第25話 お揃いという言葉の威力
うむ、分からないwww
妙に日が開いてしまいましたね、本当なら普通に投稿することも出来たんでしょうが、諸事情によりインターネットに入れない日があり、2月一杯ちょっと不安定になりそうです。
そんなこんなですが、ではどうぞ。
「フラン~」
「ん……うひゃあっ!?」
目覚めの一杯、ならぬ目覚めのテト、と言ったところだろうか。さすがに寝起きを襲われることはないが、毎朝毎朝馬乗りになって起こされて喜ぶほど特殊な趣味を持っている訳ではない。
第一、起こされるまでもなく定刻にはしっかり起きているのだから、このような事をする必要もないのだが、テトにそう言っても聞いてくれるはずもない。
「……また、ここで寝てたんですか?」
「人の温もりが恋しくなる日があっても良かろう?」
「毎日じゃないですか」
「ほほ、何の事かの♪」
「……はあ」
馬乗りになるテトを退かして起き上がると、ふとテトに違和感を覚えてその姿をもう一度上から下まで凝視する。あまりに見慣れすぎていたために気が付くのが遅れてしまったようだ。
「そ、そのように見つめられると恥ずかしいのぅ」
「そのメイド服、どうしたんですか?」
テトは自分の身体の大きさに合ったメイド服を着ていた。
フランにそう言われるとテトは嬉しそうにスカートの丈を持って一回転してみせる。後ろから尻尾を出していて、その尻尾がフリフリと揺れている。
「メリス殿が用意してくれたのじゃ。いつまでも私服ではまずいと言われてな? 幸いメリス殿のサイズが大体合っていたので、数着借りているのじゃ」
「そうでしたか」
ベッドから抜け出して手際良く仕事着であるメイド服に着替える。
この時、テトに背中を見せないようにするのが平穏に着替えるコツだ。背後を見せると剣とか武器を伴う意味ではなく襲われかねない。なぜそう言えるかというと、前科があるからなのは言うまでもない。
不意に背後から脇を通して胸を揉まれて飛び上がらない人間はいないと思うが、それを言ったところでテトは猫なのでまったく堪えていない。それどころか「ならフランもするか?」などと言って自分の胸を持ち上げてみせるのだからなおタチが悪い。あの場にレティアがいたら血の涙を流しながら火の玉を投げつけていたに違いない。
スタイル的に言えば、テトはそれこそグラマラスこの上ない部類に入る。通りを歩けばほぼ確実にすれ違う人々が振り返るレベルだ。
(ていうか、持ち上げるってどういう事ですか…・・)
服を着ていればそれほどには思えないのだが、テトはかなり着痩せするタイプのようだ。半裸で襲われればその実態が嫌というほど分かってしまう。
「ほれ」
「え? ああ、すみません」
着替え終わった辺りを見計らってテトが眼帯を差し出してきたので、礼を言ってそれを受け取る。
「……弱い魔力を感じるな」
「ええ、お嬢様が作って下さった、お守りです」
「ほお、お守りとな」
ウィッグをつけてから眼帯を顔につけ、頭の後ろで紐を結ぶ。
それからフランはベッドの脇に置いてあるアフェシアスを手に取り、ガンベルトを腰に巻きつける。今まではドアノブに引っかけていたのだが、テトの一件以来防犯兼夜這い対策のために手が届く場所に置く様にしたのだ。それでもテトは襲ってくるので効果はいま一つだが。
時計を一度見上げ、レティアを起こしに行くまで若干の時間が残されているのを確認しておく。
服を買いに行った日から少ししかまだ経っていないが、あれ以来毎朝の日課として軽い鍛錬をすることにしているのだ。それまではレティアを送り出してからグラントや運が悪ければメリスと鍛錬しているのだが、テトのおかげでグラントたちの手を煩わせる機会が減った。
テトはフランの鍛錬に大喜びで付き合ってくれる。終わった後に噛みついてこようとするのももはや慣れてしまった。
どうも、テトは長年、それこそ4ケタに軽く届くであろう生活の中で本来は生きていくためにそれほど意味を持たない吸血行動が身体に染みついてしまっているようで、隙あらばフランをそういう意味でも襲おうとする。
デックスが血の滴るようなステーキを夕食にした時など、顔からいろんな液体が流れ出していたのがまだ記憶に新しい。正確には目尻と口あたりから主だった液体が流れ出していたわけだが。
「さて、今朝はどうするのじゃ?」
「いつも通りです。こういうのは反復が大切ですからね」
アフェシアスを抜き、各部のチェックをしながら廊下に出る。まだ早い時間帯なので屋敷の中に生活音はほとんど聞こえないため、聞こえるのはフランとテトの足音くらいのものだ。それ以外ではわずかに水が流れる音が聞こえるが、これは最近ようやく庭としての様相を取り戻した中庭にある池からのものであろう。池の近くに作った屋根つきの休憩所は、既にグラントの専用席のようになっており、グラントが休憩している時はたいていそこにいる。
中庭に出て、周囲を確認してから『アフェシアス』を起動する。
この修練が必要になったのも、アフェシアスによる近接戦闘に光明が見えたからだ。魔力を魔力刃とでも言うべき形に変えるという技術を感覚のみで実行したわけだが、その持続時間もまだ実戦で使用できるようなものには程遠い。
そのため、今のフランに必要なのは大量の魔力を持続的にアフェシアスに送り込む事と、魔力を常に物質化させる事だ。当然ながら魔力の枯渇にも注意しなければならないので、その限界を見極める感覚を覚える事も必要だ。
「それじゃ、行きますよ」
「うむ」
引き金を1回引き、銃口から青白い発砲炎が生まれたと思った次の瞬間には、その発砲炎が細長く姿を変えて片刃の剣となる。
「ん……」
自分の身体全体をポンプのように使って魔力を送り出す。魔力刃は送り込まれる魔力の量で若干その形を変える上に、多すぎても霧散してしまうという非常に繊細な武器で、その加減を間違えないようにするのにも一苦労する。
加減を間違えて霧散しそうになると、すぐさま魔力を抑えるなり追加するなりして対処しなければならないのだが、そんな事を敵の前で出来るわけもないので、そのような事は起こらないようにする必要がある。
「しかし、よくよく考えてみると、その技? のようなものは使いようによっては得物を変える事が出来るな」
「銃と剣という意味ですか?」
「いや、片刃の剣だけでなく、鎌のようにしたり、戦斧のようにしたり、という事じゃ」
「今のあたしにはちょっと無理ですね」
「じゃが、可能性は秘めておるな」
テトがニヤリと笑ったのにつられて、フランもつい笑みを零してしまい、その瞬間集中力が切れたのか魔力刃は霧散してしまった。
「はあ~、朝からよくやるわねぇ」
野菜炒めを食べながらレティアが感心したように視線をフランに向けている。
「あなた、夜も結構遅いのに、そんな事で体力持つの?」
「まあ、正直なところを申しますと、あたしは3時間睡眠で大丈夫ですから」
「うわ、羨ましいわね、ちょっと寄越しなさいよその身体」
わずかな睡眠で長時間活動できるのだから、いつもテストなどをギリギリまで追い込んで勉強しているレティアからしてみれば喉から手が出るほど欲しいのかもしれない。
「ふむん? レティアはなんじゃ、勉強が苦手なのかの?」
先ほどまで猫の姿に戻ってデックスが作った特製ツナサラダをがっつく様に食べていたテトが人の姿に戻って椅子に座っている。
食事は猫の姿で食べる時と人の姿で食べる時の両方があり、特に朝に関しては食器の準備が楽だろうという考えから皿1枚で事足りる猫用の食事を堪能している。昼食や夕食はフランの隣の席に座って食べている事が多い。すでにテトもまたデックスの作る料理の虜になっており、食事の直前は子供のようにそわそわしている。テトが食事が楽しみで仕方がない事は誰が見ても明らかだったので、特に何も言われていない。
「うっさいわね、ていうか、なんであたしだけ呼び捨てなのよ。その恰好してるなら敬いなさいよ」
テトはレティアにのみ、彼女独特の敬称付である「殿」をつけない。フランに対してもそうなのだが、フランとレティアでは呼び捨てでもどこかニュアンスが違うように感じられる。
「それは無理じゃ。本当ならフランの事も『殿』をつけて呼びたいところなのじゃがのう。良かったではないか、フランといわばお揃いじゃぞ?」
そんな言い方でレティアが納得するだろうか、と内心苦笑いしていたフランは視線をレティアへと移して驚かされる。
「フランと、お揃い……、おそろい……」
(納得してらっしゃるっ!)
顔を赤くしながらブツブツと呟いているレティアを見て、何とも言い難い思いになってしまう。
とりあえず、何やら怪しげな事を呟いているレティアから再びテトに視線を戻すと、してやったりという笑みを浮かべているテトが視界に入る。
「所詮は小娘よのう。何とも御しやすいものじゃ」
「テト、あまりお嬢様で遊ばないでください」
「何も理解しておらん朴念仁がな~にを言うか。レティアが一体なぜ、ああなっているのか分かっておらんじゃろう?」
「どういう意味です」
何が言いたいのかさっぱり分からないのでそう聞き返すがテトは「自分で考えるといい」と言ってその話を切り上げてしまう。
「はあ、なんなんですか……、ってお嬢様、いつまで上の空になっているんですか」
「おそろい……はっ!? あ、あたしは今までいったい何を!? フ、フラン、何か見たかしら!?」
「何も見てませんから、さっさと食べないと遅刻しますよ?」
「え? うわ、もうこんな時間? あわわ」
いつもと変わり映えのしない、あえて変化を挙げるなら家族が1人、1匹かもしれないが、増えた事だろうか。
「あ~、朝から散々な目に合った……」
「どうしたのよ、レティ、まだ1限始まってないわよ?」
教室に入り、自分の席に着くなりレティアは顎を机に乗せて小さなため息をついた。その理由はもちろん朝っぱらからテトと一悶着あったからだ。
その様子に気が付いてテルが近づいてくると、机に寄りかかってレティアを見下ろしてくる。
「テル、大嫌いになった相手と波風立てずに生活する方法はない?」
「それは、もしかしてあの猫のこと?」
「正解でもあり、不正解でもあるわ……」
「?」
テトが猫であり人でもある事を知っているのはファルケン家の人間のみだ。猫形態の時はまだ言葉を話さない分、まだマシなのだが、人の時はとにかく人を小ばかにしたような視線と言動をどストレートにぶつけてくるのでレティアも簡単に怒りの沸点を超えてしまう。
ただ、大抵テトはレティアの怒りを受け流してしまう。今朝もフランの名前を持ち出された途端、簡単にレティアは怒りが収まってしまった。我ながら恥ずかしい事をした、と顔を真っ赤にしながら登校していたのだが、もはや時すでに遅しだ。
(はあ、フラン、変な誤解してないかしら……)
いかに恋愛沙汰に疎いであろうフランでも、レティアがあれほど激しく反応していては何かとてつもない誤解をしているかもしれない。実際のところ、レティアが誤解だと思っている事、イコール真実、なのかもしれないが。
「相手が相手だし、警戒解いてくれるまで気長に相手するしかないでしょうね」
「ありがと。だけど、お互い譲れないモノのために戦っているのよ……」
「??」
テルが心底訳が分からないという表情をしている。
説明するのも億劫なので一度大きなため息をつくと顔を伏せて今後どうしようかと考えを巡らせる。このままではストレス性の胃炎か何かを起こしてしまいそうだ。
「……そういえば、レイナ、遅いわね」
そんな事を考えていて、ふといつもいるはずのクラスメイトが未だに姿を現していない事に気が付く。すでに1限が始まる前、つまりは朝のホームルームが終わった後なのだが、レイナは教室に姿を現していない。
「そうね、休みの連絡も来てなかったみたいだし、ジョブ先生もこっちが言わなかったらいつも通り出席扱いにしてそうだったしね」
「……本当にあれで教師なのかしら……」
レイナが登校していなかったにも関わらず、ジョブはクラスを見渡すこともせずいつも通り「全員いるな~」と言って名簿に大きく「出席」と書こうとしていた。それをクラスメイトの1人が止めて、レイナがまだ来ていない事をジョブに告げたのだ。ジョブの反応から察するに、事前に学園に連絡があったわけではないことが窺える。
「それにしても、レイナが休むなんて珍しいわね」
「風邪でも引いたのかしら?」
「まさか、あのレイナに限ってそれはないと思うけれどねぇ」
レイナは人一倍健康を気にする性格だ。なんでも以前不摂生が祟って酷い目にあったからだそうだが、その内容までは聞き及んでいない。
「どちらにしても、来る可能性はもう、ほとんどないかしらねぇ」
教室にある時計を見上げて、テルがそう呟く。
そして数分後、レイナが姿を現すことなく1限目始業のチャイムが校内に響き渡る事になった。
所変わって、学園の体育館裏、まさしく不良が誰かを呼び出すのに使いそうな学園の塀と体育館の壁に挟まれた狭い場所に、数人の学生が集まっていた。
時刻はホームルームが始まる少し前、1人の女子学生を数人の男女が取り囲んでいる。
「あ、あの、あたし、何か、したんでしょうか……?」
目つきの悪い男子生徒に見下ろされて完全に戦意喪失しているのはレイナだ。
朝、いつものように登校していたら学園の校門直前で突如左右をこの男子生徒に挟まれ、否応なくここに連れてこられてしまった。何か良からぬ事になるであろうことは容易に想像できたのだが、助けを求めようとした時男子生徒が「暴れなければ何もしない」と言いながら自分の腕を見せてきたので大人しくすることにした。その上にはギブスが付けられていて、暴れればむしろ自分が酷い目に合うから止めてくれと言っているかのようだった。
ガラは悪いが、そういう事ならいざという時になっても自力で脱出できるだろうと思ってここまで連れてこられてわけなのだが、自分の思惑が大きく外れて内心戦々恐々していた。
それもこれも、今、レイナの目の前で仁王立ちしている1人の女性のせいだ。
「悪いねぇ、ちょいと聞きたい事があっただけだから用が済んだら教室に行ってもらって構わないよ。あんた4年生だろう?」
「は、はい、そうですけど……」
目の前にいるのは金髪を腰まで伸ばした女性だ。口元は笑っているのだが、目は鋭い。自分が求める情報を聞き出すまでは絶対に妥協しない、そういう目だ。
「私たちは今人を探してる。茶髪で眼帯をしてるメイドなんだが、心当たりないかい?」
「え……」
尋ね人の特徴を言われてレイナはハッとなった。それはどこからどう考えてもレイナの良きライバルであり親友のレティアのメイド、フランの事に他ならなかった。メイドはたくさんいるだろうが、眼帯をしているとなると少なくとも学園で話題となったのはフランくらいだ。
そしてそれと同時に、フランとレティアが町で不良相手に一悶着あったことも思い出す。ということは、今左右にいる男子生徒はその時の者なのだろうか。
「知っている、ね?」
女性が笑みを深めた。
レイナは表情に出した気はほとんどなかったが、どうやらわずかな揺らぎからそれを読み取られてしまったようだ。
「どこの、どいつだい? 知ってることを洗いざらい言ってもらおうかい」
誤魔化しは通用しない、と本能が告げている。
だが、真実を言ってフランやレティアが面倒事、いやもっとひどい事に巻き込まれるであろうこともまた確実だ。
「あ、あなたが、あの人に何の用が」
「ふふん、言うと思うかい?」
目の前にいる女性が何者なのか、この学園でそれを知らない者はせいぜい新入生くらいのものだろう。教師の間でも、何度も会議の議題になるような人物だ。
ウルティ・ヴェレイン、グローリア魔法学園5年生の、いわば番長である。レイナも詳しい事は知らないが、4年生までは優等生として知られており、学園きっての秀才だったらしい。そのため非行に走った時も教師が総出で更生させようとしたとか。
だが、すぐ暴力に訴えるようなそこいらの不良と違い、ウルティは頭が良い分手に負えなかったそうだ。学園にいる事は滅多にないため学園内で話題になる事は少ないのだが、新入生にはまず最初に彼女の存在とお近づきにならないよう注意するよう言われるとか言われないとか。
5年生になってからすでに数回留年しているそうだが、少なくともまだ成人はしていないはずだ。にも関わらずその身が醸し出す雰囲気は悪い意味で大人びている
番長と呼ばれるだけあって学園内の不良たちを束ねており、時折遠征という名の他校への殴り込みを組織的に行っている。なぜ退学にならないのか、それは彼女が非行に走ってから明らかに学内の風紀が改善された事、そしてまだ教師たちは彼女の更生を願っている、ということなのだろう。
不良が束ねられたことで不良の仕出かした行為に対しては学園からの警告、罰則と共に彼女の鉄拳制裁がお見舞いされているのだ。そのため不良の間でも彼女の意に沿わないような事をしようという動きが激減、結果として風紀が改善される事となった。代わりに荒立つ時は台風のように荒立つのだが。
「さて、キリキリ薄情しなさいな」
ウルティが塀に立てかけられていた棍棒のようなものを手に取り、言い放つ。
(ああ、レティ、フランさん、恨むならあたしを恨んでいいよ……)
恨むなら、自分の生まれを、呪うがいい by 赤い人
うん、どうでも良いわ!!
まったく、何をやっているんでしょうねw
5日ほどインターネットに入れず、やる事も特になかったハモニカがやっていた事は、絵を描いている事でした。
描く物の題材なんてなかったので、思いつき半分でフランとグラントを描いていたんです。そしたら不思議な事に、妙に、それこそ今までなかった以上の出来に仕上がってしまいましたww
もちろん、それでもハモニカは絵が下手くそなのでどうしようもないのですが、とりあえず鉛筆とシャーペンでもやれない事はないんだなぁと思っていました。
とはいえ、結構な時間をかけた上に、自分としては丁度いい資料に使えそうなので保管したいのですが、紙に描いている以上、そのうちぼやけてしまうでしょうから、写真にとってPCに移しておこうと思います。
なんか、実際やってみると頭の中で物語考えている時構図を思い描きやすくなったんですよね。
まあ、思いつき半分である以上、続かないと思いますけどww
もしかしたら、気が向けばまだアカウントも作ってない「みてみん」、でしたっけ? それに出すかもしれませんね。プロとか長年やってらっしゃる方に比べたらそれこそ雲泥の差があるでしょうけど。
それでは、私事はこれくらいにして、とととモノの方に戻りましょうか。
はい、新キャラ、ウルティ・ヴェレインです。
七つ夜&夜つ七様から頂きました。
当初、案を頂いた段階では名前が決まっていなかったので、後々面倒にならない程度の名前を考えさせていただきました。
原案では「孤高のカッコいいお姉さん(不良)」という設定でしたので、それを参考にしたうえで、こんな女番長になってしまいましたww
因みにヴェレインという名字の意味は「棍棒」、まあ、そのまんまですね。
ただ、彼女の棍棒はただの棍棒じゃあないですよ~?
それでは、また次回。
誤字脱字報告、ご感想お待ちしております。