表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/170

第19話:3年目のシーズン前、WBCへ出場だ!

左のアンダースロー橘周の2年目シーズンが終わった。契約更改で、次の年俸が7千5百万と今年の2千7百万から3.15倍に大幅昇給した。


3年目の来シーズンは、100%近いパフォーマンスを出す年にするのだと誓っていた。なので、遊ぶことなく、休養を取ったのちに、トレーニングを本格化した。


住処も変えた。寮を出てトレーニング施設が充実したマンションで引っ越した

栄養士に加えて、トレーナーとも契約した。将来の自分への投資である。


来シーズンの目標は、20勝と防御率1.5未満の達成と定めた。


その前にビッグイベントWBC(ワールド・ベイスボール・クラシックが控えている。3月15日まで日本で6試合を行い、勝ち抜ければアメリカで準決勝と決勝である。

====

■WBC

ただ橘周は、今大会今ひとつ調子が上がらなかった。そこで、日本ラウンドではショートリリーフとして2試合のみの出番となった。しかし監督には別の考えもあった。史上最強のアメリカ強力打線には、橘周をぶつけたいと考えていた。ホームランバッターが多く、しかも今はフライボール革命により、アッパースイング全盛だ。そこに下から上への軌道の橘周の高めストレートは非常に有効ではないかと・・・。

アッパースイングは、上から下への軌道に合わせて、フライを打ち上げることにより、ヒットの確率を上げるもの。下から上へのボールの軌道とは相性が悪いはずだ。


そして、野球日本代表 侍ジャパンは、日本で快勝を続けて、アメリカへと旅立った。橘周は、久しぶりのアメリカ本土に降り立ち、気分が高揚していた。


ドジャースタジアムでのアメリカ決勝ラウンド。メジャーのスーパースター軍団相手に通用するのか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ