第19話恐怖の日曜日!?《後編》
「おぉぉおお!!杏里さんか!?杏里さんなのか!?」
見苦しい始まりですいません。
誰の言葉かは、お分かりですよね?
糞ナルです。
あーうるさ・・・
「なんか靴いっぱいあるけど・・・誰か来てるの?」
完璧姉ちゃんの声ですね。
「あ、あ、あ、あ、杏里さんの声だぁぁぁぁぁあ!!」
五月蠅い。
「五月蠅い」
兄ちゃんの言うとおり、ってか一言ですか!?
「人ん家でぎゃーぎゃー騒ぐな!!って感じだよねぇ♪」
何気怒ってない!?さくら・・・
ガチャ
あぁ・・・入ってきてしまった・・・
「たっだいまー♪」
ぼくの気持ちとは、裏腹に明るい声の姉ちゃん・・・はぁ・・・
「おっかえり♪」
お母さんもやたら明るいし・・・
「飯」
いやいや、第1声それですか!?
兄ちゃんお腹すきすぎでしょ?
「はいはい♪」
素直に応答!?
「疲れた・・・仕事やっと終わって帰って来たのに・・・なんなの?でかい声でさぁ・・・うっとぉしい。」
めっちゃキレテルよ・・・
「さくら♪変な子だからしょうがないでしょ♪」
はっきり!?
「まぁ・・そーだけどさぁ」
納得!?
「おじゃまでぇす♪」
みんななんかテンション上がってない!?
「きゃー♪健ちゃん、淳、久しぶりー!!」
お母さんと同じような反応じゃない!?
そんなに嬉しいことなの!?
「「お久しぶりです!!」」
2人は元気にお返事してるし・・・
糞ナルは2人をすっごい顔で睨んでるし・・・
「バナナっちも久しぶりー♪」
「ども!」
今度はバナナを睨んでるし・・・
「コナン君♪久しぶりー♪相変わらず頭良さそうだね♪」
「お久しぶりです!!そんなことないですよ?」
コナン君を睨んでるし・・・
「歩夢君もお久ー♪また背伸びたんじゃない!?」
「どうも・・・計ってないから分かんないっす」
番を睨んでるし・・・
「悠君もめっちゃ久しぶりー♪副会長になったんだって!?」
「お久しぶりです。はい!一応・・・」
悠馬を睨んでるし・・・
「旭っちー♪久しぶりー♪」
「どぉもっす♪」
旭を睨んでるし・・・
「そこの子は・・・・・えっと・・・初めまして?」
糞ナルを見て姉ちゃんがそんなことを言いました。
かなりショックを受けている様子の糞ナル。
ざまぁみろ。
ハルキがひそかに笑っている。
・・・ってか大爆笑?
「・・・ひろし君!!なんとか言ってくれたまえ!!」
嫌です。
「ヤダ」
「なんてことを!!僕のためじゃないか!!」
知るか
「なんでぼくが?お前のためとか知らねぇよ。」
「ぬわんてことをぉ!!」
だから知らないって
「自分でなんとか言えよ。」
はぁ・・・ウザイ
「・・・しょうがないな・・・」
しょうがないとか言われたくねぇよ。
「あ、あ、杏里さん?僕のこと覚えておらっしょいましょんでしゅか?」
噛みすぎ
しゅか?ってなんだよ
健太と旭とハルキ笑いすぎ。
「えっと・・・噛みすぎじゃない!?」
突っ込まれてるし・・・
糞ナル顔真っ赤になってるし
ご愁傷様・・・(ポクポクチーン)
「しゅみましぇん・・・」
また噛んでるし・・・
んで、笑いすぎだって・・・いいけど
「また噛んでるし(笑)」
あーあ・・・姉ちゃんも笑い出したよ(笑)
「えっとぉ・・・僕・・・1度会ったこと・・・あるんですけど?」
「えぇ!?うっそぉ!?全然まったく記憶にない!!」
ヒドイよ!?
糞ナルだからいいけどさ
めっちゃ×100ショック受けてるじゃん
んで、笑いすぎだよ!?みんな・・・
「そ・・・です・・・・か・・・」
この世の終わりみたいな顔してるよ・・・
「えっと・・・ゴメンね?」
「イエ・・・」
廃人みたいな顔してる・・・
みんな笑いすぎね!?
「はいはーい♪おやつですよー♪」
糞ナルで遊んでたので、気がつかなかったけど・・・もう3時でした・・・
「ありがとうございます。」
「わざわざすみません。」
コナン君と悠馬だけだよ・・・そんな風にお礼言ってくれるのは・・・・
なんていい人達なんだ・・・
ほかの奴は、イエーイ♪とか、おっやつー♪とか、杏里さんがぁぁ!!とか言ってるだけなのに・・・
「おぉ!!うまそうですね♪」
「亜沙羽さんが作ったんすか!?このケーキ♪」
健太と旭がそんなことを言ってます。
それ、作ったの・・・ぼくなんだけど?
「あらぁ♪私じゃないわよ♪」
「そーそー、母さんの作った料理食ったら死ぬって♪」
「ハルキ♪後で覚えといてね♪」
お母さんの後ろからドス黒いオーラが・・・
「え!?じゃあ、誰ですか?」
ぼくですけど・・・
「あ!!分かった!!杏里さんだよ♪」
淳・・・ぼくだよ?
「杏姉の料理・・・おぇ・・・」
ハルキ・・・気持ち分かるぞ・・・
「ひどくない!?」
でもヤバイでしょ?姉ちゃんの料理・・・・うっぷ・・・
「じゃあ、誰が?」
「ひろしよ♪」
「・・・・・えぇ!!??」
全員声揃えて!?
そんなに驚くこと!?
「ひろしに得意なことがあるなんて・・・・」
「世界は終わりだぁぁ!!」
「ありえない!!」
「嘘だと言ってくれぇ!!」
ヒドイよ!?
そんなにぼくに特技があるのが変なの!?
「ひろし・・・僕等はそんなこと言わないからな?」
「うんうん」
「ありがとう・・・コナン君!悠馬!」
2人とも毎回のことながらなんていい奴なんだ!!
「ひろしは、パリのコンクールで優勝するほど料理上手なのよ♪」
「えぇ!?」
そんなに驚かないでよ・・・・
「人間なにかしら特技があるもんだな!!」
「ひろしでもな!!」
「ゴミクズがゴミに昇格したな♪」
おい!!
ヒドスギルョ?
「君達!!今日の目的を忘れたらいけないんじゃありませんことですか?」
弱気になったな!?
糞ナル・・・多分、姉ちゃんに忘れられてたからだろうなぁ
「もう、フラれてるだろ♪大丈夫だ同情だけはしてやるよ♪」
健太がとどめをさしました。
Sだな・・・
糞ナルはなんか魂抜けてます。
(ナルの恋は終わった。てゆーか始まってもいなかった♪ひろしの意外な特技があきらかにそれだけでこの話はいいんだよ♪ナルはかませ犬だよ♪)
なんで最後作者が閉めるの!?
ひろしに特技があるとは!!
世界は終わりだぁぁあ!!
まぁどーでもいいとして・・・
とにかく言われたい放題だな♪ひろし♪
もっと言ってもよかったけどね♪
とにかく終わってよかった♪よかった♪