第15話:プロ野球1年目の締めくくり
プロ野球選手1年目がいい感じになってきた!
サウスポーのピッチャーで本格的なアンダースロー橘周は、シーズン終盤に向かって、先発投手として全力で立ち向かった。約1ヵ月半で、8試合に登板し、5連勝で締めくくった。壁にもぶち当たったシーズンが終了した。
新人としてのシーズン成績
・勝敗:6勝1敗5セーブ
・防御率:2.12
・奪三振:125 奪三振率(9イニングス投げて奪える三振数):16.5
・打率:2割6分 ホームラン:1 三塁打2 盗塁2
勝率、防御率が良く、奪三振率がかなり衝撃の数字だ。
10勝したピッチャーがいたために、新人王は逃した。しかし橘周は新人王をもらえなくて良かったと感じた。なんか新人のクセに達成感を味わいそうで怖かった。
契約更改で、年俸1千万➡2千7百万と2.7倍となった。これが思ったよりいいのかイマイチだったかは分からないが、自分自身に投資が可能な金額になった。さあ、これから2年目でダーンとさらにブレイクするための重要なオフが始まる。実は栄養士さんと半専任として契約したし、来年のアップデートした姿をイメージして、楽しさもあり過酷さもあるオフシーズンに突入した。
2年目のシーズンでの飛躍を目指して、大事なオフシーズンが始まる。