第18話:2年目シーズンは飛躍の年??
プロ野球2年目の橘周。
一足飛びにシーズン終盤のこと。後10試合となったところで、リリーフに回った。リリーフ陣が崩壊しかかっていたことで、三振奪取力が高い橘周が、自ら意見を出して配置転換したのだ。
10試合中4試合に登板したが、2試合が重要な場面での中継ぎ、2試合がストッパーとして。しかし、リーグ制覇を逃した。
2年目のシーズンが終わった。最終成績
・勝敗:15勝3敗2S
・防御率:1.73
・奪三振数:255(奪三振率15.5)
タイトルは勝率1位、奪三振1位の2冠と沢村賞獲得だ。
勝率の高さから負けないエースとして球界での評価は非常に高い。
既にメジャーリーグの関心も非常に高いものになっている。
奪三振率がダントツ1位ということで、全国的な人気も確固たるものにした。テレビ視聴率、動画再生数、グッズ売上も凄いことになっている。シーズンオフには新たなスポンサー契約がかなり増えるだろう。
しかし、本人はまだ満足はしていない。プロ野球2年目ということで、大事に使ってもらった上でのことだし、2回打ち込まれてKOされた事実もある。
来年は春先のWBCに出て優勝したいし、20勝して日本一になりたい。
2年目も順調に成長して、プロ野球全体の中心的な存在になりつつある。しかし今はまだ人気先行の面もある。来年はもう一段レベルアップするギアサードの年にするんだww。