表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/51

第15話恋する女は・・・《後編》

すいまめーん!!

いきなりすみません。

ひろしでござるます。

自分でも訳がワカリマセン

えっと・・・・今、藤崎さんが前にいます・・・

気まずいんですけど・・・

糞ナルが居るから・・・


「えっとさ・・なんで鳴海君が居るの?」

藤崎さんめっちゃ嫌そうやん(関西弁!?)

「ぼくにもよく分かんない」

ほんとに分からない。

なんで

居るんだ!?

「はっはっは!!協力してあげようと思ってね!!はっはっは!!この僕がじきじきに協力してあげるんだから、感謝したまえ!!はっはっは」

うわぁ〜・・・うぜぇ

藤崎さんも同じことを思ったのか顔をしかめている。

「あのさ、鳴海君の協力はいらないから」

顔色1つ変えず藤崎さんが言った。

怖いんですけど・・・

「な、なんですと!?」

そんなに驚くことなの!?

「何も糞もないし。鳴海君のことキライなんだよねー。」

・・・なんか可哀想に思えてきた。

藤崎さんってはっきりした性格してるんだなー

「はっはっはっは・・・照れなくても・・・いいんじゃないですかい?」

弱気だな!!

さっきまでの勢いはどこにいったの!?

糞ナルは女の子にキツクされるとダメだからねぇ・・・うんうん

「・・・・まぁ邪魔しないでよ?」

「はい!!承知しました!!」

完璧服従してるじゃん

「で、鈴木君!!」

「はい!?」

なんでしょう?

勢いが若干怖いんですが・・・

「どうすればいいの!?」

そっから!?

そっからですか!?

てか、直球ですね

「うーん・・・告ればいいんじゃないの?」

それで振られれば円満解決でしょ?(円満ではないやろ?)

まぁいいと思う。(女の子のことになると適当やな)

なんかめんどくさい(ひろしが言うな!!)

何それ!?

「それが出来れば苦労しないんだけど・・・?」

困り顔で笑われても困るんですけど・・・

「だって、告るしかないんじゃない?」

「うーん・・・でもぉ・・・」

でもぉ・・・って言われても・・・

「じゃぁ、こういうのはどうだろ「鳴海君は黙ってて。」

糞ナルは黙りました。

なんて素直なんだ

「じゃあ・・・告白したら成功すると思う?」

しないと思う。

はっきり言ったら怒るかな?

やっぱり・・・

だって、健太そぉいうの興味ないしなぁ・・・野球馬鹿だし・・・・

なんていうか・・・なんていうかだよ

「鈴木君?」

不安そうにぼくの方を見ている。

うーん・・・

はっきり言うべきですか?

ぼくはドウスレバイインデスカ?

「鈴木君!!」

「はい!!」

びっくりしたぁ〜・・・

「はっきり言って!!私は兵器だから!!」

平気の漢字違うし!!

逆に言いにくくなったよ!!

「そぉだよ!!はっきり言ってあげ「鳴海君黙れ!!」

言葉がキツクなったね。

なんか糞ナル・・・藤崎さんに口にガムテープ張られてるよ・・・

あー・・・べりって1回剥がされた!!

口真っ赤だ

藤崎さんはすかさずまた張る!!そして・・・剥がしたぁ!!いい音がしましたぁ!!

糞ナルの口は炎症寸前!!

おっと!!藤崎さん飽きたのか?

止めたぁ!!

「で!!どうなの!?鈴木君!!」

「え?イヤ・・・その「はっきりして!!」

はっきりしたら切れるでしょ?

女の子に切れられるの嫌なんだよねぇ・・・・怖さを知ってるから・・・家で・・・

「はっきりしろ。」

はぁ・・・マジですか?

どうすればいいの?作者!!(はっきり言ってあげ!!それが優しさや!!)

じゃぁ・・・言おう!!

いい加減めんどくさいし・・・・


「振られると思う」


(うっわぁ〜、はっきり言ったぁ)

え!?

言えって言ったじゃん!!(なんのこと?どうなっても知らんから♪)

おいおい!!


「・・・・・・」

藤崎さん黙ってるし・・・

え!?

なんか後ろから邪悪な感じなようなオーラが出てきたんですが!?

ちょっとちょっと!!


「ざけんな・・・・」

え!?

あのぉ・・・

「ざけんなよ・・・振られる?・・・よくそんな顔で私にそんなこと言えたもんよね?私と付き合いたいって言う男は結構居るのよ?・・・今日だって・・・今日だって・・・ラブレター貰ったんだから!!下駄箱に入ってたし!!体育館裏でだって!!」

シュチエーション古いよ!!

昭和じゃん!!

それとさ・・・そんな顔って・・・ひどくない?

リアルに落ち込むんですけど・・・・

「いいわ!!じゃあ、勝負しましょうか!?私が笹川と付き合えたら私の勝ち!!もし私が振られたら、あなたを殺して笹川を殺して私も死ぬわ!!」

えぇ!?

ちょっと!!冗談だよね!?

ウソだよね!?

ウソだと言って!!

藤崎さん早まらないで!!

ってかぼくを殺さないで!?

せめてぼくだけでも!!

出来ればでいいから、健太も殺さないでやって!?

もう自分だけで死んで!?

ってか、健太呼び捨て!?

「あのさ・・・自分だけで死んで?」

・・・・なんか・・・ぼくすごいこと言っちゃった?

藤崎さんすっごい形相してるんですけど!?


「ざっけんじゃないわよ!!!!!!あなた何様のつもり!?」

じゃあ、あんたは何様なんだよ

「私を何だと思ってるのよ!?」

藤崎未来だと思ってる

「笹川と鈴木!!ついでに山田と及川も殺してやるわ!!」

・・・・逆に殺されると思うよ?

バナナに

「もう!!みんな殺してやるんだから!!私の恋を実らせない奴なんか死ねばいいのよ!!」

じゃあ、世界中の人みんな殺さないといけないね。

「なんとか言いなさいよ!!しゃべったら殺すけどね!!」

どっち!?

ってか、糞ナル避難してるし!!

1人だけ逃げるなよ!!

昔惚れてた女だろ!!

なんとかしやがれ!!

「聞いてんのかぁ!?鈴木!!」

聞いてねぇよ。


「はぁ!?あんた誰だよ?誰に向かってそんな口聞いてんの?」


?

今のぼくじゃないんですけど・・・

ってか、この声は・・・・


「鈴木の弟!?」


ハルキじゃん・・・グットタイミング!!

「はぁ!?俺の質問に答えろよ。あんた誰?誰にそんな口聞いてんの?」

異常なハルキの迫力に押されてる藤崎

そりゃ怖いよな。一応女の子だし

ハルキは学校でもかなり目立ってるからねぇ

「・・・・藤崎未来・・・・鈴木ひろしに・・・・」

さっきの勢いはどこえやら・・・

小声になりながら答える藤崎

「ひろ兄に?なんかあったのひろ兄?」

ぼくに向き直ってハルキが不思議そうにしている。

「なんか、健太のことが好きって言ってて、協力してくれって言われたんだけど・・・ぼくが本当のこと言ったら切れて、あやうく殺されそうになった。」

「ふーん、どんなこと言われた訳?」

「うーんと・・・かくかくしかじか」

藤崎に言われたことを全部話した。

「ふーん・・・この女超自己中じゃん♪マジで殺してやろうか?」

笑いながら言われた藤崎は、めっちゃ怯えてる

「俺さぁ・・・自己中な女大きっらいなんだよねー・・・なんかマジ消えてほしいって言うかさー♪その気持ち悪い性格と顔治してから人前でれば?それとも何?自分がマジで顔良いとか思ってるわけ?笑わせんなよ?馬鹿な男落としていい気になってんじゃねぇよ(笑)マジうけるんだけどー♪ってかさ、オマエのことが好きな男ってさー、超不細工じゃね!?可哀想にそんな男しか寄ってこないんだなー♪同情するよー♪鏡見てから人に物言え。」

うっわぁー・・・

久々だなぁ・・・・ハルキのマシンガントーク・・・

可哀想に・・・泣いてるじゃん

まぁいいけど。当然の報い?


「ハルキくぅーん♪何やってるのぉ?」

「早くこっち来てよー♪」

「なぁにー?その人ォー?」


甘えた様な気持ち悪い声が聞こえてきた。

多分ってか、絶対ハルキのことが好きな女の子達だろーなー

ここに居る子達だけで・・・6人居るよ・・・


「わりィー・・・向こう行っててくんない?ってか着いてくんなって言ったじゃん」

めんどくさそぉだなー・・・・

「えぇー♪ひっどーい、ハルキくぅん♪」

「五月蠅いって」

「はぁーい♪」

軽そうな子達だなぁ・・・

「てかさぁー、なんなのぉ?この女・・・見たところ5年か6年だと思うけどぉ・・・」

不機嫌な声を上げながら、まだ目に涙を溜めている藤崎をすごい顔で睨んでいる。

女って怖いなぁ・・・

「5年だよ。こっちの男は俺の兄貴」

「えぇー!?ハルキ君のお兄さん!?はじめましてぇ♪ハルキ君のぉ友達でぇす♪」

「抜け駆けしないでよ!!初めましてぇ♪ハルキ君には仲良くしてもらってまぁす♪」

はぁ・・・

何この子達・・・・疲れるなぁ・・・

「友達じゃねぇし、仲良くもしてねぇよ。」

「ひっどーい♪」

あぁ・・・気持ち悪い・・・


「ってかさー、ひろ兄もう帰ろうぜ。5時だぞ?今」

もうそんな時間!?

「そだね。帰ろうか!!」

この場に居るの嫌だしね・・・


「えぇー!!ハルキくぅん♪」


ぎゃーぎゃー騒ぐ女の子達と藤崎をほってぼくとハルキは学校を後にした。


なんかもう・・・あれだね・・・


恋する女って・・・怖いね・・・

やっと終わったぁ!!

長くなったなぁ・・・後編!!

ハルキが解決しましたねぇ・・・・

なんかもう、健太とのからみめんどいわぁって感じで結局こんなオチになりました(笑)

まぁいっか♪

おっけーおっけー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ