第4話グレた感あるけど実際あんまグレてないですよ。
キーンコーンカーンコーン♪
あー
チャイム鳴ったねぇ・・・
休み時間みたいだねぇ・・・・ケッ・・・
さっきからぼくのことみんなちらちら見てるし!!見てんじゃねぇよ!!
あ、あ!?
犯すぞ。
ごら
ざっけんじゃねぇぇぇぇぇえぇぇぇ!!!
「ひろしィ!」
「あ!?」
「怖いなおい」
健太とバナナが話しかけてきやがったよ
ケッ
「さっきは、どうした??」
バナナが聞いてきやがった。
「どうもしてないよ?」
とりあえず、できるかぎり笑顔で話す・・・ふふふ、あはは
「ひろし、その顔キモいって・・・」
キモいって・・・健太ひどくない!?
笑顔なんだけどなぁ・・・あはははははははは
「いや、だからキモいって・・・」
「なんでぇ?笑ってるじゃん・・・・・ふふ」
笑ってるのに・・・
糞野郎が
「てか、何があったんだ??」
何があったぁ??はぁ!?
言っても信じないってか頭おかしいと思うだけのくせに
ふざけんなよ?このバナナが!!
世の中誰も信じらんねぇよ!!ケッ
やってられっか!!
酒持ってこーーーーーい!!
「おっけーやで♪」
「あん!?」
不幸の現況のような招き猫・・・さんの声が聞こえやがったような・・・
「ひろし!?あんってなんだ??あんパンでも食いたいのか?」
健太は、不思議そうにしていた。
あんパンは別に食べたくないけど・・・
「なんでもない」
またできる限り笑顔で言う。
「おい!!ひろし、酒持ってきたでぇ♪」
・・・・・・
完璧、招き猫さんやん
「ひろし??コジキのヤクザみたいになっとうで??」
コジキでヤクザってどんなんだよ
「とりあえず、酒飲め♪」
「何言ってんですか!?ここは、学校ですよ!?しかもみんなには、招き猫さんの姿が見えてないんですよ!?」
できるかぎり小声で話す学習能力のあるぼく。
「だから?」
だからじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
「酒」
いやいや
ぼくは、招き猫さんを人の居ない所に連れて行った。
「なんやねん!?ひろしこないなとこに連れて来て!!」
「あのですね」
「ま、まさか!告白か!?」
「いや」
「そうか!告白か、ひろしの気持ちは分かった」
「いや」
「分かっとう、分かっとうから!!何も言うな・・・」
「おーい」
「何も言うな言うてるやろ!!」
「・・・」
「よし!ひろしの気持ちは分かった。けどな、わいらは男どうしや!!ひろしがどんなにわいを好きでもな、超えたらあかん一線ってあるやろ!?ひろしの気持ちが悪いんじゃないで!?ひろしのキモい気持ちが悪いんじゃないからな!?分かっとう、分かっとうからな!?
気まずくとかならへんから心配せんでええねんで!?キモイ気持ちをありがとう!!」
うっわ〜・・・
突っ込みどころ多!!
「あのー」
「わかじゃっる!!」
「わかじゃっるってなんですか??」
「新種の言葉や」
噛んだんですね。はい、はい
「ぼく告白するために連れて来たんじゃないんですけど」
「何イイィィィィィィ!?」
男は、黙って!!
じゃなくて・・・
その驚き様がなにだよ
「じゃあ、なんのために??」
「心底不思議そうに言わないで下さい。」
まったく
「なんで学校来てるんですか??」
ぼくは
かなぁぁぁぁアアぁり当然の疑問を言ったのですが
「なんでって、楽しそうやなぁって思ったから♪」
「はぁ!?」
ムカついた。
腹たった。
「学校に来て暴走されたらぼく困るんですよ。」
「知っとう♪」
「空気ヘンになるんですよ。」
「知っとう♪」
「みんな心配して、親切にしてくれたりするんですよ。」
「知っと・・知らんわぁぁあ!!」
びっくりするなぁ
「親切ってバリええことやん!?」
そうですね
「なんでそんなんがひろしに!?」
頭大丈夫みたいこと思ったり、同情してるからでしょ
「ひろしにええことが起きるなんて世界は、終わりやアアぁぁぁぁ!!」
そこまで?
「作者!!なにやっとんねん!?ひろしにええこと起こったらあかんやろ!?」
(いいこと起こってないじゃん)
「おおそうやったな!!」
(解決やろ?)
「うん♪」
解決早いなぁ
作者は、ぼくにいい思いをさせる気はさらさらないようだ
ひっどいなぁ
「まぁ、まぁいつものことやん♪」
「そうですね・・・って心読みました!?」
エスパー!?
「何ゆうてんねん(笑)口に出しとったで!?」
「マジですか!?」
「マジマジ」
おうのう!!
無意識の内に口に出してしまうなんて・・・老化現象!?
しょっきんぐー
ってこんなことするキャラだっけ!?
ぼくって・・・
「まぁそういうわけやから」
なにが!?
そういうわけってどういうわけ??
ほわい!?
ほわっつ!?
ぼくなんにもワカリマセン
「ひろしってさぁ〜、ヘンやな。」
「今さらですか??」
「自覚あったん!?」
一応
「ようするに、楽しそうだから学校来たわけですか?」
「うん♪」
「酒とか言ってたのは?」
「楽しい♪」
「告白とかは?」
「ネタ♪」
「ネタ考えたのは?」
「今さっき♪」
「キモい気持ちっていうのは?」
「ひろし♪」
「ひどいですね」
「いつも♪」
納得のいく答えをどうもありがとうございます。
しくしくしく
泣いてるんじゃないやい!!
目から汗が出てるんだい!!
「あ!!」
「どうしたんですか??」
招き猫さんが肝心なことを忘れていたような声を出しました。
「どっちがヤバイ??」
・・・・朝の話しに戻ってるやんけぇぇ!!!
どもです♪
結局招き猫さんは、朝の答えが心底ほしかっただけ
ですねェ!!
まぁ、ひろしやからええやぁ♪♪
ひろしに良い思いさせるかは、ワカリマセン
って感じですので☆