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第14話恋する女は・・・《前編》

困ってます。

突然すいません。

けど・・・

とっても困ってます。

今、教室の前なんですけど・・・・もう、2時間目が始まってることが判明・・・

どぉしよ・・・

ただでさえ藤崎さんのことで悩んでるのにィ!!

追い討ちかけるのか!!(かけるよ♪もちろん)


うーん・・・

しょうがない・・・・

入ろう・・・

ぼくは意を決して教室のドアを


がら


開いた。


「鈴木ー!!何やってたんだ!?遅刻だぞ」

「はい。すみません・・・」

「何やってたんだ!?」

答えられるわけないでしょ!?

体育倉庫で藤崎さんと密会してましたぁ♪なんてさ!!

ぼくの気持ち読んでよ!!

のぶっち!!

「・・・なんか、すっごい顔してるな・・・鈴木・・・もういいから・・・席に着け!!学力がそれ以上下がる方が困るからな!!」

「はーい」

助かったぁ♪

けど・・・それ以上下がるって・・・ヒドイんですけど?

先生でしょ!?

まぁ、のぶっちに常識求める方が間違ってるかなぁ



キーンコーンカーンカーン♪



「ひろしー!?何やってたんだ?」

「急にいなくなるからビビッたぞ!!探す気はなかったけどな♪」

チャイムが鳴ると同時に健太と淳がそんなことを言ってきた。

探す気なかったんかい!!

いつものことですけどね?

はぁ

「ちょっと、いろいろあってね・・・・」

なんか、

めちゃくちゃ疲れた・・・

女の子ってめんどくさいなぁ

ってか、なんでぼくに相談!?


「てかさ・・・淳に相談があるんだけど・・・」

淳に言ったらおもしろいことになりそうだなぁって思って言ってみる。

「別にいいけど?」

「ほんと!?ありがと♪」

淳がなんか快く??引き受けてくれたので、助かった。

「なんだよ!!俺はのけ者か!?ひろしのくせに」

健太が不機嫌そうだ・・・

だって・・・しょうがないじゃん?

ていうか、ひろしのくせにってヒドクない!?

「ゴメン・・・でも、今はちょっと・・」

うーん・・・

健太に知られると困るんだよぉ

「ふーん・・・分かった」

ほッ

なんとかおっけー♪




〜階段〜



なぜか階段で淳に相談する的な感じになりました。


「で!?相談ってなに?」

結構興味はあるらしく、以外と真剣に聞いてくれるようだ。

良かった良かった

「それがさー・・・3組の藤崎未来って知ってる??」

「藤崎?うん、知ってる!!あんま話したことないけど」

「その藤崎さんが・・・健太のこと好きなんだって!!」

「えぇ!?うそだろ!?」

かなり驚いてる。

ある意味健太に失礼じゃないか?

「それが・・・めちゃくちゃ本当なんだ!!」

「・・・・俺の健太に・・・・」

なんかブツブツ言ってる!!

殺してやるとか聞こえるんですけど!?


「ほーう・・・藤崎未来が健太君のことが好きだったとはね・・・なかなかやるじゃないか・・健太君も!」

なんか糞ナルが居ます。

立ち聞きですか?

趣味悪いですよ?

「ナルぅ〜・・・俺の健太が・・・・」

「まぁ、いいじゃないか!!そんなことわ!!はっはっは」

「いいわけないないだろ!!」

ないが1個多いって!!

それと・・・ナル・・・

黙れよ。


「ひろし君!!そんな情報どこで手に入れたんだね!?」

「藤崎さんから直接」

近寄るな。

「じゃ、朝居なかったのって藤崎と居たから?」

はい。

そのとうりです。淳

「藤崎、ひろしに協力頼んだのか!?完璧な人選ミスだぁ!!まぁ・・・あんな奴・・・俺の健太に手を出す奴なんて・・・どうなったって・・・」

怖いって!!

どんだけ怒ってんの!?

「それは、置いといて・・・問題は藤崎未来だね!!藤崎未来っていったら、大人っぽくって・・・主に下級生に大人気!!隠れた人気女子だよ。その藤崎未来が!!僕じゃなく、健太君が好きだって言うんだから・・・まぁ僕は、杏里さん一筋だからいいけどね!?別に、健太君が羨ましいとかあるわけないけどね!?

フッ・・・」

うん。

羨ましかったんだな

悔しいんだな

なんか、昔オマエ藤崎さんに告った過去があるらしいし<藤崎さんから聞いた>

てか、その情報なんだよ

「で、どうすんの?協力とかしたら怒るよ?」

淳、キレすぎだろ!?

「どうするって言ったって・・・・まぁ、適当にやり過ごすよ」

なんとかなるでしょ?

「ふーん・・・じゃぁ、頑張って藤崎の野郎が二度と健太に近づかないようにしてくれよ?」

えぇ!?

じゃぁ、自分でやればいいんじゃ・・・

「えっと・・・淳・・・自分でやれば・・・?」

「なんで俺がそんな糞女と話さないといけないんだよ!?」

えぇ・・・・

なんていうか・・ノリで?

おもしろいかなぁって

「自分でやればよくない!?」

「なんで?俺そんなことしたら殺しちゃうよ?」

やめなさい。

犯罪じゃん。

「だから・・・しっかり頼むよ?下手なことしたら・・・・」

・・・ぼく

友達間違えた・・・・?

めちゃ怖いこと言われてるんですけど?

「うん・・・?まぁ・・・でも・・・ちょっとぐらいさ?」

「何がちょっとぐらいだ!!健太に指1本でも触れさせてみろ、許さないから!!」

うっわぁ〜・・・

ぼく淳の恋応援してるけどね?

でもね・・・





「じゃぁ、ひろし?頼んだよ?」




「はい。」


オーラが怖すぎて、こう言うしかないんですけど・・・

選択の余地が・・・ねぇ?

タイトル恋する・・・とか書いてるのに

藤崎さん出てなーーい♪

まぁいっか♪

次はちゃーんと出るんで!!

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