第5話ひろしの家って実は・・・
とりあえず招き猫さんには、帰ってもらいました。
招き猫さんは、
え〜
って感じだったけど・・・
結局しぶしぶ帰っていきました♪
「ひろし、何にやけてんだよ?キモいって♪」
健太・・・どんな顔しててもぼくはキモいんですね?
よく分かりました。
「んー、なんでもないよ。キモいってヒドイよ!!」
「さっきもキモかったけど、今はもっとキモいな(笑)」
だからなんちゅうこと言うんですか!?
傷つくよ・・・
まぁ
今は、普通に機嫌いいから♪いっか
らんらん♪
スキップ、スキップらんらんらん♪
「何キモい顔してんだよ・・・ひろし・・」
2人連続で言わないでくれるとありがたいんですけど・・・バナナさん?
「キモい顔って2人ともヒドイよ!!」
「悪い、悪い、マジキモかったからさぁ」
「それ、マジ失礼ですから!」
むっかぁ〜〜
ってか、バナナだってぼくのこと言えるような顔してないじゃん!!
「冗談だって!怒んなって!!もともとそんな顔だったよな」
「そうだよ!!」
って・・・・ん!?
「なんでじゃぁぁ嗚呼亜あ亜ぁぁぁぁぁ!!」
はっ!?
みんなびっくりしてる・・・本日2度目でございます♪
しくしくしくしく
(よく泣くな)
おんどれのせいじゃぁぁあ!!
(そんな口聞いていいと思ってんの?)
すいません。
いや、マジすいません。
ちょっと調子に乗りたい年頃で・・・
マジすいません。
なんなら
土下座します。
(分かればよろしい)
あざっす
「ひろし・・・?」
健太が精神病院連れて行こうか??的な感じでこっちを見ていた。
「精神病院は、大丈夫だから」
「あ!そうなん??連れて行こうと思ってたのに・・・つまんね」
そこは、否定しようよ!!
マジにつまんなそうに言うのもやめよ!!
健太って・・・ふぅ・・・
「ひろし、マジ冗談だからすまん。」
バナナが謝ってきた。
うん、まぁ、ぼく人間できてるし!?
許してあげないこともないけどね!?
「別にいいけど」
「あっそ!よかった、じゃ、今日はもうサボるわ!!」
あっそってなんじゃごらーーーー!!!
まぁ
人間できてるからいいけどね!?
「じゃーな、バナナ!!」
「じゃーな」
健太と一緒にバナナに分かれを告げた。(死んだみたいやん)
そして
あっと言う間に学校は、終わりましたぁ♪
いえーい☆
ぼく達は、いつもメンバーで、いつもの帰り道を歩いています。
「てか、みんな酷いよ!!」
大声ですねたように怒鳴っているのは、淳
ぼく達がトイレに引きこもっているのを止めさせるどころか、忘れていたので怒っているのだ。
「だーかーら!!ゴメンって言ってるじゃん♪」
とか何とか言いながら、楽しいそうなのは、健太だ。
「じゃあ、健太がデートしてくれたら良いよ♪」
「ぎょえ!?」
何故か変な声を出した健太・・・
いいじゃん、デートしてやればいいのに
「なんだよぉ・・・その反応は!!」
「何度言ったら分かるんだ?俺は普通の少年なんだよ!!そんな道に行くつもりはない。」
健太って普通だったの?
ぼくは近くに居る男みんな愛人だと思ってたよ?
「健太って普通だったの?」
声に出してみた。
「おい。ふざけんなよ?俺をなんだと思ってやがる」
「え?ピーだと思って・・「ざけんな」
思いっきり健太にどつかれました。
痛いなぁ・・・招き猫さんで慣れてるけど
「健太デートしてくれるのか!?」
「するわけねぇだろ!!」
「ひどい!!トイレがない!!」
引きこもるつもりだったの?
そんな感じのいつもの帰り道でした。
「だだいまー!!」
家に着いて、いつもどうり部屋にランドセルを投げ捨てた。
「ひろし、お帰りー☆」
なぜかハイテンションで俺を迎えたお母さん。
なんかあったのかなぁ??
「ねェ、ねェ、ひろし♪」
「何??お母さん」
何かを聞いてほしそうにしているお母さん。
やれやれ、世話のやける親だ
「どうしたの??機嫌いいけど」
「んっふふ♪実はねェ〜♪今日は、久々にご飯が早く食べれそうなの♪」
・・・・は!?
「それだけ??」
「うん♪」
「あっそう」
ヘンな母親。子供の顔が見たいよ。
「ひろし、気付いてないの??」
「何に??」
「早くにご飯ということは・・・・ふふ♪」
あー
そういうことか
「今日は、姉ちゃんと兄ちゃんが2人とも早く帰って来るの??」
「大正解♪♪」
謎はすべて解けた!!
「ただいま」
「ただいまー♪」
「きゃー!!帰って来たわぁぁぁ!!」
そうこうしている内に兄ちゃんと姉ちゃんが帰って来たようだ。
お母さんが騒ぎすぎと思うかもしれないが、我が家ではこれが普通だ。
「おっかえりー!!」
「ただいま、お母さん♪」
「母さん、飯は?」
「はい、はい♪」
がちゃ
兄ちゃんと姉ちゃんがぼくの居る、リビングに入って来た。
「たっだいまー!!ひろしー♪」
「お帰り。姉ちゃん」
「なんだ、なんだー!?テンション低いぞー!?」
単純に姉ちゃんが高いんだと思うが・・・・
「お前が、高いんだろ?」
「ひっどーい!!お兄ちゃん!!これでも抑えてるよ!?」
それで抑えてんの!?
「あー、兄ちゃんお帰り。」
ぼくは、兄ちゃんに声をかけた。
「ん?あーただいま」
兄ちゃんは、冷蔵庫を開けながらぼくの声に答えた。
ぼくは、実は5人兄弟だ。
上から・・
兄ちゃん、姉ちゃん、ぼく、弟、妹だ。
作者が紹介しろと言っているので、紹介しときます。(余計なこと言うな)
兄ちゃんは、鈴木苓支
高校2年生だ。
クールであまり喋らないけど、たまに天然ボケをかます。
サッカー部のエースでサッカー馬鹿。明けても暮れてもサッカー、サッカーだ。
ルックス良し、頭良し、スポーツ良しの完璧人間だ。
もちろんモテモテだが、付き合ったことはない。女嫌いだから。
姉ちゃんは、鈴木杏里
中学3年生だ。
兄ちゃんとは、正反対でテンション上げ上げ。元気であかるすぎる。
バスケ部の副キャプテンでバスケ馬鹿。明けても暮れても、以下省略
受験生だっていうのに余裕なのは、バスケ推薦が決まっているからである。
姉ちゃんも美人だし、頭も良い、スポーツもそつなくこなしている。
兄ちゃん同様モテモテだが、付き合ったことはない。男嫌いだから。
ちなみに、健太の姉ちゃんと同じクラスである。
そして・・・
「苓兄達帰って来てんの!?」
弟の、鈴木ハルキ
小学3年生だ。
はっきり言うと、見た目も、中身もチャラ男である。
小学生でピアスをつけている。パイポも吸っている。髪は、茶色だ。ちなみに地毛。
バナナの話しでは、将来有望な不良らしい。
女の子をとっかえひっかえしている。この若さで・・・お兄さん悲しいよ!!
でも、モテる。やたらモテる。
顔はものごっつう良いから。そこらへんのアイドルユニットよりよっぽどイケメンだ。
でも、頭は悪い。
「苓兄ちゃん、杏姉ちゃん、おかえりー!!」
妹の鈴木さくら
小学1年生だ。
おとなしい子だけど、友達は多くてクラスでも人気者らしい。
劇団に入っていて、将来は芸能人だと言われている。
キレると手がつけられない。
はっきり言って、顔はがっさ可愛い。運動は、平均よりちょい下ぐらいだ。
勉強は、テストでいつも100点というほどの出来っぷり。
どうせ似てないですよ。
兄弟の誰ともね。けっ
どーせ
出来損ないですよ。
けっ
誰からも期待されてませんよ。
平均人間ですよ。
ひろしがヒガんでいるので強制終了です(笑)
えっと・・・
実は5人兄弟でしたー♪
エヘ☆
じゃすみませんね、はい。
1人、1人の紹介話を書いてく予定なので、詳しくはその時に♪