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第23話 少女武装化計画(笑)


なんちゅう物騒なタイトルでしょうwww


いや、正直話の大半が関係ないんですけどねwww


では、どうぞ。




「これは、これは……」


見ていたグラントが感心したような声をあげているのが耳に入ってくる。


テトの右手の爪は2本がフランの首と顔を掠り、3本が脇を掠めている。対してフランの剣はその刃をテトの首筋に当てており、双方少しでも狙いを正確にしていれば致命傷になりえた一撃だ。


「引き分け、かの?」


「そういう事にしてください。テトに勝たれると後々いろいろ不安ですから」


お互いが獲物を下ろす。


フランは魔力で出来た刃を霧散させ、テトは爪を元に戻すと一度大きく伸びをすると素早くフランの背後に回り込んでその背中に抱き付く。


「うわっ」


「やはりフランはすごいのじゃ。その場で考えつき、それを実践するだけの行動力を持ち合わせておる。それに……」


眼帯の少し下を掠り、そこから出ていた血を指で拭い取るとその指を口に入れる。


「んむ、美味い♪」


「はは、それはどうも……」


指についたフランの血を舐めながらテトが幸せそうに頬を緩めている。


アフェシアスをホルスターに収め、自分の今の格好を確認するとフランはついため息が出てしまう。服はところどころ切れたり破れたりしており、最後の火球のおかげで一部焦げてしまっている。しかも傷から出た血が服にこびり付いてしまっており、こうなるとなかなか綺麗にするのは難しい。


「むぅ、テト、服が台無しじゃないですか」


「うん? なんじゃ、そのような衣装で戦うからじゃ。もっと戦闘に適した服を用意すれば良かろう。そんなに余計な装飾が多いと火が付いた時面倒じゃぞ?」


「これでも十分機能重視なんですけどねぇ」


テトの言う事は至極正論なのだが、これ以外の服となると寝間着しかないというのが現状だ。私服を着る機会も、必要もなかったからなのだが、そういう目的であれば、使う機会すらなかった給与を使っても良いかもしれない。


フランも一応ファルケン家のメイドとして雇われている身であるため、給料は支払われている。ただ、寝る場所と三度の飯があれば他には仕事以外必要なかったフランは全額をメリスに返金しており、1年分の給料が丸々残っているのだ。


「服、ですか……」


「その白黒服と寝間着だけではさすがの我もいかんと思うじゃがのぅ?」


メリスが着ていない服をテトが借りているのだが、その服も今はフランの部屋の押し入れに入れてある。テトはフランの衣装事情を把握してしまっているわけだが、それも含めてそう言っているようだ。


「そろそろ、自分のために何かやってみても良いんじゃないか?」


グラントが壁を地面に戻しながら歩み寄ってくる。


「グラントさん……」


「そうと決まればフラン、買い物へ行くぞ」


「……はい?」


腕をテトに掴まれ引っ張られそうになり、どういう話の流れでそうなったのかテトに声のトーンだけで訊ねると、ニカッという笑みが返ってくる。


「服を買いに行くのじゃ。金はあるのじゃろう? なら我がフランに似合う服を探してやろうではないか」


「丁重且つ断固拒否して良いですか?」


「その申し出を断固拒否するのじゃ」
















そういうわけで、フランとテトは町に出て服屋を目指すことにした。


服屋、と言っても普通の服屋ではなく、ファルケン家や、その他近隣の屋敷で働くメイドや執事の仕事着を中心に作っている店で、実用性と見た目を両立させたデザインをすることでヘラの町でも評判だ。フランが普段着ている白と黒のメイド服もその店で作られたもので、意外なところではガンベルトまで製作してくれた。


グラントの話では、時間さえあれば大抵の注文には応じられるそうだが、今まで服やそう言った物に一切興味を持っていなかったフランは採寸と受け取りのための2回しか店に行った事がない。


「で、一体何を買わせようと言うんですか」


隣を歩くテトはまるで夢の世界を歩いているかのようにキョロキョロと周囲を見渡している。その美貌もあって道行く人々がちらちらとテトに視線を向けている。出るところは出て、引っ込むところはしっかりと引っ込んでいるテトはレティアから言わしてみれば「羨ましい」体型だそうで、そういう事にそれほど執着の無いフランでも意識しないと言えば嘘になるかもしれない。


因みに後々面倒なことになる事を回避するために今のテトはフランの予備のウィッグを被っている。長さが合わないのでウィッグの中で髪の毛をまとめていため、横から見ると若干盛り上がっているようにも見える。とはいえ、そこまで目立つものではないし、視線を向ける人はテトの美貌に目を奪われるであろうから問題はないだろう。


「うん? そうじゃなぁ、とりあえず、私服じゃろうな」


「あたし、これ私服兼仕事着なんですが」


自分の着ているメイド服を見下ろしてフランがそう言うとテトがため息をつく。


「お洒落を知らんとは、フランは世俗離れが激しいのぅ。実用性云々を捨てて自分を綺麗に見せようとは思わんのか?」


「見せる相手もいませんから」


「……はぁ」


「ちょ、そこため息疲れるところじゃ……」


テトがなんとも可哀想な物を見るような目でフランを見るとため息をつく。


ところが、そうして項垂れていたかと思うと急に顔を上げ、素早くフランの両肩を掴むと目を輝かせてフランの目を覗き込んできた。


「フラン、我に見せるのじゃ♪」


「はあ?」


いきなり何を言い出すかと思えば、またわけのわからない事をテトは言い放った。だが、その目は輝かしいほど真剣だ。いや、この場合真剣な方が問題なのだが。


とりあえず意味を理解する事すら億劫なので早々にテトの手を振りほどくと足早に服屋を目指す。後ろで何やらテトが文句を言っているが、フランは聞こえない事にして前だけを見つめて歩くことにする。


「なあ、フラン~」


「……なんですか?」


しばらく沈黙が続いていたが、やがてテトが我慢できなくなったのかフランの顔を横から覗き込んできた。前を向かずによく早歩きのフランに追いつけるなぁと思うが、耳が忙しなく動いているので、周囲の気配と距離を音で把握しているのだろう。


「なんだかんだでまだ聞いておらんかったのじゃが、お主のその左目、一体どうしたのじゃ?」


よくもまあ、こんな人の往来が激しい場所で聞けるな、と内心思ってしまう。


テトの目は言い逃れを許さないというものであったが、フランには答え方が1つしかない。


「……覚えていません。1年ほど前、ファルケン家に拾われる以前の記憶があたしにはないんです」


「ふむ? 失ったわけではないようじゃがのぅ。なんじゃ、あの屋敷の者は気づいておらんのか?」


フランの言葉にテトが心底不思議そうな顔をすると歩きながらフランの額に手を当ててきた。すると少し思案顔になって唸り声をあげる。


「お主の頭には雷の精霊が巣食っておるな」


「……どういう事ですか?」


額から手を離すと、テトはどうやら考えをまとめているのか空を少しの間見上げる。


そして先ほどとは違い本当の意味で真剣な表情になると声のトーンを落として口を開く。


「頭の周り、正確には脳の周りに雷を司る精霊の残滓が残っておる。おそらくは記憶を意図的に封印したんじゃろう。人間にしては上手く痕跡を消しているようじゃが、我には分かる、フラン、お主の記憶は何者かによって封じられているのじゃ。もしかしたら、その左目と関係があるのかもしれんな」


「……そう、ですか……」


よもや、こんな道すがらにそんな事を知らされるとは思ってもいなかった。


なんとなく、そんな事なのかもしれないという思いはあったが、こうやって面と向かって、そう言われるとやはり複雑な思いになる。何より、何時、どのように、何故、そうなったのかという事に関していろんな感情がごちゃ混ぜになった欲求が知りたいと言っている。


怒り、哀しみ、喜び、好奇心、恐怖、喜怒哀楽の全てが頭の中で真っ黒な感情を作り出そうとしている。


「……フラン?」


「え? あ、ああ、すいません、考え事をしていたようです」


「『ようです』って……。お主の事じゃろうて」


仕事中、といっても今は仕事中にも関わらず出歩いている訳なのだが、そんな時に何を考えているのだろうと自分を諌める。


(……今のは……)


掘り起こすべきではない何かが自分の奥底で目覚めようとしている感じ、というのが一番しっくりくるだろうか。ほんの一瞬ではあったが、自分の意志とは全く異なる何かに感情が動かされていた。


「ふむ? ……お、フラン、あれがお主の言っていた店か?」


「え……、ああ、そうです、あの店ですよ」


テトが指差した店に視線を向けて、3度目くらいではあるが見たことがある看板、外観を見てフランは頷く。


通りの店の列の中に見えてきたのは入り口の左右を大きなショーケースで挟まれた衣料品店と言える店だ。右のショーケースには町を行き交う若い男女が着ていそうな、いわば「今風な」服を着たマネキンが飾られている一方、左のショーケースには長旅に適した旅行服や、仕事用の服などが展示されている。


店の名前は「涼風」、涼しそうな名前とは裏腹に店内は服で溢れかえっているため冬場でも温もりを感じる事が出来る。むしろ暖を取る目的で入店する客も少なくないという。


「いらっしゃーい……、おや、ファルケン家の所の」


「ご無沙汰してます、モービさん」


店に入ると客が来たのを察知したのか店の奥からのそのそと初老の男性が出てきた。


モービと呼ばれたその老人はフランの顔を見ると笑顔で歩み寄ってくると、フランの服装を満足そうに見つめ、1人頷き始める。


「うむ、やはりこのメイド服は傑作の1つだな……。おっと、そんな事より何か入用かい?」


「フランに似合う私服と、戦闘用の服を所望するのじゃ」


「んお? こりゃまた綺麗な人だな、この辺じゃ見かけないが、ファルケン家の関係者――――――いてっ!?」


フランの隣にいたテトを見てモービが眼鏡をかけ直すとその全体像をしげしげと見つめ始めた。そしてそれにタイミングを合わせたかのように店の奥から分厚い本がモービの後頭部目掛けて飛んできて、ものの見事に命中した。


ゴスッという重たい音がしてモービが頭を抱えて痛がるのを尻目にフランが床に落ちた分厚い本を拾い上げると、涙目のモービがそれを引っ手繰って店の奥目掛けて怒鳴り声をあげた。


「おい! お前、いきなり何をするんだ!?」


「あんたが鼻の下伸ばしてんのが見えたからだよ、モービ」


店の奥、会計のカウンターの反対側にモービと同い年ぐらいの女性がもう1冊分厚い本を手に持っている。その姿にモービが反射的に手に持っていた本で顔を隠すが本は飛んで来ることはなく、女性はため息をつくとカウンターから出てフランたちの所にやって来た。


「久しぶりだね、フラン、それとそちらさんは初めましてだね、私はイディラス、ここの主だよ」


「おお、そうじゃったか。我はテトと言う、よしなに頼むぞ、イディラス殿」


「堅苦しいのは苦手でねぇ、普通にイディラスで構わないよ」


イディラスは屈託のない笑みを浮かべてテトにそう言った。


イディラスとモービは夫婦でこの店、「涼風」を切り盛りしている。基本的にモービが骨格となる部分を作り、イディラスがそれに見合ったデザインをするという形を取っている。この2人は町でも有名な夫婦で、街中で夫婦喧嘩が始まろうものなら誰も止めに入らず、「ああ、またか、相変わらず仲睦まじいな」となるほどである。


今も言葉の上では険悪なムードだが、それ以上に発展することは滅多にないらしい。話を聞いただけだが、一度だけ子供の将来で大ゲンカしたこともあったとか、なかったとか。


「それで? 私服と戦闘用の服? 一応そのメイド服はその両方を兼ねるようにデザインしたつもりなんだけれど……」


「うむ、フランからそのように聞いておるのじゃが、さすがに年頃の娘が私服の1つも持っておらんとあってはなぁ」


「それは、確かにそうだけれど……、あなた、フランの母親、じゃないわよね?」


「ああ我か? 我はフランに飼われていふべっ!?」


誤解どころか警察沙汰になりかねないような事を言い放つ寸前だったテトの後頭部にアフェシアスのグリップの底をぶつけてやるとテトが舌を噛んだらしく口元を押さえて必死に目で抗議しようとしている。


当然ながらその目は無視してイディラスに向き合う。


「あたしの親戚です。久しぶりに出会ったので、こうして一緒に買い物などをしている次第です」


そう言うとイディラスが「ほぉ、そいつは良いねぇ」と納得してくれたようで、その話はそこで切り上げる事となった。


「フラン、殴る事はないじゃろう?」


「言おうとしたことが事です。少しは反省してください」


「むぅ、フランになら飼われてもよいと思っておるのに」


「その姿で言われると犯罪の臭いしかしないのでやめてください」


むろん、小声、それも2人の間にでも入らないと聞こえないくらいの音量で話している。


イディラスとモービはそれに気づいておらず、話を服に戻して話し続けている。


「ま、テトさんの言う事は一理あるね。フランも少しはお洒落を気にしないとだめだしねぇ。大方、その服くらいしか着てないんだろう? 同じ服を数着注文された記憶があるから、そのメイド服だけで回してるだろう」


「う、大当たりです……」


数着あるメイド服をローテーションで回して着る服に困らないようにしているだけでなく、他の服を買う必要性を奪っていたようだ。


「まあ、春物の服は店頭にあるからそれを選んでもらうとして、戦闘用の服だって? メイド服は一応メリスさんの要望で激しい動きに耐えられるように作ったつもりだったんだが、それじゃ不満だったかい?」


モービが少し残念そうな表情を浮かべたので、フランが慌てて手を振ってそれを否定する。


「そういう訳ではないんです。ただ、テトが戦闘に特化した服を持つべきだと言って……」


隣でテトが「そこまで言った記憶がない」という表情をしているが、とりあえずそれは無視して話を進めていく。


「ふむ……、戦闘に特化、ねえ。どういう状況を想定しているのかは知らないけれど、メイド服からいちいちそっちに着替えるなんて面倒な事は避けられるようにしないとねぇ」


イディラスが唸り声をあげて考え込む。


この店はグローリア魔法学園の制服や体操服も扱っている。当然だが実技で使用される耐久性の高い服も作る事が出来るし、そもそも軍用を民間用に劣化させたような服も扱っているのだ、戦闘服を作ること自体は難しくないはずだ。


「メイド服の下に着ても問題のない服、いやアンダーシャツのようなものをベースに、いざとなればメイド服を脱ぎ捨てても大丈夫な服、かしら」


「いや、このメイド服からもっと無駄を排除してキャパを増やしてはどうだ?」


早速イディラスとモービはカウンターに戻るとスケッチブックを取り出すと、そこに2人がイメージするデザインと必要な機能を次々と書き込んでいく。すでにその時点でフランとテトに出来る事は無くなっているので、フランはテトと共に私服を見て回る事にする。


「フラン、あの夫婦はいつもああなのかの?」


「いつも、かどうかは分かりませんけど、以前このメイド服を作ってもらった時も似たような状況でしたね。あの時はする事もなくその作業を眺めてましたけれど」


2人は構想を練り始めるとお客を置いてきぼりにする事がある、とはメリスが言っていた事だ。お客から聞いた大ざっぱな希望、イメージからその人にとって最良の物を作り出す。その過程で客をないがしろに出来るのもその出来栄えが人並み以上だからである。


今フランが着ている服にしても、フランの不注意や不可抗力によるほつれや傷を除いてほとんど損傷がない。設計がしっかりしているからこそ、ここまで頑丈な服を作る事が出来るのだ。


「それにしても、世の中の服の文化も随分と様変わりしたようじゃのぅ」


「テトはどんな服をイメージしていたんですか?」


「そりゃあ、布に包まったような服とか、異常に露出の激しい服とかじゃのぅ。ああ、後者は宮殿で踊っておった踊り子じゃが」


「……参考にすらなりませんね」


「ま、まあ、こういうのは直感で選んで良いと思うぞ?」


ふと、そこで今隣で長袖の服を手に取って興味深げに見つめているテトの顔を見上げる。


今さらであるが、テトはいったい何歳なのだろうという疑問が浮かんでしまう。話から察するに相当、それこそ有史以前とかそういうレベルの年齢なのだろうか。


「ふーむ……、なんじゃ、我の顔に何かついておるか?」


「いえ、テトって何歳なのかなぁ、と思いまして」


そう言うとテトが一瞬意外そうな顔をして、すぐにどこか寂しそうな笑みを浮かべてみせる。


「歳、のぅ。あまりに永い間眠っておったゆえ、もはや歳など分からんよ。それを言うなら、我もまだお主の年齢を知らんぞ?」


「あたしも、正確な年齢は分かりませんから」


大体、で言う事は出来るだろうが、本当の誕生日も分かっていないので致し方ない。


そう言うとテトは「そうじゃろう?」と人差し指を立てる。


「年齢なんぞ、何の意味も持たんのじゃ。それを意識したところで、何かが変わるわけでもない。ま、人生の先達から言わせてもらえば、レディに歳を聞くのは無礼じゃぞ?」


「レディ……?」


「突っ込むのはそこじゃなかろうて……」


そんな冗談を言い合いながら、フランとテトは私服選びを進める事にした。

















一方、カウンター裏では。


「……いっそ、メイド服のスカートの裏側に剣を隠し持てるようにする?」


「いや、袖の中に飛び出しナイフを仕込んでだな……」


「そんなチマチマした装備はいらないわ。魔法攻撃の直撃にも耐えられるよう胸の辺りに合金でも入れる?」


「フランちゃんの戦闘スタイルはどう考えても速度だ。機動性を失うような事はするべきじゃない」


「それじゃあ……、装備を増やせて尚且つ機動力を失わない、これがコンセプトね?」


「ああ、それで行こうか」


とても、不安な事になっていた。


サブタイトル関連は最後の数行だけだったり!?


ははは、面白そうだからやってみたは良いが、どうでしたかね……?


服屋の夫婦は個人名出てますけど多分今回含めで数話しかでないかなぁ。なんていうか、この物語の世界は女性が圧倒的に強いようでww


喧嘩するけど長続きしている、そういう感じの夫婦が書きたかっただけです。なんかこういう夫婦を見ていると和むなぁと思いましてww


ではまた。


誤字脱字報告、ご感想お待ちしております。

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