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地上10センチから世界を征する 剛腕の左のアンダースロー  作者: 伊藤ライリー
ニューヨーク・ヤンキース編
134/219

第134話:ヤンキース3年目のシーズンで初登板

開幕第5戦目でようやく橘周の登板がやってきた。リードした9回。


この日の登場曲:Bruno Mars - 24K Magic


初球、2球目ともにライジングカッターを高めに投げて空振り。今年のテーマの1つがこのライジングカッターの精度アップだったのだが、結果は、やや改善した。


ライジングカッターは、地上10cmから投げられ、バッターの手前で20~40cm浮き上がる。まるでブーメランのような軌道だ。ライジングストレートより浮き幅が大きく、球速は15キロ以上遅い。


コントロールや再現性の精度が上がると、今までよりいつでも堂々と使える・・というわけだ。ライジングストレートとのコンストラクト、多くの沈む球種との相乗効果が増していく。


3球目は、140キロの曲がりながら沈むツーシームがボールになった後、ライジングストレートで空振り三振に斬って取った。今シーズンも三振でスタートだ。


その後大きむ沈むシュートでピッチャーゴロとライジングカッターで三振。

1つ目のセーブポイント取得。


高井「ライジングカッター試合でも良かったように見えたけど?」

橘周「そうすね。何とか今までより思い通りにあやつれるようになりま

   したね」

高井「じゃあ今年も60セーブ狙える!」

橘周「それはどうでしょうね。去年は自分もチームも最高の状態でした

   から。2年続くのは神様が許さないかも(笑)」

高井「そうだなあ。まあ記録より内容重視で1試合1試合継続か」

橘周「そうですよ。記録は去年で充分だから、内容で近づけることですね。

   それより、サイヤング賞は今年は壮に譲らないと、仲悪くなりそう

   で(笑)」


4月は8セーブ、5月は2勝9セーブと昨年よりは控えめだが、防御率0点台を続けた。


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