ている状態でさらに空砲を撃つ。


すると魔力刃を作り出している魔力がより一層深みを増し、それまで半透明に近かったそれが傍目から見れば本当に固体であるかのように不透明になっていく。青白い刃は青銅の剣を想起させる。


撃て、と口を動かしてウルティに伝えると、小さく頷きが返される。


そしてすぐさま釘が発射され、それと同時にフランもウルティ目掛けて走り出した。


先頭を飛んできた釘を走る速度を一切落とさずアフェシアスで迎撃する。双方が近づき合っているため、その相対速度は恐ろしいほどになっており、もはや前に突き進むしかない。横に避けようものなら釘に串刺しにされてしまう。


斬りおとすように釘を薙ぎ払うとすぐさま次の釘が目の前に迫ってくる。顔面目掛けて飛んでくるそれを首を曲げて避けるとこめかみの掠ってわずかに痛みが走るが、一切気に介さず足を前に出し続ける。次の瞬間にはアフェシアスを振るって次の釘を斬りおとす。背後の床に制御を失った釘が落ちる音を聞きながら徐々にフランはウルティとの距離を縮めていく。


「なんて恐れ知らずなっ!?」


一切速度を落とさないフランにウルティがそんな声を上げるがその声が途中で跳ねあがる。


それも当然、ウルティの目には信じられない光景が映っていたからだ。


顔以外の部位を狙っていた釘5本を一切迎撃せず、身体に突き刺したフランがいたからだ。釘は深々と、それこそ内臓まで届いているのではないかというほど突き刺さっているが、それでもフランは速度を落とさない。それどころかアフェシアスを振り上げ、今まさにウルティに振り下ろそうとしている。


釘を迎撃していればウルティに刃を向ける事すらままならないと判断してフランはあえて釘を迎撃しなかったのだが、それがウルティの驚愕と隙を誘うという結果も引き込んだ。


「しまっ――――――!!」


一瞬遅れて釘バットでそれを受けようとしたが、既に振り下ろされようとしていた刃を止めるにまでは至らなかった。釘バットに振り下ろされた魔力刃はほとんどその勢いを衰えさせることもなく釘バットを半ばほどで両断、その刃はウルティに振り下ろされ、一気に床まで振り切られた。





























「……なんで……」


「はぁ、はぁ、それは、愚問、ってやつですよ……けほっ」


しりもちをついたかのようにへたり込んでいるウルティの目の前で、荒い息をしながら身体に食い込んだ釘を引き抜いているフランは痛みに表情を歪ませながらもなんとか笑みを作る。


「最後までは、と言っておいたはずです。そもそもあたしに殺す気なんてさらさらありませんし」


最後の瞬間、ウルティは死を覚悟していた。


あの勢い、あの距離で振り下ろされた魔力刃は確かにウルティの肩口から入って胴を縦に両断せんとしていた。


しかし、肩に接する直前で魔力刃は霧散し、銃だけとなったアフェシアスがウルティの目の前を振り下ろされていったのだ。それでも、ウルティには自分が死ぬ瞬間が見えてしまったような感覚があった。


ウルティはフランを本当に殺すくらいのつもりで戦っていた。だからこそ、本来よっぽどの事でもなければ使わない釘を飛ばすという荒業まで使って挑んだ。


ところが、フランは最後までウルティを殺すほどの威力のある攻撃をしてこなかった。殺傷能力のある攻撃は全て牽制かその次の攻撃への布石となっており、当てるつもりがないとウルティからしても分かるほどだった。


「…………はは」


「……なんですか」


ウルティは無意識のうちに笑いを零していた。それを見てフランが不審に思い声をかけるが、それにウルティは応じることなく大の字に倒れ込んでしまう。


「なぁんだ。結局私が1人でマジになってたみたいじゃないかい」


「……事実ですよ。あたしはあなたと戦う理由はありましたけど、殺す理由はありませんから。うちのメイド長なら問答無用で殺してたかもしれませんが」


「ははっ、そのメイド長とやらとも是非お手合わせ願いたいね」


「……止めておいた方が身のためですよ」


銃を収め、フランも体育館の床に腰を下ろす。


ウルティに合わせて、というよりはもはや立つこともままならない、と言った感じだ。


正直足が震えて止まらない。


「……傷は大丈夫なのかい?」


顔を少し上げて、周囲に無造作に散乱した血の付いた釘に視線を向けながらウルティがそう聞いてくると、フランは靴を脱いで先ほど刺された場所をウルティに見せる。


「血はもう止まってます。当分貧血でしょうけど」


「とんでもない身体だね……」


「はぁ~、せっかく元気になったのにまた貧血になりそうです……」


テトに噛まれた時ほどではないがかなりの血を失ったのも事実だ。


「……ていうか、学園の体育館こんなにしてしまって良かったんでしょうか」


「あん? 今さらそんな事の心配かい?」


何をいまさら、という声を耳にしながら、フランはため息をついてしまう。


仕方のなかったこととはいえ、床はそこかしこが抜け落ちており、もはや体育館というよりは戦場跡と言った方が適切かもしれない。魔法障壁に守られていたとはいえ、壁もかなり損傷しており、窓ガラスが割れていないのが奇跡のように思えてしまう。天井の照明もかなり被害を受けており、まともに点いているのは5つもない。


(弁償とか、どうしましょう……)


頭の中で試算して、その桁数に目まいがしてしまったのでさらに気が滅入ってしまう。


「なんじゃ、もう終わりかの?」


「うわっ!?」


不意に横から声をかけられて飛び上がってしまう。


慌てて横を見るとフランと同じように座っているテトがいた。いったいどこから、いつ、現れたのか全く分からなかった。


「テト、人を驚かせない現れ方を覚えてくれませんか?」


「いや、今のは気が付かなかったフランが悪いのじゃぞ? 現にそこの娘は気が付いておったし」


「…………」


「え、私が悪いのか? あんたが釘を抜いていた辺りからいたように思えたが……」


せめて一言あってもよかったのではないか、などと思いつつジト目でウルティを睨み付けてやるとさすがにそれは八つ当たりだと言わんばかりの表情をされる。


「フランの血を床なんぞに吸わせてやるのはもったいなかったが、さすがにはしたないのでなぁ」


「舐めてたら踏んづけてやってましたよ」


テトだとやりかねないのでドスの利いた声で言ってやると、「つれないのぅ」などと言われてしまう。


「と、誰かが体育館に入ってくるようじゃぞ?」


「え?」


テトが気配に気が付いて体育館の扉の方に視線を向ける。それに釣られてフランも顔を向けると、鍵の閉まった扉を叩く音が響いてくる。


「む、いかんのう。ここにいては後々面倒じゃぞ」


「ならステージ裏から抜けるといい。裏口がある」


大の字になっているウルティが指をステージの脇に向ける。


それを見てフランが意外そうな表情をしてウルティを見つめる。


「なんだい、敵にそこまで親切するのが不思議かい? ま、これは私の個人的な、私闘だからね。責任はしっかり私が取るよ。どうせ私だと思って教師共も深くは聞かんだろうしね」


テトの手を借りて立ち上がり、改めて寝転がっているウルティを見下ろすと、その表情はどこか晴れ晴れとしているように感じられる。


「こんなに楽しかったのは久しぶりだよ。また近いうちに会おう。メイドさん」


「……あたしにはフランという名前があります。それに、もう二度と会いたくはないのですが」


「はは、手厳しいねぇ。だが、案外この世界は狭いからね。会いに行こうと思えば、ね。さ、とっとと逃げないとあいつが来るよ。あんたのご主人様の担任がね」





































「……はあ、またお前か」


もはや何も言うまい、そんな顔をしている男性が寝転がっているウルティを見下ろしている。


「これはこれは、生活指導員兼夜間警備員兼地域監視員兼担任のジョブじゃないかい。わざわざご苦労なこって」


「誰に向かって説明しているんだ……。ともかく、また派手に暴れてくれたな、相手は誰だ」


「いんにゃ、これは私のストレス発散で起こった事だよ。誰も巻き込んでいない」


「そんな言いぐさが通るとでも思っているのか? 下駄箱の所にお前の取り巻きが積まれていたのはどうしてだ?」


ジョブが入ってきた扉の向こうを指差し、ウルティが顔を上げると情けなく三段重ねになっている男子生徒が目に入る。それを見てウルティは笑いを零してしまう。


「く、くくく。私の怒気にでも中てられたかね?」


「はあ、もういい。職員室まで来てもらおう」


「ああ、ちょっと待ってくれないかい?」


とっとと立て、と催促するジョブの言葉を遮りウルティがそう言うと、ジョブが不審げな表情をする。


それを見てウルティは小さく苦笑した。


















「腰が抜けちゃってねぇ」





この作品の主人公は人並外れた回復力を持っています。それこそ釘が突き刺さろうが喋れるレベルには。


そんなこんなでフランの頑丈さとかがいかんなく発揮されたかなーと思っております。とりあえず「おい、これどこの有線ファ〇ネル」とか言われそうで怖いw


動きとしては間違ってなさそうですけどw


というわけで、一応バトルは決着。


ボチボチ年度が替わる頃です。そうなったらいろいろ行事にフランが首を突っ込んでいくことになると思います。せっかく学園なんてものがあるんですからね♪


ではでは、また次回。


誤字脱字報告、ご感想お待ちしております。



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