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王立いぶし銀学園へようこそ  作者: ぷいぷい
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1 ガンコ寿司職人

「王立アルトズィルバー学園に栄光あれ!」



きらっきらの超イケメンの生徒会長が右腕を真上に突き上げ壇上から叫ぶ。



壇下から生徒たちが、ジーク・アルトズィルバー!と右腕を突き上げ熱狂的に連呼する。



ぶふぉっ。


ガン◯ムかっ。


今日も盛大に吹き出してしまったトモユキは、ゴホゴホとわざとらしく咳こみごまかす。


「すみません、持病の癪が、、、」




王立アルトズィルバー学園 転生・転移科1年の俺、トモユキは、日本からの異世界転移者だ。



日本では40代のオッサンだったが、異世界転移したときに30歳ほど若返り、15歳になった。さすがは異世界。



異世界からの転生者・転移者は、異能の持ち主であることが多いため国から保護され、成人するまで無償で教育を受けることができる。そしてその後は国で一定期間働いて国に#ご奉仕__・__#するのが決まりである。


持ちつ持たれつってやつだ。


それで俺はこの学園に通っている。


ちなみにアルトズィルバーって、日本にいた頃の外国の言葉で、いぶし銀って意味だったんだよな。

俺の脳内では毎日ガンコ寿司職人姿のギ◯ン様が右腕振り上げてるんだよ。


誰か笑わないでいられる方法を教えてくれ。



これから俺が語るのは、この学園の楽しい日常だ。


興味があったら聞いていってくれ。

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