表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
地上10センチから世界を征する 剛腕の左のアンダースロー  作者: 伊藤ライリー
メジャーリーグ編
PR
53/304

第53話:パドレス戦で先発登板

4回目の登板では、前回9回投げ切ってのパーフェクトゲームの疲労を考慮し、5回1失点で上がり、勝敗が付かなかった。


そして5回目の登板を迎えた。パドレス戦だ。パドレスは高めボールを振らない(見送る)作戦できた。「やはりその作戦でくるチームが出て来たな」と予想的中だ。


対策として、高めにボールからストライクになるシンカーを選択していた。理想はスピードが速いツーシームだが、練習でうまくコントロールできなかったため、シンカーになった。シンカーより遅いチェンジアップは、棒玉(打ちやすいボール)になる可能性が高いので、選択から除外した。


結果、パドレスの「高めのボールを振らない作戦」はあまりうまくいかなかった。それは、高めにシンカーを投げる橘周の対処だけではなく、そもそもアンダースローのピッチャーが投げた瞬間に高めかどうかを見極めるのは難しいこともあった。


なので、完全に高めと判断したら、打者の手元で落ちて見送りのストライク、真ん中の高さと思って打ちにいくと高めだったり低めに落ちたりと、全体的に中途半端なバッティングになった。


しかし、1人の優秀なバッターに高めシンカーを狙われ、2ランホームランを打たれて2失点。悔しい反面「さすがメジャー、あれを捉えるんだ!」とむしろ嬉しい気持ちもした。


それでも6回2失点で切り抜けて、チームが勝ったため、4勝目を上げた。


試合前にコーチから「体調や相性や相手チームの研究により、いつでも無双できるわけではない。多少打たれた場合でもチームを勝たせるピッチングをして欲しい。それができると君はサイヤング賞が狙える」と言われていた。なんとかコーチの言うことを守ることができた。


翌々日またバッティング練習に参加し、またしてもスコンスコンとホームランを連発した。


またこ日は、走塁練習にも参加した。そこで走力とスライディング技術の高さを見せつけた。ホームから2塁まで走る訓練では、全力ではないのに、見ていた者が皆「噂は本当だった、メジャーリーグトップクラスのスピードかもしれない」と驚いた。


次は外野とファーストの守備練習を久しぶりにやってみたいと思っていた。


日本より長いシーズンなので、どんな形でもチームに貢献したい。後ピッチングだけで試合に出るのは、そろそろ飽きてきていた(笑)。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ