表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
わたしわあなたにあいたい。  作者: ぷりん
準備
90/108

嫉妬


俺が高嶋を女として見てしまっているということに勘づかれて、嫌な目で見られているのか?


と妄想じみた思考を練ったが直ぐに脳内で却下した。


頭にゴミがついてる、、?

それともどんな文章を書いてるか気になるのか?

それだったら付箋をもう貼ってあるプリントを見ればいいよな。


なんだ、、?



聡明の言葉が再び脳裏に蘇る。


―「え、なに好きなの?」―


違う、そんな事は無い。

好きでは無いし、そんな目で見てるはずもない。


絶対に違う。


俺が高嶋のことなんか。

だって仮に、仮にも俺らは似合わない。

高嶋のどこがいい?と言われても。


まぁそうだ、容姿は人並み以上であるのは確かだし。

勉強も出来る。

笑えば可愛いと言われる部類だし、仕草も可愛らしい。


なんだ、考えれば考えるほど墓穴を掘っているじゃないか。


俺が高嶋に抱くのは、恋愛感情なんかじゃない。

きっとそうだ。


でも、聡明と高嶋が笑いあっている所を見るのはなんとなく嫌だ。


それは何かと言われても分からないけど。

聡明が高嶋を笑わせたと思いたくない。


例えば小学生だとして、高嶋と聡明が一緒に手を繋いで取り組む授業があったら、俺は本気で嫌な気持ちになると思う。


でも高嶋と俺なんて考えられない。

そんなことを永遠と考えていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ