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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

わたしわあなたにあいたい。

作者:ぷりん
高校三年生の青年は、実の爺ちゃんを殺した。

卒業に近づくと夜毎に、「人に忘れられる」恐怖に襲われるようになっていった青年は、笑い合う同級生に忘れられることが怖くなり、卒業祭というものを企画した。
親友と二人で企画したものだが、卒業祭のその前日。

爺ちゃんは、俺が企画した卒業祭の事でせいで死んだ。

俺は人と話すことすら出来なくなった。
人が怖くなった。自分が言ったことや行った事が尾を引いて、また誰かを傷つけると思った。

覚えてもらう努力を出来ない俺は、ただ、忘れられたくないのだ。

そんな時に、家族で行った花見。
そこで俺はある彼女に出会う。

彼女の横には、保育園児くらいの年頃の子供がいた。

その子に焦らされるように彼女は桜の木に登るが足を滑らせ転落、入院することになる。

俺は救急車を呼んで、同乗した。
その後も俺は、彼女が心配でお見舞いに行くようになる。

一目惚れだった。


彼女に気持ちを伝えようと決めたその日、俺は強く、胸を握った。

俺がどんなに地味で、平凡な人間だろうと、彼女の心に、頭に住みついてやると。

絶対に忘れられたくないと心に決めた。

が、実は彼女は、生まれつき記憶できる量が圧倒的に少なく、新しいものを覚えれば一つ何かを忘れてしまう。

微かに彼女に芽生え始めた、あの青年への気持ちは、彼女の中で残り続けるのか。
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エピソード 101 ~ 108 を表示中
歓迎
2023/03/06 23:00
弁論
2023/03/07 08:00
情けなさ
2023/03/07 23:06
一の日記。
2023/03/08 08:00
準監視
2023/03/08 23:00
渇望
2023/03/09 08:00
歪んだ感覚
2023/03/09 23:00
波乱
2023/03/09 23:55
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エピソード 101 ~ 108 を表示中
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