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地上10センチから世界を征する 剛腕の左のアンダースロー  作者: 伊藤ライリー
ニューヨーク・ヤンキース編
113/121

第113話:兄弟でヤンキース2年目 さあ、伝説中の伝説になるシーズンが始まる!

年が明け、橘兄弟のヤンキース2年目シーズンの年。


ヤンキース経営陣は、橘兄弟を要する今年こそワールドチャンピオンを狙えると考え、シーズンオフには戦力補強をあいついで行った。


野手の目玉は2人。

まずは、昨年打率3割超えで22ホームラン、42盗塁を達成したショートの名手オーティス。打力と走力も一流だが、とにかく守備が上手く超絶強肩で、まだ27歳と若い。


次にライトを予定する、強打のチャベス。昨年34本塁打105打点で守備もまずまず。


これでヤンキースは、打力、走力。守備力ともにリーグ屈指の陣容になった。


DHは完全には固定せず、野手の休養含めて時々持ち回る方針なので、橘周が

肩・肘休養日にDHを打つ可能性もある。


ピッチャーも先発と中継ぎが補強された。


キャンプでは、メジャーリーグ2年目の橘壮太郎の表情に余裕があった。オフには体幹強化に取り組み、球種もナックルカーブが加わった。


さらに気晴らしのフリーバッティングでは、大き目のホームランを連発して、

回りを驚かした。橘壮太郎は高校1年でライトで5番のレギュラーを掴んだように、元々193cmの体格を活かしたパワーヒッターであるのだ。


兄弟で外野手出場はあるのか?のインタビューでは「絶対に無いです(笑)俺には不可能です」とピシャリwww。今年は絶対的なエースになり、兄弟ともにタイトルを取り、ワールドチャンピオンになることを目標としていた、


兄の橘周も昨年より落ち着いてキャンプを送っていた。去年はヤンキースの正規クローザーが務まるのか、不安を抱えながらのキャンピインだったが、去年無事乗り越えて余裕が出ている。


身体を充分にケアしながら、浮き上がるストレートを今年も投げ続けられるよう、身体の強度と技術を整えることを重視していた。チーム力がアップしたので、運が良ければ50セーブ、いや55セーブが可能かもしれないし、弟も20勝して、ぶっちぎりでリーグ制覇した上でのワールドチャンピオンが最大目標だ。


ここから本当に伝説中の伝説となるシーズンが開幕する!


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